暗号資産(仮想通貨)は現物取引をするだけではなく、NFT技術を使った稼ぎ方が増えてきています。特に注目されているのは、ゲームをプレイすることで暗号資産が手に入るPlay to Earnです。
中でも、最近話題になっているのはTitanHuntersと呼ばれるゲームです。内容はシンプルで、ゲームがあまり得意ではない方でも始めやすいものになっています。
この記事ではTitanHuntersの始め方や稼ぎ方を紹介します。
この記事の構成
TitanHuntersとは?
TitanHunters(タイタンハンターズ)とは、プレイすることで暗号資産が得られるPlay to Earnのゲームです。
MineCraftからインスピレーションを受けたMMORPGで、プレイヤーはハンターとなり、襲いかかってくるモンスターを倒します。
倒したモンスターから得た材料を使って新しい武器や防具を作っていき、より強いボスを倒して行くことが目標です。
TitanHuntersの始め方
まずはTitanHuntersを始める際の流れは下記の通りです。
- TitanHuntersをダウンロード
- 国内の取引所と海外の取引所を開設
- TITAを用意
- TITAを使ってNFTアイテムを獲得
- ゲームをプレイする
ここからはTitanHuntersの始め方を具体的に紹介します
ステップ1:TitanHuntersをダウンロード
まずはTitanHuntersのアプリをApp storeやGoogleplay storeからダウンロードします。
ダウンロード後は、アカウントを完成させることでプレイ可能になります。
NFTを持っていなくてもプレイは可能であるため、単純にゲームを遊びたい方はこれだけで準備完了です。
TitanHuntersは無料でもプレイできますが、NFTアイテムを装備した方が稼ぐ効率が良いので、今回は購入する流れを説明します。
ステップ2:国内の暗号資産取引所とBinanceを開設
ここからはNFTをゲームに反映させた上でプレイする方法を紹介します。まず国内の暗号資産取引所と海外の取引所であるBinanceを開設しましょう。
Binanceは世界的に有名な取引所であり、さまざまな銘柄を取引しています。そのため、TitanHunters以外のゲームをプレイする際や銘柄を取引する際の利便性も高いです。
国内の暗号資産取引所で購入する銘柄はどれでも良いですが、後にBinanceに送金することを考えると、送金手数料の安いXRP(リップル)の購入がおすすめです。
そのため、開設する取引所に関してもXRPの取り扱いがある取引所にしましょう。
ステップ3:MetaMaskを用意する
取引所の開設が終わったら、続いてはMetaMaskの開設に入ります。
MetaMaskとは暗号資産を保管するウォレットであり、TitanHuntersで利用するトークンを交換する際に使います。
MetaMaskの開設方法については、下記の通りです。
- MetaMaskを利用できるブラウザをダウンロード
- MetaMaskを公式サイトからダウンロードしてブラウザに導入
- MetaMaskをセットアップ
- MetaMask上でウォレットを作成
MetaMaskの導入はGoogle Chromeがおすすめです。
Google ChromeにおけるMetaMaskの設定は簡単で、ピン止めすることでいつでも簡単に開けます。
スマートフォンのアプリの場合はApp storeかGoogleplay storeでダウンロードした後、ブラウザ版と同様にセットアップしてください。
MetaMaskの開設方法についてさらに詳しく知りたい方は下記の記事をご一読ください。
『初心者でもMetaMaskが使えるようになる。設定から送金方法までわかりやすく解説』
ステップ4:国内の取引所で暗号資産を購入
続いて、TitanHuntersで利用する資金を用意します。まずは国内の暗号資産取引所で暗号資産を購入します。
取引所で暗号資産を購入する流れは下記の通りです。
- 日本円を取引所に入金
- 日本円を購入したい暗号資産へ換金
日本円を取引所に入金する場合は、「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」のどれかの方法を活用します。
銀行振込で入金すると手数料が安いのでお得です。
また、取引所によっては入金に時間がかかってしまうため、余裕を持って入金を行いましょう。
国内の取引所で暗号資産を購入したら、次は海外の取引所へ送金します。
ステップ5:Binanceへ送金、BNBへ換金
国内の取引所で暗号資産の用意が完了した後は、Binanceに暗号資産を送金します。
国内取引所から海外取引所へ送金する方法は下記の通りです。
- 海外の取引所のアドレスをコピーする
- 国内の取引所で送金手続き(アドレスを貼りつける)
- 送金手続きを完了
今回の場合はBinanceに向けた送金ですが、海外の取引所へ送金する場合はいずれも上記の流れになります。
Binanceに送金が完了したら、BNBへ換金しましょう。
ステップ6:BNBをMetaMaskへ送金
BNBを手に入れたら、MetaMaskへ送金します。
MetaMaskへの送金方法としては、
- Binanceで暗号資産の出金画面に移行
- MetaMaskでアドレスを取得する
- 数量を入力して、出金手続き
BNBをMetaMaskに送金する際、ネットワークはBNBスマートチェーンを選択します。
設定を変更しなければ自動反映されるため、問題ありません。
MetaMaskのアドレスは開いた際にアカウント名の下にあります。アドレスをクリックするとコピーできるので、Binanceの送金画面に入力しましょう。
ステップ7:PancakeSwapでTITAに換金
MetaMaskに送金したBNBをTitanHuntersで利用するTITAに換金します。
TITAへの換金はPancakeSwapというサイトを活用します。
PancakeSwapにアクセスしたら、右上の「Connect」からMetaMaskと連携。連携が完了した後は、右上にMetaMaskのアドレスが表示されます。
その後、上部メニューから「trade」を選択、「Exchange」から交換する暗号資産ペアを選択します。
今回の場合はBNBをTITAに換金します。ペアの設定が完了したら、交換したい数量を入力して完了です。
TITAの交換が済んだら、MetaMask側にTITAを反映させましょう。
MetaMaskのメインメニューを開いた後に、MetaMaskアイコンをクリック。画面下部の「トークンをインポート」をクリックすると、コントラクトアドレスを入力する画面に入ります。
TITAのコントラクトアドレスは下記の通りです。
「0x0c1253a30da9580472064a91946c5ce0C58aCf7f」
アドレス入力が済んだら、TITAへの換金・反映は完了です。
ステップ8:NFTアイテムを購入
TITAを手に入れた後はTitanHuntersでNFTアイテムを購入しましょう。
NFTアイテムを手に入れる方法は下記の2つです。
- 非NFTアイテムをNFT化する
- 宝箱(ガチャ)からNFTアイテムを獲得する
非NFTアイテムは無料プレイでも獲得できますが、これをNFT化するためにはTITAが必要になり、アイテムのレアリティによってNFT化に必要なTITAの数量は変動します。それぞれ必要なTITAは下記の通りです。
- COMMON:400TITA
- RARE:800TITA
- ELITE:1,600TITA
- EPIC:3,200TITA
- HEROIC:6,400TITA
- LEGENDARY:12,800TITA
アイテムをNFT化する方法は下記の通りです。
- 公式サイトへアクセス
- 公式サイト上部メニューから「INVENTORY」をクリック
- 「非NFT」からNFT化したい武器や防具を選択
- 「APPADUE TO AUDIT」をクリック
一方で、TITAを消費して手に入れる宝箱から獲得できるアイテムは最初からNFT化されているため、すぐにNFTアイテムを獲得したい時におすすめです。
宝箱には3つのレアリティがあり、それぞれ費用が異なります。
- IMMORTRAL CHEST(3個のアイテム):1,800TITA
- RADIANT CHEST(6個のアイテム):3,000TITA
- INFINITY CHEST(9個のアイテム):4,200TITA
NFTアイテムが入っている宝箱の開封方法は下記の通りです。
- 公式サイトへアクセス
- 公式サイト上部メニューから「IN-GAME」をクリック
- 上部メニューから「SUMMON」をクリック
- 自分が購入したい宝箱をクリック
NFTを購入した後はTitanHuntersで遊ぶだけなので、ゲーム自体の流れを把握しておきましょう。
TitanHuntersの遊び方
TitanHuntersはシンプルな流れなので、ソーシャルゲームがあまり得意ではない方でも楽しめる作りになっています。
ここからはTitanHuntersの遊び方を紹介します。
ゲームの流れ
TitanHuntersのゲームの流れは下記の通りです。
- 冒険の扉に入る
- ステージを選択
- 敵と戦う
- コインや素材を使ってクラフト、アップグレードを行う
- ハンターランクを上げていき、選べるステージを増やす
NFTが関わってくるのはキャラクターが装備できる武器や防具です。ステージにはフロアが20以上あり、5の倍数はボス戦になります。
NFTアイテムを装備をした状態でザコ敵(確率でドロップ)もしくはボス(確定でドロップ)を倒すと$TITAが手に入るため、NFTアイテムが必須です。
ホーム画面でできること
ホーム画面でできることは下記の通りです。
- ステージに出撃
- 武器や防具のクラフト
- 武器や防具のアップグレード
今後のアップデートでさまざまな機能が増える可能性もあるため、ホーム画面にある建物は定期的にチェックしましょう。
TitanHuntersで稼ぐ流れ
TitanHuntersでは、$TITAというゲーム内通貨を稼いでいくことになります。$TITAは手数料がかかるものの、TITAと交換可能です。
手に入る$TITAの数量はダンジョンで倒したボスと装備しているNFTアイテムの数とレアリティで決まります。
ここからはTitanHuntersで利益が発生する流れを紹介します。
レアリティの高いボスを倒して$TITAを集める
ダンジョン内でレアリティの高いボスを倒すことで、$TITAを回収できます。装備の強化などによって、キャラクターを強くしていき、ダンジョン攻略を進めていきましょう。
$TITAを稼ぐためにはLegendaryのボスと以下に遭遇するかが重要です。
そんなLegendaryのボスにどれだけ遭遇できるか(Boss Rate)はキャラクターのNFT装備の数によって変動します。
NFTの装備数 | Boss Rate |
0個 | 2% |
1個 | 3% |
2個 | 4% |
3個 | 5% |
4個 | 6% |
5個 | 7% |
6個 | 8% |
7個 | 9% |
8個 | 10% |
9個 | 11% |
NFTのレアリティはBossRateには関係ありません。そのため、NFT装備のレアリティよりも全身の装備をNFTにすることが要求されます。
アイテムのレアリティ
TitanHuntersにおけるアイテムのレアリティによって得られる$TITAの数量は異なります。
レアリティが高いほど多く得られますが、防具よりも武器のほうがレアリティによる上昇値が高いです。
アイテムのレアリティはクラフトするクラフト台によって決まります。クラフトは、ステーで得た素材を消費してできるガチャのことです。
クラフト台によるアイテム作成にしては下記をご参考にしてください。
COMMON CRAFTING | Coin:500枚
Common Crystal:30個 |
COMMON装備をクラフト |
RARE CRAFTING | Coin:700枚
Common Crystal:20個 Rare Crystal:20個 |
RARE装備をクラフト |
ELITE CRAFTING | Coin:1,500枚
Common Crystal:30個 Rare Crystal:20個 Elite Crystal:20個 |
ELITE装備をクラフト |
EPIC CRAFTING | Coin:6,000枚
Common Crystal:120個 Rare Crystal:50個 Elite Crystal:30個 Epic Crystal:20個 |
EPIC装備をクラフト |
HEROIC CRAFTING | Coin:30,000枚
Common Crystal:180個 Rare Crystal:120個 Elite Crystal:60個 Epic Crystal:30個 Heroic Crystal:20個 |
HEROIC装備をクラフト |
LEGENDARY CRAFTING | Coin:180,000枚
Common Crystal:300個 Rare Crystal:150個 Elite Crystal:100個 Epic Crystal:50個 Heroic Crystal:30個 Legendary Crystal:20個 |
LEGENDARY装備をクラフト |
クラフトによって生まれる装備はNFT化されていないため、NFT化しなければいけません。
前述のように、NFT化するためにはTITAが必要になります。
適切なアイテムを装備してボスを倒し、集めた$TITAをTITAに変換していきましょう。
$TITAをTITAに変換
$TITAをTITAに変換する流れは下記の通りです。
- TitanHuntersの公式サイトにログイン
- 「IN-GAME」から「CLAIM」をクリック
- 変換したい数量を入力して「WITHDRAW」をクリック
資金がない状態は変換できないため、注意が必要です。
TITAを変換する際は数量によって手数料が変動します。
変換するTITAの数量 | 手数料 |
50~100 | 変換する量の60% |
100~250 | 変換する量の50% |
250~500 | 変換する量の40% |
500~1,000 | 変換する量の30% |
1,000~2,000 | 変換する量の20% |
2,000~4,000 | 変換する量の10% |
4,000~ | 変換する量の2% |
変換する量が少ないほど手数料が高いため、まとめてTITAに変換するのがおすすめです。
また、TITAを変換する際の限度量として「5,000TITA」というボーダーがあります。変換後の2日間は変換ができなくなるので注意が必要です。
TITAをXRPに変換
変換できたTITAを日本円に換金するためには、取引所を活用する必要があります。流れとしては、TITAをから日本円へ直接の日本円に換金はできないので不可能であるため、まずは日本円とのやりとりが可能なに変換できる仮想通貨XRP(リップル)に変換しましょうしてから、日本円にします。
まずはTITAをXRP(リップル)に変換するため、そのためにパンケーキスワップというサービスを利用します。
前準備としてMetaMaskにXRPを反映させる必要があります。MetaMaskのメイン画面で「トークンをインポート」をクリック。
トークンコントラクトアドレスに「0x1d2f0da169ceb9fc7b3144628db156f3f6c60dbe」を入力すると、XRPの登録が完了します。
パンケーキスワップのページで「Trade」をクリックして、スワップ画面に移行。上をTITAに下にXRPを設定した上で、数量を入力して「スワップ」をクリック。
手続きが完了すると、TITAがXRPに換金されています。
XRPを日本円を変換
最後にXRPを日本円に変換する流れについてですが、Binanceに入金した後に国内取引所に送金して日本円にします。
まずBinanceのメニューで「アイコン」をクリック。「ウォレット」「フィアットと現物」の順番で進めていき、「現物」の「XRP」を選択します。
「入金」をクリックした後、通貨は「XRP」ネットワークは「BSC」を選択したらMetaMaskの方で設定をしましょう。
MetaMaskを開いたら、ネットワークを「BSC:XRP」にした上で「送金」をクリック。Binanceの画面で表示されているアドレスをコピーしてMetaMaskの送金先にペーストします。
「次へ」を押すことでガス代(手数料)を含んだ詳細が表示されるので、確認した上で「確認」を押すことでBinanceへの送金が完了です。
Binanceから国内の取引所に送金することで、日本円の変換がは可能となります。
今回はCoinCheckを例として流れを解説します。
まずは国内取引の「暗号資産の受取」をクリック。受取銘柄として「Ripple」を選択した上で「アドレス作成」をクリック。
送金先のアドレスが表示されるため、そちらをBinanceに反映させます。
Binanceのメニューにある「ウォレット」から「フィアットと現物」を選択。XRPのメニューから「出金」をクリックして、アドレスにはCoinCheckの「アドレス」を、MEMOにはCoinCheckの「宛先タグ」を入力したら、「出金」を押して手続き完了です。
CoinCheckに送金が完了している状態なので、あとはCoinCheck内でXRPを売却しましょう。
まとめ:TitanHuntersで、ゲームで稼ぐ楽しみ方を知ろう!
TitanHuntersはPlay to Earnのゲームの中でも基本無料なことから比較的始めやすくゲーム性が複雑ではないため、手軽にプレイできます。
また、今後のアップデートで複数人でプレイできる噂もあるため、友達と一緒にゲームを遊びながら稼ぐということも可能になるかもしれません。
参入しやすいNFTゲームをお探しの方はTitanHuntersをチェックしてみてはいかがでしょうか。