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注目のNFTコレクションAopanda Party(あおぱんだパーティー)の特徴や購入時の注意点などを徹底解説

解説系記事

現在のNFT市場では、様々なコレクションが登場してきていますが、そのほとんどが海外発のプロジェクトとなっています。

そんな中、現在大きな注目を集めている日本発のNFTプロジェクトがAopanda Party(あおぱんだパーティー)です。

この記事では、Aopanda PartyとはどのようなNFTコレクションなのか?といった概要・特徴や、今後のロードマップなどを詳しく解説していきます。

また、Aopanda Partyを購入・保有する際に気を付けたい注意点などもご紹介していくので、興味のある方はぜひ最後までご覧ください。

Aopanda Party(あおぱんだパーティー)とは?3つの特徴をご紹介

それでは早速、Aopanda Partyの以下の3つの特徴を詳しく確認していきましょう。

  • 人気クリエイターAo Umino氏がプロデュースするNFTコレクション
  • すでにTiktokフォロワー66万人を突破している人気キャラクターをNFT化
  • NFTの盗難防止機能である「ぱんだロック」を実装

人気クリエイターAo Umino氏がプロデュースするNFTコレクション

Aopanda Partyとは、2022年10月30日にリリースされたばかりのNFTコレクションです。

CryptoPunksやBAYC(Bored Ape Yacht Club)などと同様、様々なパーツをアルゴリズムによって組み合わせて作られたジェネラティブNFTとなっており、合計10,000点が発行されています。

NFTのプロデュースを行っているのは、Ao Umino氏という有名なアニメ・クリエイターであり、「あおぱんだ」というキャラクターの生みの親でもあります。

Ao Umino氏は、これまで様々なアニメーション作品にも参加しており、Netflixのオリジナルアニメとして配信された「アグレッシブ烈子」や、中国の漫画を原作としたアニメ「兄に付ける薬はない!」などに携わってきました。

また、Aopanda Partyをリリースする前から「Devil Kitties」というNFTコレクションを運営しており、数多くの実績を残してきた人物として知られています。

すでにTiktokフォロワー66万人を突破している人気キャラクターをNFT化

そんなAopanda Partyですが、NFTのデザインにもなっている「あおぱんだ」が誕生したのは2014年と歴史が長く、もともとはLINEスタンプのキャラクターとして描かれました。

その後、2016年からTikTokにて「あおぱんだ」のアニメーション動画の投稿を開始し、2022年12月現在では約66万人ものフォロワー数を獲得しています。

その他にも「あおぱんだ」は、ゲームセンターのUFOキャッチャーの景品となっていたり、岩手県が運営するTikTokアカウント「岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部」にて、コロナウイルス感染防止を啓発する動画にも登場しています。

@iwate_pref_official @aopanda_ao さん作成ありがとうございました!#初めましてと久しぶりに注意を!!#岩手県 ♬ オリジナル楽曲 – 岩手県新型コロナウイルス感染症対策本部

このように、すでに人気を獲得しているキャラクターをNFTにしたことも、Aopanda Partyが大きな注目を集めた理由の一つと言えるでしょう。

NFTの盗難防止機能である「ぱんだロック」を実装

Aopanda Partyの最後の特徴として、NFTの盗難対策となる「ぱんだロック」という独自の機能を実装していることが挙げられます。

「ぱんだロック」は、おそらく世界で初となるNFTの盗難を防止できる機能であり、一度ロックをかけると解除するまでNFTの転送ができなくなるという特徴があります。

ここ最近では、NFTが盗まれるハッキング事件が多発していることから、こういった被害を未然に防ぐためにも非常に役立つ機能と言えるでしょう。

「ぱんだロック」は、公式Discord「PANDAO」に用意されている専用ページにアクセスし、NFTが入っているMetaMaskを接続することで設定できます。

ただし、ロック・解除のたびにガス代として少額のイーサリアム(ETH)が発生するので、その点はあらかじめ把握しておいてください。

Aopanda Party(あおぱんだパーティー)の今後の展望やロードマップ

画像引用元:Aopanda Party公式サイト

次に、Aopanda Partyのロードマップについてご紹介していきます。

公式サイトで掲載されているロードマップや、Twitterからの情報を元に今後の展望をチェックしていきましょう。

メッセージ機能をはじめとした様々なユーティリティの提供

Aopanda Partyでは、メッセージ機能をはじめとした様々なユーティリティをNFTホルダーに提供していく予定です。

中でも「あおぱんだメッセージ」と呼ばれる、自分の大切な人へのメッセージをあおぱんだが代わりに伝えてくれる機能などが目玉となっています。

まだ詳細は不明ですが、NFTの背景を合成できるプラットフォームなど、今後様々なコンテンツが順次発表されると考えられます。

Aopanda Party(あおぱんだパーティー)のPVの作成・公開

今後のロードマップとして、2022年の年内にAopanda PartyのPVが作成・公開される計画となっています。

また、アニメ制作の面白さを伝えるために、PVの制作過程をNFT保有者のみがアクセスできるDiscordチャンネルに公開していくとのことです。

あおぱんだのキャラクターが好きなファンの方にとっては、かなり楽しむことができるオリジナルコンテンツだと言えるのではないでしょうか?

アニメスタジオ「PANDAO」の設立を計画

Aopanda Partyの最後の展望として、1年以内にアニメスタジオ「PANDAO」を設立することを計画しています。

「PANDAO」という名称からわかるように、おそらくDAO(自律分散型組織)的なコミュニティでアニメ制作を行うことを目的にしていると考えられるでしょう。

アニメスタジオの設立に向けて、今後はYouTube Liveを使ったアニメ講座や、参加型アニメ制作などのプロジェクトを実施していくとのことです。

Aopanda Party(あおぱんだパーティー)のNFTを購入・保有する際の2つの注意点

最後に、Aopanda PartyのNFTを購入・保有する際に気をつけたい、以下の2つの注意点をご紹介していきます。

これらの注意点はAopanda Partyだけに限らず、他のNFTを取引する際にも知っておきたい項目なので、詳しく確認してみてください。

・必ずAopanda Party(あおぱんだパーティー)公式のNFTを購入する
・スキャム(詐欺)のツイートやDMに注意する

必ずAopanda Party(あおぱんだパーティー)公式のNFTを購入する

Aopanda PartyのNFTを購入する際は、必ず公式(本物)のNFTかどうかを確認してから取引するようにしましょう。

現在、NFTを売買する際に最もよく利用されているOpenSeaですが、誰でもNFTを発行することができるため、公式に見せかけた偽物のNFTが販売されているケースもめずらしくありません。

確実な方法は、Aopanda Party公式サイトに掲載されているOpenSeaへのリンクからアクセスすることです。

NFTによっても異なりますが、OpenSeaの運営が検証を行ったコレクションには「青色のチェックマーク」が付与されるので、それを参考に本物か偽物かを判断することもできるでしょう。

また、補足にはなりますが、過去にはGoogleのリスティング広告(検索結果の上位に表示させる有料広告)を利用し、OpenSeaそっくりの偽サイトが検索結果に表示されていたことがあります。

こういったケースからわかるように、キーワード検索を利用したサイトへのアクセスは絶対に安全とは言えないため、やはり公式サイトのリンクを利用するのがおすすめです。

スキャム(詐欺)のツイートやDMに注意する

ここ最近では、TwitterのリプライやDMから詐欺サイトに誘導し、NFTを盗むスキャム(詐欺)が横行しています。

中には、「Aopanda」といったような特定のキーワードをツイートしたアカウントに対して、無差別に詐欺サイトのURLを載せたリプライをしてくるbotも存在しています。

もし、こういった怪しいサイトにアクセスしてMetaMaskを接続してしまうと、中に入っているNFTや暗号資産を盗まれる危険性が高いでしょう。

前述の「ぱんだロック」を設定していたとしても、ウォレットのシードフレーズが盗まれた場合は対処のしようがありません。

Aopandaのような高価なNFTを保有している方は、自分の資産を守るためにもLedgerなどのハードウェアウォレットの利用も検討してみてください。

なお、Ledgerの概要や使い方は、【徹底解説】NFTを安全に保管できるLedger Nano S Plusの登録方法や使い方などを完全ガイドの記事で詳しくご紹介しています。

Aopanda Party(あおぱんだパーティー)の特徴や購入時の注意点まとめ

今回の記事では、様々なアニメ作品に携わってきた人気クリエイター、Ao Umino氏がプロデュースするAopanda Party(あおぱんだパーティー)について解説してきました。

あおぱんだは、TikiTokのフォロワーが66万人以上を突破しており、すでに多くのファンを抱えていたことも、大きな注目を集めた要因の一つと考えられます。

2022年12月現在、リリースから約1ヶ月ながらフロアプライスが1ETHを超えているなど、順調な滑り出しを切ったと言えるでしょう。

ロードマップを見る限り、様々な機能やユーティリティの提供も開始されるため、今後も継続的に注目を集めていくプロジェクトになっていくと考えられます。

GM

gm

2017年から仮想通貨投資を開始し、2020年から本格的にweb3.0の世界に参入。現在はフリーランスとして暗号資産やブロックチェーン、NFT、DAOなどweb3.0に関する記事を執筆。NFT HACKでは「初心者にもわかりやすく」をモットーに、読者の方々に有益となる記事の作成を行なっている。
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