Cool Girl NFTは、大きな注目を集める国産NFTプロジェクトです。
プロジェクトの開始から右肩上がりの成長を遂げており、マーケットでの知名度も高まってきました。プロジェクトの勢いの強さゆえに、ベンチャー企業を立ち上げるまでに発展したほどです。
今では発表される新作NFTには落札希望者が殺到し、入手困難なコレクションになっています。
この記事では、Cool Girl NFTの特徴や注目されている理由について説明します。
Cool Girl NFTについて、興味をもっている人やこのプロジェクトのNFTを購入したい人は、ぜひ最後までご覧ください。
なお「Cool Girl NFT」プロジェクトのNFTを入手するには、暗号資産(仮想通貨)取引所で口座を開設し、ETHを購入する必要があります。
まだ口座を開設していない人は「日本国内の暗号資産取引所の口座開設方法から、トラベルルール、税制までを一気に解説。」を参考にETHを入手してみてください。
この記事の構成
Cool Girl NFT(クールガールNFT)とは?
画像引用元:Open Sea
Cool Girl NFTとは、一点物のNFT作品を軸としたプロジェクトです。
このプロジェクトの概要は、以下の表のとおりです。
プロジェクト名 | Cool Girl NFT(クールガール NFT) |
運営会社 | 株式会社 Cool Connect |
ファウンダー | imoto氏(@@imoto_akira) |
NFT発行枚数 | 39体(2022年8月3日時点)
1週間に1体ほどの新作を放出 |
ブロックチェーン | イーサリアム |
NFT取引プラットフォーム | OpenSea |
Discord | Cool Connect Co.公式Discord |
Cool Connect Co. 【公式】(@Cool_Connect_Co) |
また、大要として以下の点が挙げられます。
- imoto氏がプロデュースする国内NFTプロジェクト
- 人気急騰により入手困難なコレクションに成長中
- ベンチャーキャピタルから出資を受け法人化した
これらの要点を、具体的に見ていきましょう。
imoto氏がプロデュースする国内NFTプロジェクト
Cool Girl NFTのプロジェクトを手掛けるのが、日本人のimoto(@imoto_akira)氏です。
imoto氏とは、作業療法士やライターの経験を持つNFTマーケターです。この人物が発起人となり、プロジェクトの構想から全体の方向性を決めています。
このプロジェクトが発行するNFTではimoto氏が作画の方向性を定めて、イラストレーターの栓(@seeen_nft)氏がデザインを制作します。
当初はこの二人によってスタートしたプロジェクトですが、規模の拡大とともに多くの協力者が加わりました。
今ではSNSやコミュニティの管理など、NFTの保有者を中心にたくさんの人の力によって運営されています。
人気急騰により入手困難なコレクションに成長中
「Cool Girl NFT」プロジェクトが発行するNFTは、人気の高まりとともに入手困難なコレクションになりました。
なぜなら落札希望者の増加に対して、オークションで放出される新作の数が極めて少ないためです。1週間で1体ほどしか新規発行されないため、容易には購入できません。
そのため、オークションでの落札価格も上昇傾向にあります。
2021年11月のプロジェクト開始直後は0.01ETHほどだった取引価格は、今では4ETHを超えることも珍しくありません。
このように、短期間で国内屈指の入手困難度を誇る人気NFTコレクションに成長しました。
ベンチャーキャピタルから出資を受け法人化した
「Cool Girl NFT」プロジェクトが大きな注目を集めた理由は、ベンチャー企業の誕生にまで発展したためです。
「Cool Girl NFT」のプロジェクトが軌道に乗り始めたため、ファウンダーのimoto氏はこれを事業として本格的に展開すべく「株式会社 Cool Connect」を設立しました。
法人化にあたっては、ベンチャーキャピタルであるスカイランドベンチャーズ株式会社からの出資を受けており、強力な支援体制のもとでベンチャー企業が生まれました。
日本において、NFTプロジェクトに関連する起業の事例はほとんどありません。NFTプロジェクトの事業化という新たな試みであり、マーケットから大きな注目を集めています。
参照:PR TIMES「Skyland Ventures、CoolGirlNFTを運営する株式会社Cool Connect(大阪府・大阪市)の総額2100万円のプレシードラウンドに参加」
Cool Girl NFT(クールガールNFT)の特徴や仕組みを徹底解説
次に、Cool Girl NFTの特徴や仕組みについて解説します。Cool Girl NFTには、以下のような5つの特徴があります。
- 「我が道をゆく」をテーマとしたコレクション郡
- 通し番号と個性豊かな女性がトレードマーク
- 作品は1点もので、不定期にオークションが開催される
- 二次創作や企画による交流が活発である
- ジェネラティブによるサブコレクションを準備中
これらの特徴を、順番に見ていきましょう。
「我が道をゆく」をテーマとしたコレクション郡
Cool Girl NFTプロジェクトのテーマは「我が道をゆく」です。
「自分らしく人生を歩む」というコンセプトが掲げられており、imoto氏はNFTを通じてこの価値観を発信しています。
imoto氏はかつて会社員として働いていた時代に、鬱屈とした不満を抱えていました。そして、社会の不条理や自分らしさを表現できない環境に対する苛立ちに耐えきれず、退職を決意します。
この時のimoto氏の想いが源流にあるため、NFTプロジェクトでは「自分らしくある」というテーマが重要視されています。
そのため、このNFTの保有者はimoto氏の理念に共感した人ばかりです。
NFTの所有者になると、所有者限定のチャットコミュニティへ入室できます。ここでは、プロジェクトの方向性に関する話し合いも可能です。加えて、NFTの所有者による交流も盛んです。
今では様々なバックグラウンドを持つ人がNFTの保有者として集い、プロジェクトを盛り上げるための議論に参加しています。
このようにCool Girl NFTのコミュニティでは「我が道をゆく」という理念をもとに、日々新しいプロジェクトに関する活発な議論がなされています。
通し番号と個性豊かな女性がトレードマーク
Cool Girl NFTで発行されるNFTには、2つのトレードマークがあります。
1つ目の特徴は、通し番号です。NFTに描かれたキャラクターの右頬にはシリアル番号が振られ、リリースされた順番が分かる仕組みになっています。
それぞれのNFT個体は、このシリアル番号によって呼称されます。
2つ目の特徴は、遠くを見据える女性です。
すべてのNFTが同じ構図によって描かれているため、一目でCool Girl NFTの作品であると認識できます。強い眼差しには「我が道をゆく」というキャラクターの信念が表現されています。
共通の構図で描かれる一方、髪型や表情、服装はキャラクターごとにさまざまです。加えて、個体によって独自のテーマカラーが設定されています。
これらのファッションや配色の違いは、キャラクターの個性を表現する重要な要素です。
通し番号とシルエットのおかげで、作品ごとの個性を表現しつつも、統一された世界観が演出されています。
作品は1点もので、不定期にオークションが開催される
Cool Girl NFTは、一つひとつ手作業で描かれた作品です。
1点ごとにイラストレーターが作成するため、ジェネラティブコレクションのような大量発行はしていません。
この理由から、NFTの発行点数がとても少ないです。
新作はおおよそ一週間ごとに1点が公開され、不定期に開催されるOpenSeaでのオークションによって競売にかけられます。
毎回のオークションには多くの落札希望者が集まるため、白熱した入札合戦が繰り広げられます。今ではCool Girl NFTプロジェクトの知名度が高まっているため、さらに入手が困難なNFTになりました。
二次創作や企画による交流が活発である
Cool Girl NFTプロジェクトでは、不定期にインターネット上でのイベントが開催されます。
このイベントは、ファン同士が交流を深めるうえで重要な役割を果たします。大喜利やファンアート展などさまざまなイベントが開催されて、コミュニティ内での対話が生まれるためです。
どの企画もNFTのキャラクターを題材としているため、イベントによってキャラクターの認知も広がります。
これらのイベントは、NFT保有者でなくても参加可能です。
イベントをきっかけとして、Cool Girl NFTに関心を持つ人も増えてきました。なかにはNFT界の敏腕イラストレーターまで参加するなど、このプロジェクトが成長する大きな要因となっています。
このようにCool Girl NFTでは、NFTを通じた企画の開催によって影響力を高めています。
ジェネラティブによるサブコレクションを準備中
Cool Girl NFTでは、サブコレクションとなるNFTの展開が計画されています。そのNFTコレクションの名は「CoolGirlCircle(クールガールサークル)」です。
CoolGirlCircleは、Cool Girlのキャラクターと趣味を組み合わせたジェネラティブコレクションです。
従来のオリジナルコレクションは発行数が少ないため、一部の人しか保有できませんでした。そこでこのCoolGirlCircleは、より多くの人に行き渡るように設計されています。
このコレクションは、2022年の冬ごろのリリースが予定されています。ジェネラティブコレクションの登場によって、Cool Girl NFTプロジェクトはさらなる広がりを見せるでしょう。
Cool Girl NFT(クールガールNFT)の購入方法について
「Cool Girl NFT」プロジェクトのNFTを購入する方法は、以下の2通りです。
- OpenSeaで不定期のオークションに参加する
- OpenSeaで二次流通品の個体を購入する
新作を入手したいか否かによって、購入方法が異なります。それぞれの方法を紹介しましょう。
OpenSeaで不定期のオークションに参加する
新作を購入したい場合には、OpenSeaで不定期に開催されるオークションに参加しなければなりません。
新作の競売に関する情報は、事前にimoto氏のTwitterにて告知されます。その情報をもとに、OpenSeaにて入札を行います。
新作を入手できる一方で、多くの落札希望者が参加するため難易度の高い方法です。
OpenSeaで二次流通の個体を取引する
他の所有者が持つNFTを、OpenSea上で購入する方法もあります。
この場合は、所有者が設定した価格で取引を行います。オークションのような競争が発生せず、確実に入手できる手法です。
ただし二次流通品を購入する場合、所有者が販売に同意して価格設定をしている必要があります。そのため、購入できる作品は発行されたNFTのごく一部に限られてしまいます。
Cool Girl NFT(クールガールNFT)の特徴や人気の理由まとめ
本記事では、国内の注目NFTプロジェクト「Cool Girl NFT」の特徴や人気の理由について解説しました。このCool Girl NFTには、以下のような特徴があります。
- 「我が道をゆく」をコンセプトに、一点物のNFT作品を展開している
- ベンチャーキャピタルからの出資を受けて、NFT事業による起業を達成した
- NFT作品を軸にしたコミュニティがあり、企画やファンアートを通じた交流が盛んである
NFTの保有者の数は少ないものの、このプロジェクトは着実に成長を続けています。
日本においてNFTを軸にした起業の事例は、ほとんどありません。そのため「Cool Girl NFT」プロジェクトの動向に大きな注目が集まっています。
今後もこのプロジェクトでは、ジェネラティブコレクションやイベントなど新たな取り組みが予定されています。
今のうちからCool Girl NFTに注目しておくことで、大きなチャンスを得られる可能性があります。
本記事を参考にして、Cool Girl NFTへの投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。