META ALL−STARSは、プロスポーツに特化したNFTマーケットです。
このマーケットでは、アスリートのデジタル写真や動画、電子チケットのNFTを取引できます。プロスポーツ界においてブロックチェーン技術を活用している事例であり、注目を集めています。
またこのMETA ALL−STARSは、利用にあたってブロックチェーンに関する知識を必要としません。
なぜなら暗号資産(仮想通貨)のほかに、現金でも決済ができるからです。そのため、NFTの購入経験がない一般消費者にも届きやすい設計になっています。
この記事では、 META ALL−STARSの特徴や注目されている理由について説明します。
この記事の構成
META ALL−STARS(メタオールスターズ)とは?
画像引用元:META ALL-STARS
META ALL−STARS(メタオールスターズ)は、プロスポーツやエンターテイメント分野に特化したNFTマーケットです。
従来のNFTマーケットは、一般消費者には近寄りがたいものでした。なぜなら、NFT特有の文化や暗号資産による取引がハードルになっていたからです。
これに対してMETA ALL−STARSでは、一般のスポーツファンにも馴染みやすい設計になっています。
このMETA ALL−STARSには、以下の特徴があります。
スポーツ・エンターテイメント専門のNFTマーケット
META ALL−STARSにおける最大の特徴は、スポーツやエンターテイメント分野に特化している点です。
NFT作品の題材はプロ野球やフィギュアスケートなど、誰でも知っているメジャーなスポーツばかりです。これらのスポーツシーンが写真やイラストとなり、NFTに加工されます。
知名度の高いアスリートがNFT作品として登場するため、一般のスポーツファンを取り込みやすい点が強みです。
そのためMETA ALL−STARSも、スポーツファン向けのマーケティングに力を入れています。
具体的な事例としては、スポーツ中継でのテレビCMや試合会場でのイベント開催です。こうした企画を通じて、これまでNFTに関心がなかった顧客層にNFTの魅力を発信しています。
従来のNFT購買層である個人投資家とは異なる人をターゲットとしており、新たな市場開拓の可能性を秘めています。
日本のスタートアップ企業が運営
META ALL−STARSの運営元は、日本のスタートアップ企業「株式会社META ALL-STARS」です。
日本企業が運営するため、このマーケットのNFT作品には日本人にとって馴染み深いアスリートが数多く登場します。たとえば過去には、フィギュアスケートの浅田真央選手や日本ハムファイターズの新庄剛志監督のNFTが販売されました。
このように、日本のマーケットに寄り添った商品ラインナップが展開されています。
加えて日本企業が運営しているため、日本人にとって購入しやすい設計になっています。
従来のNFTマーケット「OpenSea」は、日本人ユーザーにとって扱いづらいものでした。複雑な操作が必要であり、英語による表示しかできないためです。
これに対してMETA ALL−STARSでは、すべて日本語による操作が可能です。加えて、暗号資産ウォレットの使い方に関する丁寧な解説も受けられるため、初心者でもNFTを購入できる環境が整っています。運営元の企業が国内にある点も、日本人ユーザーにとって大きな安心感を生みます。
このような理由から、日本企業によってNFTマーケットが運営されるメリットは計り知れません。
多数のプロスポーツ競技団体と提携
META ALL−STARSは、多数の有名プロスポーツ団体と提携しています。この有名スポーツチームとのキャンペーンを通じて、チームのファン層をNFTマーケットに取り込んできました。
たとえば提携先の一つが、北海道日本ハムファイターズです。試合やイベントでの名場面の写真が、NFTとして販売されました。加えて、試合時にオーロラビジョンでそのNFTの広告を流すなどファン向けのキャンペーンも行っています。
この他にも、2022年7月にパリ・サン=ジェルマンが来日した際の試合では、META ALL−STARSがスポンサーを務めています。大会期間中は、CM放映や展示ブースでのイベントによりNFTを宣伝しました。
このようなプロスポーツ団体との提携を通じて、META ALL−STARSはスポーツファンへの発信を続けています。
META ALL−STARS(メタオールスターズ)の特徴や仕組みを徹底解説
META ALL−STARSの特徴や仕組みについて、解説します。
このNFTマーケットの特徴は、NFTの知識を持たないスポーツファンでも扱いやすい点です。その一方で、本格的なNFT体験を楽しめます。
なぜならMETA ALL−STARSは、以下の特性を持つためです。
有名選手が公認したNFTを購入できる
META ALL−STARSでは、有名選手公認のNFTアイテムを購入できます。
一般のNFTマーケットでは、スポーツ選手公認のNFTはほとんどありません。まだプロスポーツチームがブロックチェーンの世界に本格的な参入を果たしていないからです。
一方でMETA ALL−STARSでは、スポーツ選手のNFTアイテムが充実しつつあります。META ALL−STARSが主導して有名選手のNFT発行を後押しするため、NFTの知識がないスポーツチームでも簡単に商品を販売できるためです。
もちろんこれらのNFTアイテムは、選手公認のオフィシャルグッズです。有名選手のNFTアイテムは、一般のスポーツファンにとって新たなファングッズの一つとなっています。
NFTはイーサリアムブロックチェーンに記録される
META ALL−STARSで販売されるNFTは、イーサリアムブロックチェーンに記録されています。
イーサリアムブロックチェーンは、NFTの世界で権威を持つパブリックブロックチェーンです。特定の管理者が存在せず、取引の透明性が高いからです。このため、高級なNFTコレクションはみな、イーサリアムブロックチェーンを利用して発行されます。
META ALL−STARSで購入できるNFTもイーサリアム上に記録されるため、信頼性の面で優れています。
加えてイーサリアムブロックチェーンを活用するメリットは、NFT資産が永続的に手元に残る点です。
仮にMETA ALL−STARSがサービスを中断した場合でも、NFTの所有権は購入者の元に残ります。購入したNFTは、イーサリアムブロックチェーンが続く限り消滅しません。
自社運営のブロックチェーンでは、運営会社が撤退した場合にNFTの所有権が消滅してしまいます。
しかしMETA ALL−STARSでは、このようなリスクがありません。そのため、安心してNFTを購入できます。
手軽にNFTを入手できる一方で、所有権の永続性というブロックチェーンの強みも十分に活かされたサービスです。
外部のNFTマーケットでの再販もできる
META ALL−STARSから入手したNFTであっても、外部のNFTマーケットで再販できます。なぜなら、NFTの所有権データはイーサリアムブロックチェーン上に記録されているためです。
イーサリアムは世界中に普及しているメジャーなブロックチェーンです。そのためユーザー数が多く、NFTの売買も活発に行われています。
META ALL−STARSで購入したNFTも自由に外部マーケットに持ち出せるため、流動性の面で優れています。トレードや売却が容易であり、気軽なNFT取引が可能です。
NFTを日本円で購入できる
META ALL−STARSでは、日本円による決済が可能です。
従来のNFTマーケットでは、NFTの購入にあたって暗号資産ウォレットや暗号資産口座が必要でした。これらのものは一般ユーザーにとってなじみがなく、NFT購入の高いハードルとなっていました。
しかしMETA ALL−STARSでは、クレジットカードや銀行振込による日本円決済が可能です。加えて、NFTの販売価格も日本円によって表示されます。
これらの理由から、暗号資産に関する知識のない一般消費者であっても、簡単にNFTを購入できます。ブロックチェーンに触れた経験のないスポーツファンにとって、使いやすいマーケットです。
写真や動画、チケットをNFTとして所有できる
META ALL−STARSでは、プロスポーツに関するさまざまなアイテムをNFTとして所有できます。
現在のNFTコンテンツは、写真や動画が中心です。スポーツの決定的な瞬間をデジタルデータとして所有できるため、ファンにとって価値のあるコレクションとなっています。
これに加えて、META ALL−STARSではチケットのNFT化も検討されています。チケットがブロックチェーン上で管理されれば、偽造や転売の防止に役立つでしょう。
このようにMETA ALL−STARSは、NFT技術でスポーツ産業を盛り上げようとしています。
NFTマーケットにコミュニティ機能がある
META ALL−STARSには、ファン同士が交流できるコミュニティ機能もあります。このコミュニティ機能によって、スポーツファンの集うNFTマーケットが実現します。
従来のNFTマーケットでは、ユーザー同士の交流を生む仕組みがありません。そのためユーザーはTwitterなど他のSNSでコミュニティを形成し、交流していました。
これに対してMETA ALL−STARSでは、あらかじめコミュニティ機能が組み込まれています。プロスポーツの観戦では、ファン同士の結びつきも醍醐味です。META ALL−STARSでは、このファン同士の交流がNFTマーケット上に再現されています。
META ALL−STARS(メタオールスターズ)の購入方法について
META ALL-STARSにおいてNFT を手に入れる方法は、3通りあります。作品ごとに購入方法が異なるため、指定された方法で購入手続きを行ってください。
オークション形式による入札
一つ目の購入方法が、オークションによる入札です。
注目度の高いNFTには、このオークション形式が採用されます。一定の入札期間が設けられ、その期間内に最も高い金額を提示した者が落札できます。
抽選販売への参加
二つ目の購入方法が、抽選販売です。
発行数が限定されているNFTの場合には、固定価格による抽選販売が行われます。購入を希望する場合は、期間内に購入の意思を示して抽選に参加しましょう。
応募期間後にMETA ALL-STARSによって抽選が行われ、当選した暁にはNFTが届きます。
Giveawayへの申請
META ALL-STARSでは、Giveawayが実施される場合もあります。
このGiveawayとは、NFTの無料配布イベントです。キャンペーンの一環として、不定期に開催されます。運営者からGiveawayに関する告知があった場合には、対象期間内に暗号資産のウォレットアドレスを貼り付けて応募をしてください。
Giveaway配布の対象となった場合には、無料でNFTを入手できます。
META ALL−STARS(メタオールスターズ)の特徴や注目すべき理由のまとめ
本記事では、スポーツ専門のNFTマーケット「META ALL−STARS」の特徴や注目の理由について解説しました。このMETA ALL−STARSには、以下の特徴があります。
- スポーツ・エンターテイメント専門のNFTマーケット
- 有名なスポーツ選手の公式NFTを扱っている
- 日本円でも購入でき、初心者でもNFTを入手しやすい設計になっている
まだMETA ALL−STARSは始動したばかりですが、一般のスポーツファンが NFTに触れるきっかけとして大きな注目を集めています。
本記事を参考にして、META ALL−STARSでNFTの購入にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。