アメリカでは、F1レースがルネッサンスを迎えています。これは、テレビ番組がいかに人気であるかということにも起因しています。F1に関するあらゆるものが、この番組のおかげで人気を博しているのです。
アルテマラボは、この市場に参入し、スポーツカーやドライバーをモチーフにした一点物のデジタルコレクティブルを制作しています。アルテマは、Motorsport Multiverseと協力して、3つのNFTシリーズを展開しています。Motorsport Moments、Motorsport Cards、そしてNigel Mansell Collectionです。
2022年8月25日には、NFTコレクションを購入できるようになります。また、早くコレクションに参加できるパスも販売されるとのこと。
本物のドライビングギアは、ファンやコレクターが手に入れることはほぼ不可能。需要が高く、入手が困難で、高価のためです。偽物のヘルメットでさえ、手に入れるとすれば数百ドルはします。アルテマラボのNFTは、F1ドライバーのヘルメット、グローブ、レーシングスーツ、そして車まで3D画像で再現した正確なゲームです。重要なレース情報を反映した様々なバージョンがあるのです。
アルテマのチームは、インタラクティブで没入感があり、Layer 2ブロックチェーン上に存在する3Dで作られたデジタルオブジェクトを作っています。彼らは、F1レースの知的財産のほとんどをライセンスしているモータースポーツと連携しています。モータースポーツはF1コミュニティの中心であり、写真やグッズの知的財産権を所有。毎月約6200万人が彼らのウェブサイトを訪れています。
モータースポーツ社は、ファンに向けていろいろな情報を発信し、チームやドライバーに関する様々なことにアクセスできる方法である、モータースポーツ・マルチバースを作りました。今後、彼らのプラットフォームを通じて販売されるNFTのアイテムは、アルテマがデザインしました。
アルテマラボ
アルテマラボのCEOであるMadhu Vajayana氏は、モータースポーツ社と共同でNFTバージョンを作っていることを詳しく説明しました。これらは、NFTのレーサーが使用する車や装備を忠実に再現したものです。NFTの映像を集めた「Moments」シリーズの一部だそうです。また、15シーズンで31勝をあげた名F1ドライバー、ナイジェル・マンセルを称えるコレクションも制作中です。彼がF1タイトルを獲得してから30年経っています。
NFTは常に入手が困難で、ユーザーは暗号ウォレットやよく知らない通貨を使う必要がありました。そこで、アルテマは、クレジットカードを直接使えるようにし、買ったものをアルテマウォレットに保存できるようにすることで、より簡単に購入できるようにしたのです。レースで言えば、この合理的な流通方法が複雑な道を一直線にしてくれるのです。これによって、より多くの人が潜在顧客となることが可能になるのです。
マドゥは、NFTから学んだことに満足しています。商品は、購入者が開けることのできる透明デジタルケースに「箱詰め」されています。モノはケースの中に保管されているのです。例えばヘルメットを買ったら、バイザーを開けてヘルメットを回すことができます。ウェアもサインもブランドも、すべて現物を手にしているのと同じような仕上がりです。
同じように、彼らのビデオはクリアキューブに入っていて、回すとさまざまな写真が現れ、そのうちの1枚からショートムービーが始まります。
このコレクションには、コレクターや再び販売される可能性のあるアイテムが集められています。最終的な市場価格は、その商品の希少性や欲しがる人の多さによって変わってくるでしょう。
さまざまな種類のレース
アルテマラボは、失敗する取引、NFTのオン・オフ機能、ブロックチェーンに保存された動画の再生機能など、幅広いトピックをカバーする100以上の特許を保有しており、それ自体も興味深いものです。アルテマが扱うのは、性質が常に変化するデジタルなものです。
彼らが申請した特許は非常に広範であったため、アルテマはプレマネーバリューで4億ドルにあたる10万米ドルの投資を受けることができた。これは、モータースポーツ社がパートナーと共に作った最初の製品です。
アルテマは今、お金を稼げるようにゲーム作りに励んでいます。近い将来、映画や音楽などのユニークなコンテンツで、さらにプロジェクトを立ち上げる予定。アイテムはもちろんアルテマ製。NFTの歴史はその始まりからかなり経ちました。その中で、アルテマはデジタルグッズ作りに力を入れており、NFTは不可逆的な領収書として使われています。
このインスタントリリースが必要な場所を知っているレース関係者がいるのです。両者が合意したモノの種類や形状をアルテマが決める。モータースポーツは、自分たちのブランドであるため、最も重要なサインオフを行う。ここからは、モータースポーツのもうひとつの世界です。
マドゥは、モータースポーツ・マルチバースについて、また、非常に複雑なNFTを、どのようにアルテマラボが作っているかについて、話してくれました。その時のビデオと音声ポッドキャストへのリンクはこちらです。(※訳者注、原文にもリンクはございません)
デジタルアセットの世界は、全体としてまだ歴史が浅いのです。今でさえ、NFTは投機用と人助け用の両方に使われています。しかし、お客さまが購入したいデジタルグッズにこだわるようになり、少しずつこのデジタルアセットの世界が変化しています。
アルテマチームは、幅広く、買いやすいものにこだわることが主流になりそうです。顧客のお金をめぐる競争では、ほとんどの場合、最高の製品を持つ企業が勝者となります。F1レーシング・バイ・アルテマモータースポーツは、知的財産をベースにした大容量NFTの製造に力を入れています。お客さまが興味を持たれたなら、私たちにお知らせください。みなさん、期待しましょう。このF1デジタル製品は、Starterから発売されようとしています。