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「Twitterトレンド2022」から分かるNFTの浸透

解説系記事

2022年7月22日、「Twitter Japan」が過去2年間にわたって投稿された数十億のツイートを分析した「トレンドリポート」を発表しました。

リポートでは「サラリーマン的マインドからの解放」や「ひとりの気付きが社会全体の気付きへとつながる」などの傾向が読み取れるとしており、「ファイナンスがSNSに到来」というトピックが立てられました。

Twitterは従来から「web3との相性が良い」「NFTプロジェクトの情報はTwitterがスピーディで信頼が置ける」といった評価がなされていましたが、リポートでは「仮想通貨とNFTの熱狂」がTwitterで発生していることが示されています。

この記事では、主に「暗号資産(仮想通貨)」やNFTについてリポートの内容を解説します。

暗号資産とNFTにまつわる会話が急増している

NFTとTwitterは相性が良いことで知られており、ほとんどのNFTプロジェクトはTwitterで発信することで活動開始をアピールします。

多くのNFTコレクターがTwitterを頼りにしており、ギブアウェイ企画やコレクションの新規プロジェクトなどの情報をTwitterを中心に収集しています。

日本でも「NFTコレクターのTwitter頼り」の傾向があります。

ここではまず、トレンドリポートからweb3やNFTに関する内容をピックアップしてお伝えします。

ファイナンス基盤の新しいコミュニティが形成

引用元:Twitterトレンド

日本のTwitterでは「ファイナンスに関連する会話」が急増する傾向が見られています。

内容としては「経済的な余裕を手に入れるための手法」として暗号資産(仮想通貨)を語るものもあれば、暗号資産に関するディープな知識まで、幅広い分野で盛んにやり取りされています。

こういったツイートが広がっているのは「ファイナンスに大きな変化が起きている」ことを示しているとトレンドリポートは語っています。

会話の中心にいるのはファイナンスを基盤とした「新しいコミュニティ」のメンバーたちです。デジタルアートやNFT、ミームコインなどについての会話がポップカルチャーの領域で盛り上がっています。

NFTや暗号資産に関する情報の取得でTwitterは大きな武器と化しています。「Googleで検索する前にまずTwitterで検索してみる」という行動は、NFTや暗号資産に関心のある人にとっては割と自然なのではないでしょうか。

特にNFTに関しては、Google検索で出てくるのは「ある程度の知名度のあるNFT」「プロジェクトがブームになって注目された後の記事」ばかりで、「今起きていること」「これから起きそうなこと」などをリアルタイムで知るには、GoogleではなくTwitterのほうが有能です。

こうしたTwitter頼りの姿勢はNFTコレクター、暗号資産トレーダーなどにとって基本の行動パターンと化していると考えられます。

引用元:Twitterトレンド

NFTへの注目度が高まっていることは「Twitterのトレンドリポートにこそ現れている」と言っていいでしょう。

引用元:Twitterトレンド

その中でも2021年にNFTアート・音楽NFTに関する会話が急速に増えたことが分かります。

新しいテクノロジーが歓迎されていることが確認できる

Twitterトレンドリポートでは、暗号資産に関する会話の「感情分析」も実施しています。その結果、暗号資産を「ファイナンス領域に到来した新しいテクノロジー」としてTwitterのユーザーは歓迎していることが分かりました。

暗号資産については今でも「なんか怪しいよね」「実体がないものに投資してどうするの?」といった意見を持っている人が数多くいます。有名芸能人が「暗号資産で詐欺にあった」というニュースがテレビやネットニュースで大きく取り上げられ、そこでは「分からないものに手を出すからだ」といった意見がやり取りされています。

ところが、Twitterユーザーは「金融分野に新しい風が吹いた」とポジティブにとらえており、「暗号資産のチャート」「暗号資産の騰落率」「次に来るコイン」について活発に議論しており、暗号資産を「変動が大きい投資商品」であると冷静に受け止めているとトレンドリポートでは紹介されています。

NFT関連の情報を取得するにも「Twitterは有効な手段」となることはコレクターでは半ば常識化しており、新しいプロジェクトの将来性を見極めるのにも「まずはTwitterアカウントがあるかどうか」を確認してみるという人は多いでしょう。

NFTのミント情報についても、Twitterの「高度な検索」が有効な方法であることは良く知られています。「Minted mint solana min_faves」を使った検索方法で、それなりに需要のある最新のMintイベントについて言及しているツイートを探すことができるなど、「Twitterを使った情報取得手段」は数多く紹介されています。

日本のサブカルチャー文化とNFT

引用元:Twitterトレンド

Twitterトレンドリポートで注目されるのは「日本のサブカルチャーとブロックチェーンゲームやNFTには深い関連性がある」と報告されている点です。

暗号資産やNFTアートだけでなくブロックチェーンゲームも「ファイナンスのエンタメ化」に寄与しているとリポートで取り上げられています。ゲーム内通貨で入手したデジタルアイテムはTwitterユーザーによって「遊び方の提案」がされており、「デジタルアイテムで遊ぶユーザーの姿」がTwitterで確認されています。ゲーム内通貨があるゲームが成長していることがTwitterの投稿から明らかになっています。

Twitterの分析では、こうした「ゲームに新しい意味を見出す」という姿勢は日本独自のサブカルチャーから生み出されており、日本のプレーヤーとweb3のファイナンス領域をつなげていると報告されています。

引用元:Twitterトレンド

日本にはアニメやマンガ、ゲームなど豊かなサブカルチャーが存在しています。

Twitterトレンドリポートでは、日本のもつ豊かなサブカルチャーの存在が「暗号資産やNFTに対するポジティブな感情につながっている」と分析しています。

NFTはブロックチェーン上でアートや映像作品の所有権を主張できる技術です。日本のマンガやアニメ、ゲームなどのサブカルチャーはオンライン市場が活発で、デジタルでのやり取りに慣れている人が数多くいます。ネット慣れしている人ほど新しいデジタル技術である暗号資産やNFTに対する精神的なハードルは低くなり、また「作品づくりに励むクリエイターを直接支援できる」ことへの理解は深くなります。そのため、サブカルチャーのユーザーは暗号資産やNFTに対するポジティブな感情を持ちやすいと推測されます。

日本ではVerbalや村上隆、関口メンディーなど日本のアートやポップカルチャーにおけるリーダーがNFTに次々に参加しています。ポップカルチャーのスターたちがファイナンス領域に参入することを日本のTwitterユーザーは歓迎しており、デジタルクリエイターがマネタイズできる新しい方法についても盛んに議論されています。

クリエイターもコレクターもNFTの領域に飛び込むことをためらっていませんし、NFTのMintや売買、投資について議論することを疑問に思っていません。

デジタル関連でTwitterに新出したトピックは?

2022年から新しくTwitterで取り上げられるようになったトピックには、「インフルエンサーブランド」「クリエイターの価値観」などもありますが、ここではNFT関連の新出トピックをいくつか取り上げて解説します。

引用元:Twitterトレンド 

サイファーパンク

引用元:BitcoinWiki

「サイファーパンク」は過去2年のTwitterで新しく使われるようになったトレンドの言葉のひとつです。

現在使われている意味合いは「社会や政治の変革をうながす手段として暗号資産の広範な利用を推進する活動家」としてのサイファーパンクです。

現代は監視社会が進んでおり、個人の情報が簡単に権力者に伝わってしまう社会です。「監視技術の発達によって個人の人権や福祉、自由が奪われている」という主張には、一定の説得力があります。サイファーパンクはこうした監視社会に対して敏感な反応を示す人々で、「暗号資産学者やソフトウェアエンジニア」などのバックグラウンドを持つという特徴があります。

この言葉はもともと、1990年代に「社会や政治を変革するための手段としての暗号技術の利用を推進する人たち」を意味していました。

暗号資産が定着していくなかで、「サイファーパンク」という言葉は再び注目されています。現代社会では「個人への政府の監視」が強くなりつつあり、それに反発するように自由と平等を標榜する人たちが増えています。

暗号資産をメインの技術とするweb3の思想は、「非中央集権」「個人の自由」「プライバシー保護」なので、サイファーパンクとのつながりが強いのは当然とも言えます。「サイファーパンク」がTwitterで取り上げられるようになったのは、再びサイファーパンク思想が浸透しつつある現状を示しているとも言えます。

P2P

引用元:Bybit

「P2P」は「peer to peer(ピアツーピア)」の略語で、「ピーツーピー」と呼ばれます。中心となる機関や媒介なしに端末(ピア)同士が直接つながる仕組みのことです。インターネットに代表される「データをやり取りするネットワークモデル」です。

「P2P」がTwitterのトレンドワードとして挙げられているのは、これが暗号資産における基本の技術だからです。暗号資産の取引はP2Pネットワークを基礎にして成立しています。P2Pがあるからこそ、ユーザー同士で暗号資産の送金・受取が問題なく行なえます。暗号資産の大前提となるネットワーク構成技術で、暗号資産以外でも様々な分野で増えていくと推測されています。

「P2P」がTwitterユーザーの間で使われるようになったということは、暗号資産がそれだけ浸透しつつあることを示しています。「暗号資産って何?」「ビットコインでどういうもの?」という質問に答えるには、基本の構成技術である「P2P」を説明せざるを得ないからです。

暗号資産に対する興味がユーザーのなかで高まるにつれて、基礎技術の用語がツイッターユーザーの会話に登場するようになっていることが分かります。

「ミービッツ」

「ミービッツ」も、2021年から2022年にかけて日本のツイッターユーザー同士の会話のなかで多く登場した言葉として取り上げられています。

ミービッツはNFTプロジェクトのひとつで、世界初のNFTアートプロジェクト「CryptoPunks」を手掛けた「Larva Labs」社が手掛けたメタバース向け3Dアバターです。

引用元:OpenSea

「人気のあるNFTプロジェクト」というなら、他にも数多くあります。しかし、「ミービッツ」が特にTwitterユーザー間の会話で多く登場したことには一定の理由があると考えられます。

「ミービッツ」がトレンドになった理由

  • 発表が2021年5月だった
  • Larva Labs社が手掛けている
  • メタバース上で操作できる
  • コインチェックが取り扱いを開始

ミービッツは日本でのNFT人気が急速に高まった2021年5月という絶妙のタイミングで発行されました。ちょうど「NFTって面白そう」「次に流行するNFTは何かな」などと期待が高まっているなかで発行されたため、多くのTwitterユーザーが話題にしたと考えられます。

また、NFTに関する知識も蓄積され「Larva Labs」の実績が知られるようになり、成功事例の多い組織の手掛ける最新プロジェクトとして注目されたのだろうと思われます。メタバース上で操作できる点も見逃せない特徴で、アートコレクション以外の用途があるのも人気を高めたと言えます。

また、日本の大手暗号資産取引所であるコインチェックでの取り扱いも始まっています。メタマスクへの接続が不要で、コインチェックに口座を開設していればミービッツを買うことができます。こういった点もTwitterユーザーにとっては話題にしやすかったと推測できます。

いずれの理由にせよ、NFTアートがTwitterユーザーに受け入れられているという事実を証明するものと考えられます。

ゼッドラン

「ブロックチェーンゲーム」「NFTゲーム」などと呼ばれるゲームが近年人気を集めています。暗号資産のブロックチェーン技術をベースに開発されたゲームです。ゲーム内で取得したアイテムやキャラクターにNFT技術を活用することで、マーケットプレイスで自由に売買でき、プレイした賞金を暗号資産で受け取れるので「ゲームで稼ぐ」ことを可能にしています。

ブロックチェーンゲームには「アクシー・インフィニティー」という日本でも良く知られたゲームがありますが、2021年から2022年にかけてTwitter上では「ゼッドラン」というゲームが話題に多く挙げられています。

引用元:ZedRun

プレイヤーはNFTとなっている競走馬を購入して繁殖させてレースに出場することができます。レースで勝利することで賞金を得るというゲームですが、馬には血統やレアリティなどが付与されていて、能力がそれぞれ異なります。

プレイヤーが馬主となってレースにエントリーして競技します。レースは24時間いつでもオンラインで始めることができ、3位以内に入ると賞金がもらえます。

日本でも「ダービースタリオン」や「ウマ娘プリティダービー」などの競走馬の育成ゲームはお馴染みで、ゼッドランも今後も高い人気を獲得していくと推測されます。

トピックの伸び率が高いNFT関連ワード

日本は世界的にポップカルチャーの強い国です。アートや音楽、アニメなどのポップカルチャーに関わる人たちがNFTに次々参入している状況で、クリエイターもコレクターもNFTの世界に関与するようになり、NFTについての情報交換をTwitterを通して行っています。

引用元:Twitterトレンド

ここでは、NFT関連のワードをいくつか解説していきます。

NFTアート

NFTは2021年から2022年にかけて世界的なブームを巻き起こしました。ブームを後押しした要素のひとつが「NFTアート」です。

アメリカ大手のニュース専門放送局「CNBC」によると、2021年のNFT市場全体の取引高は176億ドル(約2兆円)にまで達しており、前年比で21,000%という驚異的な増加を記録しています。

引用元:CNBC

NFTアートはNFTを活用することで「唯一無二の価値」をもったデジタルアートです。従来のアート市場よりもポップな感覚で参加することができ、ポップカルチャー寄りの作品も数多くあることから、人気を集めています。

NFTアートへの投資は従来のアートの売買とは違った側面を数多く持っており、新規プロジェクトに関する「情報収集」がキーポイントになります。情報収集の手段としてTwitterは強力な武器です。

TwitterはNFTプロジェクトの発信するツールとして多く使われており、コレクターやインフルエンサーも発信手段として頻繁に用いています。そのため、「NFTをやるならTwitterで情報を集める」という行動は、NFTアートのコレクターや投資家にとっては半ば常識化しつつあります。

ディスコード

ディスコードはアメリカ発のチャットサービスで、音声通話機能もあるのでボイスチャットサービスと紹介されることもあります。文字でのチャットも可能です。1対1のやり取りだけでなく、大人数のコミュニティ運営に適したコミュニケーションツールとして定着しつつあります。

引用元:Google Play

2015年ににリリース以来、「ゲーマーの情報のやり取り」として使われてきましたが、NFTプロジェクトでも重要な情報源として使われる傾向があります。

NFTプロジェクトが情報発信のツールとして使うのは以下の3つです。

  • Twitterアカウント
  • ディスコードでのコミュニティ
  • ウェブサイト

Twitterアカウントを開設してウェブサイトとディスコードのコミュニティへの参加をうながして、コミュニティ内でプロジェクトの方針を話し合ったり、情報を交換したりするというのが、今のNFTプロジェクトの運営です。

NFTアートでは「ギブアウェイ」という無料配布キャンペーンを行うことがありますが、多くの場合「ディスコードへの参加」が条件です。

引用元:Twitter

TOKYO BRAVE HEROESというNFTプロジェクトが発信したギブアウェイ企画です。アーティストのTwitterアカウントのフォローと投稿TwitterのRT・好きボタンプッシュ、ディスコードへの参加がギブアウェイ企画の参加条件です。

このように、NFT業界ではTwitterとディスコードは切っても切り離せない関係にあり、トレンドワードとして登場したものと推測できます。

NFTマーケットプレイス

NFTマーケットプレイスは「クリエイターが作成したNFTを販売する場所」でもあり、ユーザーが保持しているNFTを売買する(二次販売)する場所でもあります。NFTの売買プラットフォームがマーケットプレイスです。

マーケットプレイスで可能なのは以下の4つです。

  • NFTの制作・発行
  • NFTの販売
  • 販売されているNFTの購入
  • 購入したNFTの販売

クリエイターもユーザーもマーケットプレイスを通じて自由にNFTを取引できます。

NFTマーケットプレイスとしては「OpenSea」が世界的に有名ですが、2021年から2022年にかけて日本国内でも数多くのNFTマーケットプレイスが開設されています。そのため、Twitterのトレンドワードとしてのぼってきたと考えられます。

引用元:Coincheck

近年開設された国内の主なNFTマーケットプレイスと開設時期

  • コインチェックNFT:2021年3月
  • nanakusa:2021年3月
  • NFTマーケットβ:2021年6月
  • ANIFTY:2021年7月

この他、RakutenNFTやHINATAなど多くのNFTマーケットプレイスが2021年から2022年にかけてリリースされています。

NFTの情報通が集まるTwitterで「NFTマーケットプレイス」が話題になるのは当然の流れだったと言えるでしょう。

コレクティブルNFT

NFTアートのジャンルに「コレクティブルNFT」があります。主に「パーツの組み合わせで自動生成されたアートコレクション」を指します。ジェネラティブNFTなどと呼ばれることもあります。

顔の輪郭や目、髪型、背景などのNFTを形作る要素をいくつか用意しておき、プログラミングでランダムにキャラクターを生成するものです。短時間で多くのNFTアートを作ることができるため、多くのNFTアートで活用されています。

「Bored Ape Yacht Club」や「CyptoPunks」などが代表的なコレクティブルNFTで、日本でも「新星ギャルバース」」というコレクティブルNFTが人気です。

引用元:OpenSea

コレクティブルNFTの特徴は、単にアートを保有しているというだけでなく、「そのNFTを持っている人限定のクラブやコミュニティ」が存在するという点です。コミュニティの参加権・エントリーパスとしてNFTが機能しています。

活動中のコレクティブルNFTの情報や新しいコミュニティの結成などのニュースはTwitterから発信されることが多く、トレンドワードにのぼりやすい傾向があります。

NFTミント

NFTの業界では新規発行のことを「ミント(mint)」と呼びます。アートなどのデジタル作品は「作成しただけ」なら、まだNFTになっていません。作品データをNFT化するにはブロックチェーンに公開する必要があります。ブロックチェーンでの公開が「ミント」です。

NFTアートでは、おおよそ以下のような手順で作品が新規発行され、ユーザーの手に渡ります。

  • 新規発行のアナウンス
  • プロジェクトのウェブサイトからミントして新規発行
  • 招待や新規申し込み抽選などで選ばれたユーザーがNFTをミントして取得

引用元:OpenSea

OpenSeaでは作品ごとに「購入・売買履歴」を見ることができます。上記の履歴によると、作品は「1ヶ月前にミントされユーザーに渡っている」ことが分かります。

「cashtoburn.eth」という名前のユーザーは、ミントの際に無料で手に入れたNFTを「0.63ETH」で転売し、「14AD88」というユーザーが購入しています。

NFTで利益を出すには上記の「cashtoburn.eth」という名前のユーザーのように、無料でミントされるNFTを手に入れて転売する方法が有効です。

「ミント情報」を得るには様々な情報がありますが、Twitterで探すのも有効な方法として知られています。NFTのファンや投資家は新規発行されるNFTの情報をTwitterを通じて得ています。そのため、Twitterで「NFTミント」がトレンドワードとしてあがってきたと推測されます。

まとめ

2021年から2022年にかけてのTwitterの投稿の分析から、暗号資産やNFTについてポジティブな意見が多く見受けられるということを解説してきました。

最後にこの記事をまとめていきます。

  • Twitterでは暗号資産に関して幅広い分野で盛んに会話がやり取りされている
  • 暗号資産についてポジティブな意見が多い
  • 日本の豊かなサブカルチャーの存在が暗号資産やNFTへのポジティブな感情につながっていると分析されている
  • サイファーパンク、P2P、ミービッツ、ゼッドランなどIT・NFT関連のワードがトピックになっている
  • NFTアート、ディスコード、コレクティブルNFT、NFTミントなどのNFT関連情報がTwitterのトピックとして高い伸び率を示している

TwitterはNFTプロジェクトが情報発信に使うケースが多いことから、相性が良いと言われています。NFTを投資として考えている人も、コレクションとして考えている人もTwitterで情報収集してみましょう。

Spritz

Spritz

Web3領域を専門とするライター。DeFiやNFT分野への投資経験をもとに、クリプトに関する記事を発信しています。これまでに執筆した暗号資産に関する記事は70本以上。特に関心の強い分野は、セキュリティトークンです。ブロックチェーンによってもたらされる社会変革に焦点を当て、初心者にもわかりやすい記事を心がけています。
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