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日本初のNFTミュージアム「NFT鳴門美術館」の特徴を徹底解説!

解説系記事

NFT鳴門美術館は、NFTをテーマとした日本初の美術館です。

ブロックチェーン技術の登場によって、デジタルアートに希少性が認められるようになりました。これにより従来の美術品と同じように、高額で取引されるNFTアート作品が出てきました。

とはいえNFTアートの盛り上がりは、主にオンライン空間に留まっています。そのため世間の人々にとって馴染みがなく、NFTアートの投機的な価格ばかりが注目を集める結果となりました。

このような風潮を覆すべく、NFT鳴門美術館では一般の人でもNFTアートを楽しめる空間になっています。徳島県鳴門市に実在する美術館ではNFTアートが並べられ、誰でも作品の鑑賞が可能です。

作品展示の他にも、全国各地での企画展やクリエイター支援など、NFTアートの普及を広めるための活動を行っています。

この記事では、NFT鳴門美術館の特徴や注目されている理由を解説します。

NFT鳴門美術館とは?

NFT鳴門美術館は、NFTアートの収集、展示に力を入れる美術館です。

このNFT鳴門美術館はNFTアートの展示に加えて、日本におけるNFT文化発展のためにさまざまな活動を行っています。

NFT鳴門美術館には、以下の特徴があります。

日本初のNFT美術館

NFT鳴門美術館は、NFTに特化した日本初の美術館です。

もともとは「鳴門ガレの森美術館」という名称であり、ガラス工芸品を中心とした展示施設でした。2021年8月にこのコンセプトが一新され、NFTを主体とした美術館に変貌を遂げました。

NFT鳴門美術館の役割は、NFTアートの展示のみに留まりません。日本国内にNFTアートの文化を浸透させるために、NFTの販売や啓蒙活動、アーティスト支援を行っています。

徳島県に実在する施設

NFT鳴門美術館は、徳島県鳴門市に実在する施設です。

常設の展示場を持っており、見学者は誰でもNFTアートを鑑賞できます。NFT鳴門美術館では著名なアーティストの作品の他に、一般クリエイターのNFTアートも並んでいます。

従来のNFT アートは、ブロックチェーンへの造詣が深い投資家だけのものでした。これに対してNFT鳴門美術館は、一般の人でもNFTアートを楽しめる環境が提供されています。

加えて、NFTに関する館内の解説も充実しており、初心者であってもNFT アートについて学習が可能です。

各地でのイベント展示をしている

NFT鳴門美術館は、各地で期間限定のイベント展示を開催しています。この展示会は、一般の人々がNFTアートの魅力を知る上で、重要なイベントです。

来場者の多い商業施設に臨時ブースが設置され、一般の人に対してNFTアートに触れる機会が提供されます。

2022年7月には、東京の羽田空港においてイベント展示が開催されました。一般NFTコレクターの保有するNFTアートが展示され、多くの来場者を集めました。

NFTクリエイターの支援を行う

NFT鳴門美術館では、NFTクリエイターを積極的に支援しています。

その支援プロジェクトの名が「Naruto Launchpad」です。Naruto Launchpadでは、クリエイターへ活動資金が提供されるほか、NFTの販売プロモーションも行われます。

ほかにも、NFT鳴門美術館が運営するNFTプロジェクトでは、若手クリエイターが起用されたりしているなど、NFT鳴門美術館が主体となり、NFTアーティストの誕生を後押ししています。

「Naruto Museum Pass」というチケットNFTを販売

NFT鳴門美術館では、美術館に入館するためのチケットもNFT化されています。

NFT鳴門美術館は「Naruto Museum Pass」という名のNFTを発行しており、このNFTの保有者は無料で入館が可能です。

加えてNaruto Museum Passは、NFT鳴門美術館の会員証としても機能します。会員には、後述のさまざまな特典があるため、美術館に直接通えない人にとってもメリットが。

もちろんNFTであるため、第三者への譲渡や転売も可能です。

Naruto Museum Passの特徴や仕組みを解説

画像引用元:OpenSea

Naruto Museum Passは、NFT鳴門美術館において入館チケットの役割を果たすNFTです。

イーサリアムブロックチェーン上のNFTであり、個人投資家向けとして999枚が発行されました。

このNFTには、以下のさまざまな特典が用意されています。

NFT鳴門美術館の入館チケットになる

Naruto Museum Passを所有すれば、NFT鳴門美術館へ無料で入館可能。

年間フリーパスと同様の機能を持っており、NFTの所有者であれば何度でも入館できます。

NFT展示の権利証になる

Naruto Museum Passを保有していれば、企画展で自身が所有するNFTを展示可能。

NFT鳴門美術館では、定期的にイベント展示が開催されます。その展示スペースで割り当てられるのが、Naruto Museum Passの保有者向けの展示枠です。

Naruto Museum Passの保有者が応募すると、自身が所有するNFT作品を展示できる権利が。多くの来場者に見てもらえるため、自身が持つコレクションの知名度を上げるチャンスでもあります。

アーティスト支援活動で議決権を持つ

Naruto Museum Passを保有していれば、NFTアーティストの支援活動に携わることができます。

具体的には、NFT鳴門美術館が主催する支援プロジェクトにおいて、NFT保有者は議決権を持つ、め、どのアーティストを支援するか決める際に投票が可能。

議決権の行使によって、若手クリエイターの支援プロジェクトに参加できます。

NFTの優先購入権を得られる

Naruto Museum Passを保有していれば、NFT鳴門美術館が主催するNFT販売会で優先購入権を得られます。

このNFT販売会で販売されるのは、NFT鳴門美術館が支援するクリエイターの作品です。そのため作品の購入を通じて、次世代を担う若手の支援可能。

このようにNaruto Museum Passを持っていれば、NFTクリエイターを応援できる環境が手に入ります。

メタバース空間でギャラリースペースを借りられる

Naruto Museum Passを保有していれば、メタバース空間で自身が保有するNFTを展示可能。

NFT鳴門美術館は、Sandboxなどのメタバース上に美術館を建設中で、まだプロジェクトは進行中であるものの、世界中から多くのアクセスを期待できます。

Naruto Museum Passの保有者は、このメタバース上の美術館において作品展示の権利を得られます。

単にNFTを保有するだけでなく、広く世界中に対して公開できる点が魅力です。

コミュニティ機能がある

NFT鳴門美術館では、Naruto Museum Passの保有者が交流できるオンラインのコミュニティがあります。

ここでは、NFT鳴門美術館の企画やNFTプロジェクトに関する議論も可能です。加えて、NFT鳴門美術館が協賛するNFTプロジェクトのホワイトリストも配布されます。

Naruto Museum Passの保有者がコミュニケーションを取る上で、重要な場所です。

Naruto Museum Passの購入方法について

Naruto Museum PassのNFT購入には、2通りの方法があります。
新規発行は規定の枚数が発行され次第終了となるため、購入のタイミングによってどちらかを選択しましょう。

なお、Naruto Museum PassのNFTを入手するには、暗号資産取引所で口座を開設し、ETHを購入する必要があります。

まだ口座を開設していない人は「日本国内の暗号資産取引所の口座開設方法から、トラベルルール、税制までを一気に解説。」を参考にETHを入手してみてください。

パブリックセールへの参加

Naruto Museum Passでは、個人投資家向けとして999枚の新規発行が行われました。

そのため1次流通品を入手したい場合は、NFT鳴門美術館の専用ページからミントを行います。専用ページに暗号資産ウォレットを接続して、新規発行をしてください。

なお、パブリックセールは予定枚数が発行され次第、終了となります。

2次流通品の購入

パブリックセールが終了した場合には、2次流通品を購入しましょう。

OpenSea上では、他の人が所有しているNaruto Museum Passを購入できます。2次流通品を入手する場合には、所有者が設定した価格での入手が可能。

ただしOpenSeaで購入する場合、所有者が販売の意思を示している必要があります。そのため購入できるNFTは、発行された枚数のうちのごく一部に限られてしまいます。

NFT鳴門美術館の特徴や注目すべき理由のまとめ

本記事では、日本初のNFT美術館「NFT鳴門美術館」の特徴や注目の理由について解説しました。このNFT鳴門美術館には、以下の特徴があります。

  • NFTをテーマとした美術館であり、誰でもNFTアートを楽しめる
  • 作品展示に加え、NFTの普及活動に力を入れている
  • 美術館の会員は自身のNFT作品を企画展に展示できる

このようにNFT鳴門美術館では、NFT アートの普及のためにさまざまな試みを行っています。

本記事を参考にして、Naruto Museum Passの購入にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

段巴亜

dan

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