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【The Sandboxの完全攻略ガイド】不動産ゲームでお金を稼ごう!

ハウツー系記事 解説系記事

2021年、Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更するなど、メタバースと呼ばれる仮想空間が大きな注目を集めました。

そのなかでも、特にThe Sandbox(ザ・サンドボックス)からは目が離せません。

The Sandboxは、メタバース上で遊ぶNFTゲームです。自分のアバターを操作したり、自作のゲームをプレイしたりして遊べます。

また、The Sandbox上の土地は「LAND」と呼ばれ、大手企業や投資家がLANDを保有するなど、不動産投資先としての注目度も高いプロジェクトです。

そこで本記事では、The Sandboxの基本情報や具体的な稼ぎ方について解説します。

The Sandboxの始め方や実際に稼げるのか気になっている方は、ぜひ最後までご覧ください。

なお、The Sandboxを始めるには、暗号資産取引所の口座を開設し、暗号資産(仮想通貨)SANDを購入する必要があります。国内で暗号資産SANDを購入できるのは、Coincheckのみです。(2022年7月時点)

まだCoincheckの口座を開設していない方は「日本国内の暗号資産取引所の口座開設方法から、トラベルルール、税制までを一気に解説。」を参考に、口座開設の手続きを済ませておきましょう。

The Sandboxとは?

以下の表は、The Sandboxの概要についてまとめたものです。

ゲーム名 The Sandbox(ザ・サンドボックス)
ブロックチェーン イーサリアム
ゲーム内通貨 SAND(サンド)
公式サイト The Sandbox公式サイト
Twitter The Sandbox公式Twitter
Discord The Sandbox公式Discord
リリース日 2012年5月15日
開発元 Pixowl

The Sandboxとは、イーサリアムチェーンを基盤に作られたNFTゲームです。

ユーザーは、メタバース上の土地「LAND」で交流を楽しんだり、オリジナルゲームを作成したり、ゲーム内で使用できるキャラクターの作成を行ったりできます。

2022年後半には、LAND上で大規模なバーチャルコンサートの開催、モバイル版のリリース
、1,000タイトル以上のゲームができるアップデートも実施予定とのことです。そのため、今後さらにThe Sandboxが注目されることが予想されます。

また、LANDは不動産投資として期待度が高まっており、不動産投資でマネタイズすることも可能です。

The Sandboxを始める前に知っておくべきこと

The Sandboxを始める前に、知っておくべき3つのことを解説します。

  • ゲーム内の土地「LAND」
  • ゲーム内の独自通貨「SAND」
  • Minecraftとはどう違うのか?

ゲーム内の土地「LAND」

LANDとは、The Sandbox内の土地を表しています。

LANDの発行数は166,464区画と上限が定められているため、現実世界での土地のような希少性が生まれ、1区画あたり数十万円から取引されています。

LANDを所有しているユーザーは、以下に示すようなことが可能です。

  • 新機能リリース時に優先参加できる可能性がある
  • イベントやゲームの開催
  • 不動産のように貸出・売却して収益を獲得
  • The Sandboxのガバナンストークン獲得

LANDは、The Sandbox上の自分の土地なので、自由にカスタマイズしてゲームを楽しめます。メタバース上のイベントを開催することで、他のユーザーと繋がることも可能です。

また、不動産としての価値を持つので、土地を売却したりイベント会場として貸し出し、収益を得ることもできます。

それだけではなく、LAND自体がThe Sandboxのガバナンストークンになるので、運営に携わり、The Sandboxの方向性を決めることも可能です。

ゲーム内の独自通貨「SAND」

The Sandboxは、ゲーム内の独自通貨「SAND」を発行しています。

暗号資産SANDには、以下のような用途があります。

  • ゲーム内NFTの購入
  • ステーキング
  • ガバナンストークン

The Sandboxには、ボクセルアートで作られたアバターやアイテムなどのNFTが存在します。SANDは、これらNFTを購入する際の決済通貨として使用可能です。

また、SANDを使ってステーキングを行うこともできます。ステーキングとは、保有する暗号資産を預けて金利収入を得るシステムのことです。

SANDを保有し、ステーキングすることで、さらにSANDを増やすことが可能です。

その他にも、SANDはガバナンストークンとしての役割があり、SANDの保有量に応じて投票権が与えられます。

Minecraftとはどう違うのか?

The SandboxはMinecraft(マインクラフト)と似たゲームですが、いくつか異なる点があります。

The SandboxとMinecraftの違いは、以下の3点です。

  1. お金を稼ぐことができるかどうか
  2. ゲーム内のアイテムがNFT化されているかどうか
  3. スマホでプレイできるかどうか

なんといっても一番の大きな違いは、実際にお金を稼げるかどうかです。

Minecraftにもワールドやスキンを作って稼ぐユーザーはいますが、多くの人にとっては敷居が高く現実的ではありません。

一方、The SandboxではNFTを活用しているため、自分で作成したアイテムを売却したり、LANDを貸出・売却することでお金が稼げます。

The Sandbox内のアイテムや土地はNFT化されており、この点もMinecraftとの大きな違いです。

ただし、Minecraftならパソコン・スマホのどちらでも楽しめますが、The Sandboxはパソコンだけでしかプレイできません。(2022年7月時点)

直近のLANDの価格推移

直近のLANDの価格推移について、以下の項目ごとに見ていきます。

  • 直近の最低購入金額
  • 直近の平均購入価格

直近の最低購入金額

2022年7月時点の、LANDの最低購入金額は2.16ETHです。日本円にすると、約35万4,000円です。

ガス代などの手数料を考慮すると、約36万円ほどで購入できます。

直近の最低購入金額は、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで確認できます。「floor price」に表示されている金額が底値です。

なお、ここでいう最低購入金額とは「購入できる金額」のことを指します。

直近の平均購入価格

2022年6月〜7月の平均購入価格は、約2,400ドル、日本円にして33万6,000円です。

2021年10月までは4,000ドル未満でしたが、メタバースブームの到来により、2021年11月以降、急激に価格が高騰しました。とくに2021年11月と2022年1月は。16,000ドルを上回っています。

LANDの価格が上昇したのは、以下の要因が考えられます。

  • Facebookが社名を「Meta(メタ)」に変更
  • プレスリリースとしてα版をリリース
  • 大手企業がLANDを購入

その後、価格は落ち着き、2022年4月にはピーク前の2021年10月頃の水準に戻っています。

LANDの平均購入価格は大きく変動しており、今後も様々な要因を受け価格が変動することが予想されます。

なお、LAND平均価格の推移は、NonFungibleで確認可能です。

直近のSANDの価格推移

直近のSANDの価格推移について、以下の画像のとおりです。

2022年4月中旬〜7月中旬の3ヶ月間で見ると、380円台から180円台へと変化しています。

2022年5月頃から、暗号資産市場全体が冷え込み、それに影響を受ける形でSANDの価格も下降気味です。

ただ、暗号資産は冬の時代とバブル期のような波が交互にきています。これまでのように暗号資産市場の期待が高まれば、SANDの価格が値上がりする可能性も十分考えられます。

The Sandboxの始め方

The Sandboxの始め方は、以下の3ステップです。

  1. ウォレットをインストールする
  2. 公式サイトにアクセスする
  3. ウォレットを接続してアカウント作成

なお、The Sandboxを始めるにあたって、暗号資産SANDが必要です。国内暗号資産取引所でSANDを購入できるのは、Coincheckのみです。

口座開設がまだの方は「日本国内の暗号資産取引所の口座開設方法から、トラベルルール、税制までを一気に解説。」を参考に口座を開設し、この後のステップに進んでください。

ウォレットをインストールする

The Sandboxを始めるには、ウォレットを準備する必要があります。ウォレットとは、暗号資産を管理する財布のようなものです。

The Sandboxでは、以下のウォレットに対応しています。

  • MetaMask
  • Bitski
  • Coinbase Wallet

おすすめのウォレットは、日本語にも対応し使いやすいMetaMaskです。MetaMaskの導入方法については「初心者でもMetaMaskが使えるようになる。設定から送金方法までわかりやすく解説。」を参考にしてください。

公式サイトにアクセスする

ウォレットのインストールが済んだら、公式サイトにアクセスしましょう。

まれに詐欺サイトも存在するので、公式サイトのURL「https://www.sandbox.game/jp/」であることを確認してください。

ウォレットを接続してアカウント作成

公式サイトにアクセスしたら、画面右上の「Sign in」をクリックします。

以下のような、ウォレットを選択する画面が表示されるのでMetaMaskを選択します。MetaMaskのパスワードを入力し、ロックを解除してください。

続いて、メールアドレスとニックネーム、パスワードを設定すればThe Sandboxアカウントの作成は完了です。

ゲーム内の土地「LAND」の買い方

ここではゲーム内の土地「LAND」の買い方について、以下の2通りに分けて解説します。

  1. Coincheck NFT(β版)で購入する場合
  2. OpenSeaで購入する場合

Coincheck NFT(β版)で購入する場合

まずは、Coincheck NFT(β版)で購入する場合について解説します。

はじめに、Coincheckにログインします。サイドバーに表示されている「Coincheck NFT(β版)」をクリックしてください。

以下のような画面になるので「タイトル」の項目から「The Sandbox」を選択します。

取引されているLANDが表示されるので、購入したいLANDを決めましょう。

なお、作品の画像に「SOLD」と表示されているLANDは、すでに売り切れています。「出品中」と表示されているLANDのみ購入可能です。

購入するLANDを選択したら、以下のような画面が表示されます。

購入金額は、出品者が受け取りに設定した暗号資産の銘柄が表示されています。今回の場合、ビットコイン以外での購入はできません。

LANDの詳細について確認し「購入確認」→「購入」と進めば、購入手続きは完了です。

OpenSeaで購入する場合

続いて、OpenSeaで購入する場合について解説します。

まず、検索窓に「The Sandbox」と入力します。一番左のアイコンをクリックしてください。

以下のような画面になるので「Buy Now」にチェックを入れて、購入したいLANDを選択します。

選択したLANDについての詳細が表示されるので、問題なければ「Buy Now」を選択し購入しましょう。

また、表示されている金額よりも安く買いたい場合は「Make offer」を選択し、出品者と交渉することもできます。

ゲーム内の独自通貨「SAND」の入手方法

The Sandbox内のアイテムやLANDを購入するためには、ゲーム内の独自通貨「SAND」が必要です。

SANDを入手する方法を、以下の2通りに分けて解説します。

  1. 国内の暗号資産取引所で入手する方法
  2. 海外の暗号資産取引所で入手する方法

国内の暗号資産取引所で入手する方法

まずは、国内の暗号資産取引所で入手する方法についてです。

国内では、Coincheckが2022年5月24日にSANDの取り扱いを開始しました。2022年7月時点で、SANDを購入できる国内暗号資産取引所はCoincheckのみです。

Coincheckの口座開設方法や暗号資産の買い方については「日本国内の暗号資産取引所の口座開設方法から、トラベルルール、税制までを一気に解説。」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

海外の暗号資産取引所で入手する方法

続いて、海外の暗号資産取引所で入手する方法です。

暗号資産SANDを取り扱っている海外暗号資産取引所は、以下のとおりです。

海外暗号資産取引所での購入方法については「【NFT関連銘柄が買える】海外取引所バイナンスの特徴や口座開設方法を画像つきで解説」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

The Sandboxで稼ぐ方法を9つ紹介!

The Sandboxで稼ぐには、以下の9つの方法があります。

  1. ボクセルアセットを作成して販売する
  2. LANDでのエクスペリエンスを作成、共有、収益化
  3. 土地を貸し借りする
  4. Game Jam(ゲームジャム)
  5. DiscordHunt(ディスコードハント)
  6. VoxEditウィークリーコンテスト
  7. 公式ライブストリーム
  8. PranksyNFTボックス
  9. アンバサダープログラム

①ボクセルアセットを作成して販売する

The Sandboxでは「VoxEdit」と呼ばれるツールを使い、ボクセルアセットを作成できます。VoxEditはThe Sandboxが提供しているツールで、無料で使用可能です。

Vox Editを使用することで、プログラミングなどの専門技術を使うことなく、Minecraftのような感覚で、ボクセルアセットを作成できます。

作成できるボクセルアセットには、以下のようなものがあります。

  • アバター
  • アイテム
  • 建造物

作成したこれらのボクセルアセットは、OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスを通じて販売できます。

②LANDでのエクスペリエンスを作成、共有、収益化

The Sandboxでは、エクスペリエンスを作成、共有することで収益化が可能です。

LANDを活用し、ゲームやライブ、コンサートを開催し、他のユーザーとバーチャル空間を共有できます。

エイベックスは2022年中に、テーマパーク「エイベックスランド(仮称)」をオープンする予定です。また、Coincheckも2035年の近未来都市「Oasis TOKYO」のプロジェクトを進めています。

このように、メタバース上でエクスペリエンスを共有する取り組みが広がりを見せています。

③土地を貸し借りする

LANDを保有し、売ったり貸したりすることで、収益を得ることが可能です。不動産投資としても注目されており、adidasやGUCCI、エイベックスなどの大手企業も参入しています。

イベントの開催以外にも、さまざまな用途でLANDが使われることになれば、今以上にLANDの価格は上昇するでしょう。

また、土地の発行上限も166,464区画と決められているので、ユーザー数が増加すると共に、LANDの需要も高くなっていくことが予想されています。

④Game Jam(ゲームジャム)

Game Jamとは、ゲームクリエイターが集まり、短期間で「どれくらいおもしろいゲームを制作できるか」を競うイベントのことです。

The Sandboxは定期的にGame Jamを開催しており、上位入賞者には景品としてSANDやLANDが配布されます。

以下の項目が審査の対象で、各25点ずつの100点満点採点制のバトルです。

  • 総合的なアイデア
  • レベル/ゲームデザイン
  • 創造性
  • プレイ体験

また、上記の項目に加えて、斬新なアイデアのゲームにはボーナスポイントが付与されます。

なお、ゲームを作るには、The Sandboxの提供する「Game Maker(ゲームメーカー)」というソフトウェアを使用します。

⑤DiscordHunt(ディスコードハント)

DiscordHuntとは、The SandboxのDiscord内で行われるイベントです。

参加者には記事を書いたりツイートをしたりするというタスクが与えられ、タスクを完了すると質問に答えることができます。

DiscordHuntに参加し入賞することで、NFTやSANDなどの景品を獲得できます。

DiscordHuntは定期的に開催されるので、報酬を得られる可能性も高いです。

⑥VoxEditウィークリーコンテスト

隔週で開催されるVoxEditウィークリーコンテストに入賞することで、SANDやNFTを獲得できます。

VoxEditウィークリーコンテストの参加者は、テーマに沿ったボクセルアセットを作成します。

これまでに、以下のようなテーマでVoxEditウィークリーコンテストが開催されています。

  • Hot Air Balloon
  • CyberKong
  • Star Atlas

提出した作品は、The Sandbox運営チーム、または公式パートナーの投票により順位が決められ、コンテストの上位者は景品を得ることが可能です。

⑦公式ライブストリーム

毎週水曜日と土曜日に開催される公式ライブストリームを視聴すると、NFTやSANDを獲得できるチャンスがあります。

ライブに参加し視聴するだけなので、稼ぐためのハードルは低く、初心者におすすめの稼ぎ方です。

LANDのオーナーは、コンサートやコンテストなどのイベントを開催できるので、Discordなどで気になるLANDオーナーの動きをチェックしておきましょう。

⑧PranksyNFTボックス

PranksyNFTボックスとは、ロンドンを拠点に活動するNFT投資家「Pranksy」の手掛けるプロジェクトです。サブスクでNFTの福袋を提供しています。

The SandboxのNFTアイテムも、いくつかPranksyNFTボックスに含まれています。

⑨アンバサダープログラム

The Sandboxのアンバサダープログラムとは、The SandboxやNFTゲームの認知度の拡大に貢献することで、SANDやLANDなどの報酬がもらえるシステムのことです。

アンバサダープログラムの評価となる具体的な行動は、以下のようなものです。

  • バグや不具合を報告する
  • SNSで積極的に発信する
  • 初心者の質問に回答する
  • フィードバックと改善のアイデアを考える
  • コンテンツを翻訳する

その他にもいくつかありますが、共通しているのは「The Sandboxの認知拡大に貢献しているか」という点です。

アンバサダープログラムに参加し、積極的にThe Sandboxを広げる活動をすれば、稼ぐことができます。

The Sandboxの最新情報(2022年7月)

The Sandboxの最新情報について、以下の8つの観点から解説します。

  1. メガシティLANDセール開始
  2. ADRIAN CHENG
  3. SHK&Co
  4. 馮徳倫(スティーブンフォン)
  5. BLUEARK(ブルーアーク)
  6. マルティウォン(リトルファイター)
  7. サンドボックスアルファシーズン
  8. GameJamsの始動

メガシティLANDセール開始

メガシティとは、The Sandboxの拡張エリアのことです。Mega City1の成功に引き続き、Mega City2の構想が生まれました。

Mega City2に参画している企業は、以下の11社です。

  • Ocean Park
  • Standard Chartered
  • Regal Hotels Group
  • Tatler Asia
  • EVI
  • Brinc
  • MADworld
  • Gameone
  • Chord Hero
  • Time Gates of Hong Kong Pop Culture
  • UFO School

いずれも、観光・教育・映画・音楽・文化・エンターテインメント・金融・不動産などの業界を代表する企業で、活気あるエリアを構築しています。

2022年4月に、Mega City2の周辺区画のセールが行われ話題となりました。以下は、セールで販売されたLANDです。

  • 82 Premium LANDs
  • 48 Regular LANDs
  • 10 ESTATEs オークション
  • 38 1×1 LANDs オークション

このセールでは、LANDだけでなく、プレミアムNFTも販売されました。

ADRIAN CHENG

ADRIAN CHENG(エイドリアン・チェン)は、香港を拠点に活動する起業家・投資家で、不動産会社New World DevelopmentCompanyのCEOも務めています。彼は、不動産投資先として、The SandboxのLANDに注目しています。

彼の所有する24×24区画のLAND(XL Estate)は、メガシティの拠点として開発が進められる予定です。

このLANDは、中国・香港・マカオを結ぶグレーターベイエリアのように、メタバース上で新たなビジネスチャンスが生まれる「イノベーションハブ」になることが期待されています。

SHK&Co

SHK&Coは、香港を拠点に活動するオルタナティブ投資家のリーダーです。上場株式や債券などの伝統的なものに投資するのではなく、新しい分野に投資するのが特徴です。

SHK&CoもThe Sandboxを含むメタバースに注目しており、シリーズBの資金調達にも参加しています。SHK&CoのLAND(XL Estate)では、世界中の金融・スポーツ・文化など、分野を越えた体験が可能です。

バーチャルミュージアムでは、SHK&Coの保有する独自のNFTを鑑賞でき、展示物には同社の象徴的なレーシングヨット「Scalewag」が含まれています。

ここで得られた収益は、SHK&CoFoundatioに寄付され、慈善活動に活用されます。

馮徳倫(スティーブンフォン)

馮徳倫(スティーブンフォン)は、香港を拠点に活動する俳優・歌手・映画監督です。彼は、6×6区画のLANDを保有しており、Mega Cityのなかでエキサイティングな体験ができる場所です。

過去から現代へと橋渡しをする彼の特別NFTギャラリーでは、彼自身の作品と彼が選んだアーティストの作品が展示されています。

BLUEARK(ブルーアーク)

BLUEARK(ブルーアーク)は、デザイナーや音楽家などのクリエイターのチームです。「BRK MULTIVERSE」や「BRK METAZEN」、「BRK GALAXY」など、独自のメタバースを展開しています。

BLUEARKの保有する3×3区画のLANDでは、アート・音楽・ゲームなどのクリエイティブな体験ができます。

マルティウォン(リトルファイター)

リトルファイターの生みの親であるマルティウォンは、The Sandbox内でリトルファイターメタバースの開発を進めています。

リトルファイターメタバースは、メタバース上の遊園地で、ここでは「九龍市」や「忍者村」、「氷と火の島」、「邪悪な城」という4つのステージを楽しめます。

プレイヤーはロールプレイングゲームをプレイするように、リトルファイターの象徴的なキャラクターと出会い、コミュニケーションを取り、冒険を楽しむことが可能です。

リトルファイターメタバースのステージをクリアすると、オリジナルのNFTを獲得できます。

サンドボックスアルファシーズン

2022年2月に、The Sandboxアルファシーズン2がスタートしました。

アルファシーズン2の特徴は、以下のとおりです。

  • 35個以上のコンテンツを体験可能
  • アルファパスなしで参加
  • MacOSが使用可能

アルファシーズン2は、シーズン1に比べより多くのコンテンツを体験できるようになりました。シーズン1の体験が18個アップデートに加え、シーズン2オリジナルの体験も5個追加され、合計200種類のクエストを楽しめます。

これまでGame MakerはMacOSに対応していませんでしたが、アルファシーズン2から利用できるようになりました。

GameJamsの始動

Game Jamは定期的に開催されており、2022年は以下の4つのGame Jamが開催されました。

  • The GAMEE Jam
  • The Pororo Game Jam
  • The VoxoDeus Jam
  • The Smurfs Game Jam

Game Jamは賞金が高く、大きく稼げるチャンスなので積極的に参加してみましょう。

まとめ:The Sandboxをプレイして稼ごう!

本記事では、メタバース空間を楽しむNFTゲーム「The Sandbox(ザ・サンドボックス)」とはなにか、始め方や具体的な稼ぎ方、最新の情報について解説しました。

今回紹介したように、The Sandboxには、以下9つの稼ぎ方があります。

  1. ボクセルアセットを作成して販売する
  2. LANDでのエクスペリエンスを作成、共有、収益化
  3. 土地を貸し借りする
  4. Game Jam(ゲームジャム)
  5. DiscordHunt(ディスコードハント)
  6. VoxEditウィークリーコンテスト
  7. 公式ライブストリーム
  8. PranksyNFTボックス
  9. アンバサダープログラム

それぞれ、稼ぐ難易度や方法が異なるので、自分にあった稼ぎ方を見つけることが大切です。

The Sandboxには、大手企業や投資家が相次いで参入するなど、その将来性が期待されています。メタバースの発展とともに、今後さらに多くのユーザーが参入してくることが推測できます。

今のうちからThe Sandboxに取り組んでおくことで、アドバンテージが得られるでしょう。

本記事を参考に、The Sandboxを始めてみてはいかがでしょうか。

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Web3.0ジャンル専門のフリーランスWebライターとして活動中。ビットコインをはじめとする暗号資産、および国内・国外のさまざまなNFTを保有。暗号資産やブロックチェーン、NFTなどを「とことん分かりやすく」解説するのがモットー。多くの人がWeb3.0に興味を持つきっかけとなるような記事を書いている。
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