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【明日使いたくなる】NFTの基礎用語12選をわかりやすく解説

解説系記事

「最近NFTが流行っているけど、難しい言葉が多い…」
「NFTってなんか難しそうで、まだ始められていない」
「NFT関連のよくわからない言葉を、まとめて解説してほしい」

NFTについて、上記のように感じている方も多いのではないでしょうか。

当記事では、NFTを始める前に知っておきたい言葉を12個ピックアップして、わかりやすい言葉で解説しました。なんとなく難しいイメージを持っていてNFTを始められていない方、知らない用語が知らないままになっている方、ぜひ本記事を参考にNFTを学んでいきましょう。

NFTの用語をまとめて解説

当記事では、NFTに関する言葉12個を解説していきます。

NFTマーケットプレイス

NFTマーケットプレイスとは、NFT作品を出品して暗号資産(仮想通貨)を稼いだり、作品を購入、転売ができるプラットフォームのことです。主には以下があります。

◆国内NFTマーケットプレイス

  • Coincheck NFT(β版)
  • nanakusa
  • Adam by GMO

◆海外マーケットプレイス

  • OpenSea
  • Rarible
  • Enjin MarketPlace
  • Binance NFT

利用できる暗号資産はそれぞれ異なりますが、多く用いられているのは「イーサリアム(ETH)」「ポリゴン(MATIC)」「バイナンスコイン(BNB)」などです。

ジェネラティブNFT

ジェネラティブNFTとは、コンピュータのプログラムやアプリを使って自動で生成されたNFTのことをいいます。同じイラストで顔の表情を変える、色を変える、背景を変えるなど、組み合わせが一致しないように作品を作成します。

ジェネラティブNFTは、少ない労力で数多くの作品を作れることが大きなメリットです。コンピュータのプログラムやアプリを使うので、1つ1つ作品を作る必要がありません。また、ベースとなるイラストが決まっているので、作品が人に認知されやすいということもあります。

NFTの人気ランキングを見ると、多くはジェネラティブNFTであることがわかります。個人でもジェネラティブNFTは作成できるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

MetaMask(メタマスク)

メタマスクは、暗号資産やNFTを保管したり、入出金(入出庫)ができるオンラインウォレットです。数あるオンラインウォレットの中でも、もっとも有名で多くの人に利用されています。

メタマスクは、スマートフォンであればアプリ、PCではあればブラウザ(Chrome、Firefox、Opera、Brave)の拡張機能として使うのが一般的です。

インターネット上の情報も多く、わからないことがあればすぐに情報を見つけることができます。これからNFTを始める人にはおすすめできるウォレットです。

メタバース

メタバースとはデジタル上の仮想空間でユーザー同士でコミュニケーションを取る、イベントに参加する、NFTの作成や売買などができるゲームのことです。今後も、メタバースはゲームの枠を超え、芸能人がプロモーションに利用したり、アーティストの限定ライブを開催する、企業が広告を出すなど、ビジネスや興業的な面でも注目度の高い分野です。

メタバースの代表例には「The Sandbox」「Decentraland」「Everdome 」「XANA」などがあります。今後人々は仮想空間で過ごす時間が長くなると考えられており、メタバースにはMeta(Facebook)社を筆頭とした大企業が多額の投資を行っています。

Giveaway(ギブアウェイ)・Airdrop(エアドロップ)

Giveaway(ギブアウェイ)とは、キャンペーンやNFTのクリエイターが自分の作品を知ってもらうことなどを目的に、NFTを無料配布することです。Airdrop(エアドロップ)も同様の意味があり、主には暗号資産を無料配布する時に使われます。

暗号資産に換金できるNFTのGiveaway(ギブアウェイ)が行われることもあり、ユーザーにとっても大きなメリットがあります。しかし、一方でGiveaway(ギブアウェイ)をエサにしてアカウント情報や秘密鍵を聞き出す、暗号資産の送金を要求するなどの詐欺も横行しているので注意が必要です。

ブロックチェーン

ブロックチェーンとは、取引情報が記録されたブロックが鎖(チェーン)のように連なっている仕組みのことです。多くの参加者に情報を分散して保持させていることから、改ざんが困難であるとされています。

ブロックチェーンでは取引が行われるたびにブロックが生成されます。この取引の承認作業を行うためには高い計算機能を持ったコンピューターが必要で、承認を行った人は報酬として暗号資産を獲得することが可能です。この一連の作業をマイニングといいます。

マイニングは個人でもできますが、ビットコインやイーサリアムなどの有名な通貨で行うことは、かなり難しいとされています。時価総額の低い暗号資産(草コイン)であれば、まだ十分に可能なようです。

ガス代

ガス代とは、NFTを購入する時に発生する手数料のようなものです。ガス代はマイニングを行うマイナーに支払われるもので、ブロックチェーン上で取引を行う際に発生してしまうものです。

NFT取引では、特にイーサリアムのガス代が話題に上がることが多くあります。取引が盛んでイーサリアムが高騰していた時期には、一時ガス代が現金換算で「1万円」を超えたこともありました。現在は減少傾向であり「0.02ETH〜0.03ETH(約5,000円〜7,500円)」の間に収まっていることが多いようです。

dApps(分散型アプリケーション)

dApps(分散型アプリケーション)とは、ブロックチェーンを利用して開発されたアプリケーションのことです。主にはイーサリアムや、ソラナ、ポリゴンなどのブロックチェーン上に構築されています。

NFTマーケットプレイスやメタバースもdApps(分散型アプリケーション)の一つとして考えられます。NFTに関連するdApps(分散型アプリケーション)は非常に多いです。

MInt(ミント)

MInt(ミント)とは、画像や動画、音楽、ゲームのアイテムなどのデジタルデータをNFTにすることです。これにより、デジタルデータは非代替性を持ち、NFTマーケットプレイスなどで売買できるようになります。

MInt(ミント)はNFTマーケットプレイスにアップロードする時に自動で行われますが、OpenSeaなどでは初回のみ費用(ガス代)がかかることがあります。

SBT(ソウルバウンドトークン)

SBT(ソウルバウンドトークン)とは、他人に渡したり売買できないNFTのことをいいます。

通常のNFTは「ブロックチェーン技術によって唯一性が証明される」「売買ができる」「他人に送れる」などの特徴がありますが、SBT(ソウルバウンドトークン)ではこの内の2つ「売買ができる」「他人に送れる」ができません。

NFTのメリットが大きく損なわれるような感じがしますが、一方で個人のアイデンティティを証明するためには役に立つと考えられます。例えば、学校の卒業証書やサービスへのアクセス権などへ活用できます。今後SBT(ソウルバウンドトークン)は、幅広いシーンに利用されていくことでしょう。

NFT Loot(NFT ルート)

NFT Loot(NFT ルート)とは、RPGゲームを開発するためのプラットフォームです。このプラットフォームで特徴的なのは、NFT Loot(NFT ルート)内で使えるアイテム8つが入ったカバン「Loot」8,000個を無料で配布したことです。

Lootの購入前に見られるのは、ゲームに登場するキャラクターが装備できる武器、防具、手袋などを連想させるテキストだけでした。どこでどう使うかなどは記載されておらず、活用方法はユーザーに委ねられていたようです。

Lootは話題を集め、活用方法を議論するコミュニティが誕生しました。この新しい試みにより、NFT Loot(NFT ルート)の認知は大きく広がっています。今後他のゲームでもLootのようなことが行われる可能性があります。

DAO(分散型自立組織)

DAO(分散型自立組織)とは、ブロックチェーン上で運営される組織のことです。通常の組織には代表者や統率者がいますが、DAO(分散型自立組織)は自発的な参加者のみが存在します。

意思決定にはガバナンストークンを必要とすることもありますが、決定事項は誰でも確認することが可能です。透明性が高く、「次世代のインターネット」をテーマとするWeb3.0を実現するための重要な要素として、現在関心を集めています。

まとめ

NFTに関連する言葉は難解なように感じますが、一つ一つを分解していくとそこまで難しいものでないと感じるはずです。

NFTは大きな可能性があるものとして、現在さまざまな企業が投資を行っています。今後ワクワクするような新しい試みが多く発表されていくことでしょう。NFTについて、ぜひ今の内から理解を深めてみてください。

S.G

SG

月間100万PV超えの投資情報サイトや、ニュースサイトなど、暗号資産に関する記事を数多く執筆するフリーランスのライター。自身も2016年から暗号資産投資を行なっており、日進月歩の進化を遂げる暗号資産業界を常に追ってきた。ライター歴は3年で「文章で読者をワクワクさせ、行動に移させる」をモットーに執筆を行う。東南アジア在住、海外留学の経験があり、英語の翻訳記事も得意にしている。
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