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Larva Labs社がリリースしたNFTコレクション、Meebits(ミービッツ)の概要や特徴を徹底解説

解説系記事

現在、NFTが大きく普及したことで様々なプロジェクトが誕生していますが、その中でもMeebits(ミービッツ)は世界的に人気の高いNFTコレクションの一つとして知られています。

Meebitsは、世界で最も有名なCryptoPunks(クリプトパンクス)を生み出したLarva Labs社によって作成されたNFTコレクションであり、リリース直後から大きな注目を集めました。

この記事では、MeebitsとはどのようなNFTコレクションなのか?といった概要・特徴について初心者にもわかりやすく解説していきます。

また、Meebitsを購入する際におすすめのNFTマーケットプレイスもご紹介していくので、気になる方はぜひ最後までご覧ください。

Meebits(ミービッツ)とはどんなNFTコレクション?概要・特徴を徹底解説

それではまず、Meebits(ミービッツ)のNFTコレクションとしての概要・特徴を詳しく確認していきましょう。

Larva Labs社によって2021年5月にリリースされたコレクティブルNFT

冒頭でもご紹介したように、MeebitsとはLarva Labs社によって2021年5月に正式リリースされたNFTコレクションです。

顔・服装・アクセサリーなどそれぞれ異なるパーツを組み合わせたコレクティブルNFTとなっており、合計で2万体が発行されています。

後に詳しくご紹介しますが、人間・ブタ・ロボット・スケルトンなどの分類があり、各種類によって大きく価値や希少性が異なる特徴があります。

また、Meebitsはただのピクセルアートではなく、立体的な3Dボクセルアートであり、メタバースにて自分のアバターとして使用できる点も特徴と言えるでしょう。

OpenSeaの取引高ランキングでも常に上位に位置するなど人気が高い

Meebitsは2021年5月に販売開始された際、約8時間ほどで完売してしまったことでも知られています。

実際、世界最大のNFTマーケットプレイスであるOpenSeaの取引高ランキングでも常に上位に位置しており、2022年7月22日現在では過去全ての取引高で12位に位置しています。

フロアプライスに関しても、直近3ヶ月間では約6ETHを推移しており、非常に高額で取引が行われてるNFTと言えます。

「MeebitsDAO」というコミュニティが形成されている

Meebitsの特徴として、Meebitsに興味・関心がある方が集まる「MeebitsDAO」というコミュニティの存在も挙げることができるでしょう。

DAO(Decentralized Autonomous Organization)とは日本語で「自律分散型組織」と呼ばれており、特定のリーダーや管理者がいなくとも自律的に運営されていくコミュニティのことを指します。

2022年7月現在、すでに約3,900人を超える人数がMeebitsDAOのDiscordに参加しており、大きな盛り上がりを見せています。

メタバース上で自由に動かすことができる

Meebitsの最後の特徴として、NFTの保有者は3Dアバターとしてメタバース上で自由に動かせることです。

上記のツイートで解説されている手順の通り、Larva Labs社の公式サイトにアクセスしてMeebitsの所有者であることを証明すれば、「T-pose OB」というファイルを得ることができます。

この「T-pose OB」があれば、標準的な3Dモデリングやアニメ制作ソフトなどにインポートすることができ、自由にNFTを動かすことが可能となります。

こういった自由度の高さもMeebitsの大きな特徴と言えるでしょう。

レアリティが異なるMeebits(ミービッツ)の種類・パーツ

画像引用元:The Meebits

ここでは、先ほど少し触れたMeebitsの種類・パーツについてご紹介していきます。

それぞれの種類やパーツによってレアリティや価値が大きく異なるので、詳しく見ていきましょう。

Meebits(ミービッツ)の7種類の基本タイプ

まずは、Meebitsの7種類に分類される基本タイプを確認していきます。

種類 発行数 平均価格
解剖(DISSECTED) 5 700ETH
訪問者(VISITOR) 18 330.1ETH
スケルトン(SKELETON) 57 114.1ETH
ロボット(ROBOT) 72 103.37ETH
ゾウ(ELEPHANT) 256 25.8ETH
ブタ(PIG) 711 15.83ETH
人間(HUMAN) 18,881 4.26ETH

※平均価格は2022年7月現在の数値を記載

上記のように、Meebitsは7つの種類に分類されており、それぞれ発行枚数や平均価格が大きく異なっているのがわかるでしょう。

特に最も発行数が少ない解剖(DISSECTED)は非常に希少性が高く、高額な価格帯で取引が行われています。

Meebits(ミービッツ)の髪型・服装・アクセサリーなどのパーツ

上記のように、7種類の基本タイプに分かれているMeebitsですが、それぞれのキャラクターを構成しているパーツによっても価値が異なります。

属性 発行数 平均価格
タトゥー(TATTOO) 994 6.49ETH
背番号(JERSEYNUMBER) 1,433 6.18ETH
イヤリング(EARRING) 2,042 4.91ETH
オーバーシャツ(OVERSHIRT) 3,210 5.95ETH
ネックレス(NECKLACE) 3,738 5.36ETH
帽子(HAT) 4,329 7.45ETH
ヒゲ(BEARD) 4,429 4.86ETH
メガネ(GLASSES) 7,830 4.97ETH
ズボン(PANTS) 20,000 5.4ETH
髪(HAIR) 20,000 5.4ETH
靴(SHOES) 20,000 5.4ETH
シャツ(SHIRT) 20,000 5.4ETH

※平均価格は2022年7月現在の数値を記載

Meebitsは様々なパーツを組み合わせて作られているコレクティブルNFTですが、各パーツに関しても発行されている数量が大きく違います。

ズボンやシャツといった基本的なパーツは全てのキャラクターで共通ですが、特にタトゥーや背番号はレアリティが高いパーツとなっています。

Meebits(ミービッツ)を購入できるNFTマーケットプレイス

最後に、Meebits(ミービッツ)を購入できるおすすめのNFTマーケットプレイスを3つご紹介していきます。

これからMeebitsの購入を検討している方や少しでも保有してみたいと考えている方は、ぜひチェックしてみてください。

OpenSea

OpenSeaは、Meebitsだけでなく様々なNFTを購入・販売できる世界最大のNFTマーケットプレイスです。

全てのNFTマーケットプレイスの中でも過去の取引高ランキング1位となっており、業界の中でも確固たる地位を築いています。

NFTの流動性も非常に高く、イーサリアムをはじめとした合計4つのブロックチェーンに対応しているので、NFTを購入する際にはまず第一候補となるマーケットプレイスと言えるでしょう。

使い勝手も良くMetaMaskと接続すればすぐに利用できるので、これからMeebitsの保有を検討している方はぜひOpenSeaを確認してみてはいかがでしょうか。

LooksRare

LooksRareは、上記のOpenSeaの地位を脅かすとまで言われているおすすめのNFTマーケットプレイスです。

Meebitsをはじめとした様々なNFTコレクションを取り扱っており、2022年1月のリリース当初はOpenSeaの取引ボリュームを大きく超えるなど盛り上がりを見せました。

画像引用元:THE BLOCK

またLooksRareの特徴として、特定のNFTを取引すると報酬として独自のガバナンストークン「LOOKS」が配布される仕組みも導入しており、ユーザーにとってLooksRareを利用するインセンティブは大きいと言えます。

今後、MeebitsなどのNFTを取引していきたい方は、LooksRareも利用するマーケットプレイスの選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。

Coincheck NFT(β版)

Coincheck NFT(β版)は、日本国内でも最大規模の暗号資産取引所であるCoincheckが提供するNFTマーケットプレイスです。

2021年11月9日にMeebitsの取り扱いを発表し、希少性の高いタトゥー(TATTOO)を持つMeebitsもラインナップするとのニュースから当時は大きな話題となりました。

通常、Meebitsを購入する場合、事前にイーサリアムをMetaMaskなどのウォレットに送金する必要がありますが、Coincheck NFT(β版)であれば取引所と連携して利用できるため、面倒な送金手続きなどを省けるメリットがあります。

またOpenSeaなどとは異なりオフチェーンでの取引となるため、取引時のガス代(手数料)が発生しないことも、Coincheck NFT(β版)ならではの特徴と言えるでしょう。

NFTコレクションMeebits(ミービッツ)の概要・特徴や購入方法まとめ

今回の記事では、2021年5月にLarva Labs社によってリリースされたNFTコレクション、Meebits(ミービッツ)の概要や特徴などをご紹介してきました。

解説してきたように、Meebitsは様々なパーツを組み合わせて作られている合計2万作品のコレクティブルNFTとなっており、キャラクターを構成するパーツによって価値やレア度が異なる特徴を持っています。

また、様々な取り組みを行っているMeebits DAOの存在や、NFT保有者はメタバース上でのアバターとして自由に活用できるなど、多くのメリットがあるプロジェクトと言えるでしょう。

今後、Meebitsを少しでも保有してみたいと思う方は、ぜひこの機会に記事の最後でご紹介したNFTマーケットプレイスを確認してみてはいかがでしょうか。

GM

gm

2017年から仮想通貨投資を開始し、2020年から本格的にweb3.0の世界に参入。現在はフリーランスとして暗号資産やブロックチェーン、NFT、DAOなどweb3.0に関する記事を執筆。NFT HACKでは「初心者にもわかりやすく」をモットーに、読者の方々に有益となる記事の作成を行なっている。
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