現在、コインチェックはメタバースのThe Sandboxで、近未来都市「Oasis TOKYO」の制作を進めています。Oasis TOKYOは、すでに数々の芸能人やアーティストとのコラボを発表しており、順調な進捗を見せています。今年中には一般公開される予定であり、多くの人がプレイできるようになるでしょう。
今回の記事では、Oasis TOKYOの特徴や将来性、コインチェックとThe Sandboxの関係性などをまとめました。記事を通じて、Oasis TOKYOへの理解を深めていきましょう。
この記事の構成
Oasis TOKYOとは
Oasis TOKYOとは、2035年の近未来都市東京をメタバースのThe Sandbox内に表現したものです。
Oasis TOKYOでは、ボクセルアートと呼ばれる3Dの立方体を組み合わせたアバターを操作してプレイします。メタバースの中では、ライブハウスやスタジアムなどでイベントが開催されていたり、プレイヤーとの交流を楽しむことができます。商店街で買い物をしたり、美術館の展示品を見ることも可能です。
また、ファッションブランドの「ANREALAGE(アンリアレイジ)」や、元AKB48の小嶋陽菜さんがプロデュースする「Her lip to」などとのコラボを発表しています。今後も多くの芸能人やアーティストと共に、さまざまな取り組みが行われていくことでしょう。
次からは、Oasis TOKYOの具体的な特徴を見ていきましょう。
Oasis TOKYOの特徴
Oasis TOKYOの特徴は以下の通りです。
- Oasis TOKYOはメタバースのThe Sandbox上の土地に構築されている
- 城、忍者屋敷、サウナなど、さまざまなアトラクションが建設されている
- 多くのコラボが実現
- Coincheck NFT(β版)で土地を購入できる
- 「miime」で大規格の土地「ESTATE(NFT)」が売り出された
それぞれ詳しく解説していきます。
The Sandboxの土地に構築されたプロジェクト
Oasis TOKYOはメタバースの「The Sandbox」に構築されています。The Sandboxは全世界で4,000万ダウンロード以上を記録しており、無料で始めることができます。NFTのキャラクターやアイテムの作成、売買ができるNFTゲームでありながら、Oasis TOKYOのような新しいプロジェクトの立ち上げを行うことができます。
現在はOasis TOKYO以外にも「Zombie Zoo Land」や「エイベックスランド」、「SHIBUYA109」などの構想も練っているようです。The Sandboxでは業界の垣根を超えたプロジェクトの開発が行われており、今後も目が離せないメタバースとなるでしょう。
さまざまなアトラクションが建設されている
コインチェックの公式サイトでは、以下の施設やアトラクションを建設していることを伝えています。
- 城下町商店街
- ライブハウス
- スタジアム
- NFT美術館
- 富士山アスレチック
- 城
- 忍者屋敷
- サウナ
- 盆踊り
- 屋台
- ランウェイ
- 配信スタジオ
- 寿司屋
- NFT取引所
- コインチェック取引所
ここで紹介しているものは一部で、他にも多数の施設やアトラクションがあるようです。まだ何ができるようになるかは明らかになっていないので、今は期待しながら次の発表を待ちましょう。
芸能人や有名アーティストとのコラボが決定
Oasis TOKYOでは、多くの芸能人やアーティストとのコラボが実現しています。
- 小嶋陽菜さんがプロデュースするアパレルブランド「Her lip to」
- “サムライ・ギタリスト”の「MIYAVI」
- ファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」
- デザイナーとして自身のブランドを手がける「水原希子さん」
- 国際フェンシング連盟 理事「太田雄貴さん」
まだ具体的な取り組みは明らかにされていませんが、Oasis TOKYO内でファッションブランドのNFT販売や、アーティストのライブ、スポーツイベントなどが開催されていくと考えられます。
また、現実で会ってコミュニケーションを取ることが難しい有名人とも、メタバースを通じて直接会話できる、そんなことも実現できるかもしれません。
Coincheck NFT(β版)で「LAND」を購入できる
Coincheck NFT(β版)では、The Sandboxの土地「LAND」を購入することができます。LANDは定期的に販売をされており、2022年5月13日にはOasis TOKYOの周辺の土地540個を「2.0 ETH(約50万円)」で発売しました。
メタバース上の土地は値上がりが期待できるとして、仮想通貨投資家の関心を集めています。今後も随時発売されていく予定なので、気になる方はCoincheck NFT(β版)からの情報に注目してみてください。
NFTマーケットプレイス「miime」で大規格の土地「ESTATE(NFT)」が売り出された
「miime」とは、コインチェック株式会社のグループ会社である、コインチェックテクノロジーズ株式会社が運営するNFTマーケットプレイスです。2022年5月17日には、miimeからLANDが繋がった大きな区画の土地「ESTATE(NFT)」25個が売り出されました。
ESTATE(NFT)を入手することで、LANDより大規模なスペースを活用できるようになります。ESTATE(NFT)の上では、ユーザーにとって魅力的なサービスが提供されていくことでしょう。
コインチェックとThe Sandboxの関係について
コインチェックとThe Sandboxは、2020年9月にパートナーシップ契約を結んでいます。それ以降、コインチェックは「Coincheck NFT(β版)」でLANDの販売、Oasis TOKYOの制作など、The Sandboxの普及活動を行なってきました。
LANDはここ1年の間で倍以上に価格が上昇しており、現在Coincheck NFT(β版)で「1.76ETH = 約44万円」ほどで購入することが可能です。
Oasis TOKYOなどの取り組みを考えると今後も値上がりが期待できます。
Oasis TOKYOの現在と将来性
Oasis TOKYOは開発途中のプロジェクトであり、まだ多くの機能やイベントがリリースされていません。数々の芸能人やアーティストとのコラボが発表されており、さまざまな企画が練られていますが、具体的な形にはなっていないのが現状です。
コインチェックからの発表にもある通り、2022年内には形になることが期待できそうです。引き続きOasis TOKYOからの新たな発表を待ちましょう。
Oasis TOKYO まとめ
Oasis TOKYOは、コインチェックがメタバースのThe Sandbox上に制作する、2035年の近未来都市東京を舞台としたプロジェクトです。Oasis TOKYOでは新しいビジネスの創成やコミュニティの立ち上げなど、今までにはない取り組みが行われようとしています。
Oasis TOKYOが形になりつつある今、ぜひThe Sandboxを始めてみてはいかがでしょうか。