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Move to Earnは終わった?M2Eの王者STEPNに今から参入する価値はあるのか?体験談に基づいて徹底解説

解説系記事

2022年の暗号資産(仮想通貨)・NFT界隈のビッグニュースに間違いなく挙がる候補の1つが、爆発的な人気を呼んだSTEPNの盛り上がりでしょう。

かつてはTwitterを開けば嫌でもSTEPN関連のツイートが目に飛び込んでくることもありましたが、LUNAの暴落やCelsius Network破綻の影響等もあり、明らかにブームは過ぎ去りました。

しかし、ブロックチェーンゲーム(BCG)としての完成度は高いとの声は今も聞かれ、引き続きプレイを続けているユーザーも一定数見られます。

この記事では特に日本でSTEPNが話題になり始めた2022年1月後半以降の動向、および現在の状況を踏まえて、今からでもSTEPNに参入する価値はあるのかについて解説します。

STEPNは今、どうなっているのか

STEPNはMove to Earn(動いて稼ぐ)の火付け役となったプロジェクトです。

プレイすることで暗号資産を稼げるゲームを表す概念としては、Play to Earnという言葉が以前から知られていました。

一方、STEPNのようなMove to Earnのプロジェクトは、ゲームで遊ぶ(Play)代わりに歩いたり走ったりする(Move)ことで暗号資産を獲得できることが話題となり、STEPNに類似したサービスも含めて2022年前半に一大ブームになりました。

そのブームがいかに大きなものだったか、そしてその後、どれほどの大暴落を経験したのかをまずは確認していきましょう。

2022年5月暴落までの動向

まずはSTEPNが上り調子だった頃の状況を振り返ります。

ブームのきっかけはTwitter

STEPNが日本で話題になり始めたのは2022年1月下旬、Twitterで「歩くだけで暗号資産がもらえた」という投稿が話題になったことがきっかけでした。

ちなみに本記事の筆者も2月2日にSTEPNを始めていますが、当時は「歩くだけで暗号資産が稼げるなんて、いくらなんでも怪しすぎる」という空気感がまだ漂っていました。

ところが、その空気感もわずか数日で一変します。

2月1週目には「たった10分の散歩で数百円稼げた!」という類のツイートが急速に増えました。

また、最初期からSTEPN関連のツイートをし始めたユーザーからは「このままいけば年収ベースで数千万円になる」というように、STEPNで億り人(おくりびと)になることも不可能じゃないと言わんばかりの景気の良い発信が増え始めました。

Solanaチェーンのトークン価格が急上昇

STEPNは現在、Solana、BSC、Ethereumの3つのチェーンで展開されていますが、当時はSolanaのみでした。

そして、これらのチェーンで獲得できる暗号資産はいずれも共通してGST(Green Satoshi Token)と呼ばれています。

しかし、実際は各チェーンのGSTは別個のものとして扱われており、市場価格も異なります。

以下のチャートは、2022年2月のSolanaチェーンのGST(sGSTと呼びます)の価格推移です。

引用元:CoinMarketCap

最初に価格が付いた2021年12月頃は100円台だったsGSTの価格は、一気に3倍以上に膨れ上がり、2月後半には1GST=約340円の高値を付けています。

この価格水準で、どれくらいの収入を得ることができたのかを計算してみましょう。

いきなり30足を保有するプレイヤーが現れた

STEPNは保有しているNFTシューズの数によって、1日に獲得できるGSTの量が決まります。

そして最初期のプレイヤーは、1日の獲得GST量がMAXになる30足のNFTシューズをわずか数十万円の資金で調達することに成功していました。

数十万円という金額はかなり高額に見えますが、実は3月に入るとNFTシューズの価格は高騰し、30足を揃えるには200〜300万円程度かかるようになりました。

2月の時点で安く30足を揃えたプレイヤーは、特別な工夫をせずともNFTシューズのレベルを最大まで上げさえすれば、1日あたり200GSTは稼げるようになっていました。

1日100分の散歩で200GSTを稼ぎ、1GST=340円だとすると68,000円の収入です。1ヶ月に換算すると約200万円、年収では約2,400万円となり、まさに「職業:散歩師」が十分に成立すると言わんばかりの状況でした。

ちなみに1日あたり200GSTという獲得量は、これでも少なめに見積もっています。

ゲーム内アイテムのGem(ジェム)などを用いてシューズの性能を向上することで、さらに収入を増やしたプレイヤーもいました。

1GST=1,000円を超えた日

その後もSTEPNの勢いは止まりません。

参入者が増えるとともに、GST価格も上昇し続けました。

以下のチャートは、2022年4月のsGSTの価格推移です。

引用元:CoinMarketCap

4月下旬には1GST=約1,100円を記録しました。

1日に200GSTを獲得しているプレイヤーは、歩くだけで日給22万円という爆益を経験していたはずです。

また、この頃にはNFTシューズ2足を合成して新たなシューズを生み出す「ミント」を繰り返し、シューズを売りさばいて荒稼ぎをするプレイヤーも現れました。「STEPNはMove to Earnのサービスなのに、彼らはMoveせずに稼いでいる」と揶揄された時期でもあります。

そしてこの直後、ついに「魔界」と呼ばれたチェーンでのサービスが始まりました。

B国の誕生

Solanaでサービスを展開してきたSTEPNですが、次の舞台としてBSC(バイナンス・スマート・チェーン)でのサービスを開始しました。

この頃から、Solanaの経済圏をS国、BSCの経済圏をB国と呼ぶようになりました。

これは、両チェーンのGSTにそれぞれ異なる価格が付けられ、エコシステムとしてはほぼ分断された形でサービスが提供されていたためです。ちなみに、S国のGSTはsGST、B国のGSTはbGSTと呼ばれていました。

そしてこのB国は、S国よりも遥かに参入のハードルが高く、ゆえに得られる収入の額もS国の数倍を誇りました。

CoinMarketCapでsGSTとbGSTが異なる通貨として扱われ始めてから付いたbGSTの最高値は約3,500円と、sGSTの3倍以上の価格にまで上昇しました。

B国に多額の投資を行って1日200GSTを稼げる状況を整えた場合、日給は約70万円になります。

「夫婦で日給100万円を超えました!」という類のツイートが見られたのもこの時期です。

本記事の筆者もこのタイミングでB国のNFTシューズを1足だけ購入し、魔界に足を踏み入れました。

ところが、ここからSTEPNは全STEPNerを絶望に陥れる暴落を迎えることになります。

暴落後、2022年8月までの動向

ここからは、STEPNが暴落を始めてから現在(2022年8月)に至るまでの推移を振り返ります。

BCGは必ず暴落する

STEPNに限らず、一般的にBCGはユーザーの新規参入が止まった時点である程度の綻びを迎えることは避けられません。

以下のチャートは、世界的に有名なBCGであるAxie Infinityで獲得できるトークン「SLP」の2020年7月以降の価格推移です。

引用元:CoinMarketCap

このように人気が出たBCGの多くは、大暴騰を迎えた後に漏れなく大暴落を迎えることになります。

そして、STEPNも例外ではありません。

以下のチャートは、過去の全期間に渡るsGSTの価格推移です。

引用元:CoinMarketCap

約1,100円の最高値を付けた後、「歴史的大暴落」を迎えたLUNAの影響を受けてまず1度暴落、その次にCelsius Networkの破綻申請が報じられてから再度暴落し、現在では1sGST=約6円まで価格を下げています。ピーク時から約180分の1まで下落したことになります。

では、「魔界」と呼ばれたB国のbGSTはどうでしょうか。

引用元:CoinMarketCap

ご覧の通り、かつての繁栄は見る影もありません。

約3,500円の最高値を付けたbGSTは、今ではsGSTと肩を並べる水準の約6円まで価格を下げています。ピーク時から約580分の1まで下落したことになります。

損失額の実例【体験談】

本記事の筆者もこの暴落で手痛い損失を経験しました。たとえば、B国参入の際に購入したNFTシューズは、購入から1週間も経たないうちに10分の1まで価格が下落しました。具体的には、42万円で購入したシューズがたった1週間で4万円まで下がりました。

また、S国用のNFTシューズは15足保有していますが、すべてを取得するのに100万円超の資金を投入したものの、現在の時価では20万円にも届きません。

もちろん、日給の激減も経験しました。

筆者の最高日給は約8万円でしたが、2022年8月現在は日給1,000円を稼げたら御の字という水準まで下がっています。

ちなみに、上記の大損失を回避することは出来ませんでしたが、稼げる時期にかなり稼ぐことができたため、トータルでは100万円弱の利益は出ています。

今からSTEPNに参入する価値はあるのか?

このように暴騰の後の大暴落フェーズまでをすでに通過してしまったSTEPNですが、今からでも参入する価値はあるのでしょうか。

結論としては「参入する価値はある」と考えられます。

ここからはSTEPNの基本的な仕組みと、現在稼げる金額の相場観を確認した上で、今からでもSTEPNへの参入をオススメできる人の特徴について解説します。

STEPNで稼ぐ基本的な仕組み

STEPNで稼ぐ具体的な方法は、暗号資産やNFTの取り扱いに慣れている人であればそれほど難しくありません。

一方、以下に該当する人にはややハードルが高いかもしれません。

  • 暗号資産はおろか、その他の投資も一切経験したことがない
  • 英語がまったく読めない
  • ITリテラシーに自信がない

STEPNは歩くだけで稼ぐことができる簡単な作業に見えますが、間違いなく投資の一種です。

株式やFXどころか、比較的安全なインデックスファンドの積立さえも経験したことがない投資初心者が手を出すには、さすがにリスクが高すぎると言えます。

また、STEPNのアプリ内の言語はすべて英語です。高校卒業程度の英語力と翻訳ツールがあれば十分に理解できますが、英語にまったく自信がないという人には少しハードルが高いかもしれません。

さらに、スマホとパソコンを駆使して暗号資産の送金やNFTの購入を行うため、ITにはめっぽう弱いという人はやや不向きかもしれません。

これらのハードルを乗り越えることができる人は、以下の解説を読めば概ねSTEPNの仕組みが理解できるはずです。

プレイ前に準備すべきこと

STEPNをプレイするにあたって必要な準備は以下の通りです。

  • スマホ【必須】
  • 日本の暗号資産取引所の口座開設【必須】
  • NFTシューズ購入資金【必須】
  • 海外の暗号資産取引所の口座開設【ほぼ必須】
  • パソコン【ほぼ必須】

STEPNは歩いて稼ぐMove to Earnのサービスです。

ユーザーの移動情報はスマホのGPSによって捕捉されるため、スマホは必須です。

また、STEPNの開始時はNFTシューズを最低1足購入する必要があります。

BCGの中にはNFTを保有していなくてもプレイができるものがありますが、STEPNは必ず1足以上のNFTシューズを買う必要があります。

NFTシューズは現在、SolanaかBSCであれば約7,000〜8,000円で購入できます。

一方、Ethereumでは1足約5万円と高額になっているため、これからSTEPNを始めようという方にはあまりオススメできません。

2022年8月時点のS国・B国の市況を鑑みるに、まずは約1万円程度のお金を日本の暗号資産取引所にいれておけば問題ありません。

次に「絶対に必要とは言えないが、ほぼすべての人にとって必須」となるのが海外の暗号資産取引所の口座、そしてパソコンです。

これは、S国でNFTシューズの購入に必要な通貨「SOL」、B国で必要な「BNB」がいずれも日本の暗号資産取引所のほとんどで取り扱いが無いためです。

SOLは一部の取引所で購入できますが、BNBは日本の取引所では一切取り扱っていません。

したがって、多くの人は海外の暗号資産取引所の口座開設も必要になります。

海外の取引所を利用する際はスマホよりもパソコンの方が圧倒的に操作しやすいため、必然的にパソコンもほぼ必須のアイテムとなります。

プレイ方法

実際に歩いて稼げるようになるまでの手順を解説します。

基本的な流れは以下の通りです。

  • 日本の暗号資産取引所でBTC(ビットコイン)を購入
  • BTCを海外の暗号資産取引所の口座に送金
  • BTCをSOLまたはBNBに交換
  • SOLまたはBNBを海外の取引所からSTEPNアプリに送金
  • STEPNアプリでNFTシューズを購入
  • アプリを起動して、NFTを保有した状態で歩く

各手順について簡単に解説します。

日本の暗号資産取引所でBTC(ビットコイン)を購入

引用元:Coincheck

STEPNを始めるにあたり、まずはNFTシューズを購入する必要があります。

そのために必要な暗号資産はSOLまたはBNBですが、すでに述べた通りこれらの暗号資産は海外の暗号資産取引所で購入するケースがほとんどです。

そして、海外の取引所では日本円でこの2種の暗号資産を購入することができません。

そこでまずは、日本の取引所でBTC(ビットコイン)を購入します。

なお、必ずしもBTCである必要はなく、海外の取引所でSOLまたはBNBと交換できる暗号資産であれば問題ありません。

ここでは多くの人が名前を知っているBTCを例に取り上げています。

BTCを海外の暗号資産取引所の口座に送金

引用元:Binance

購入したBTCを海外の暗号資産取引所の口座に送金します。

その際、くれぐれも送金先のアドレスを間違えないようにしてください。

暗号資産の取り扱いは完全に自己責任の世界であり、誤って送金した資産は永久に届かないどころか、取り戻すことさえできません。

まずは少額をテスト送金し、確実に着金することを確認してから送金するようにしましょう。

BTCをSOLまたはBNBに交換

引用元:Binance

海外の取引所にBTCを送金できたら、そのBTCをSOLまたはBNBと交換します。

日本円でSOL、BNBを買うことができないため、代わりにBTCで購入するイメージです。

ちなみに、S国とB国で獲得できるGSTはいずれも約6円程度であり、今はほとんど差がありません。

しかし、元々は魔界と呼ばれていたB国よりはS国の方が初心者向けという印象は今も残っているため、これからSTEPNを始める方はS国(Solanaチェーン)を選ぶ方がよいかもしれません。

SOLまたはBNBを海外の取引所からSTEPNアプリに送金

購入したSOLまたはBNBをSTEPNのアプリ内にあるウォレットに送金します。

ウォレットは、暗号資産を保管・管理する財布のようなものです。

ここでも送金先アドレスの誤入力に注意してください。

STEPNアプリでNFTシューズを購入

引用元:STEPN

資金が無事に着金したら、一度アプリ内でウォレットからSpendingと呼ばれる場所に資金移動をした上で、NFTシューズを購入します。

ちなみにNFTシューズにはWalker、Jogger、Runner、Trainerの4種類があり、必要な歩行速度が異なります。

初めてSTEPNをプレイする際はWalker、もしくはJoggerを選ぶのがよいでしょう。

Walkerは日常の歩行速度で問題ありません。Joggerはしっかり汗をかく程度の歩行スピードが必要になります。

一方、Runnerの必要速度はアスリートレベルに近く、Trainerはどのような速度にも対応していますが、その分シューズの価格が高めになっています。

アプリを起動して、NFTを保有した状態で歩く

NFTシューズが購入できたら、あとはアプリ内のスタートボタンを押して歩く、または走るだけです。

具体的な操作方法については、アプリ内のリンクから公式サイトにて確認しておきましょう。

2022年8月時点で稼げる金額の相場観

引用元:STEPN

次に、今からNFTシューズ1足でSTEPNを始めた場合に得られる収入の相場観を確認しましょう。

シューズのレベルアップにかかる時間【1ヶ月】

まず初めに知っておくべきことは、STEPNを始めて約4ヶ月間は利益が出ないということです。

NFTシューズにはレベルが存在し、高レベルになるほどたくさんのGSTを獲得できるようになります。

低レベルのシューズではほとんどGSTを稼げないため、基本的にレベルを上げないという選択肢はありません。

そしてレベルを上げるために必要なのが、実はGSTです。

つまり、MAXのレベル30に到達するまでの間は、獲得したGSTをつぎ込んでレベルを上げないといけないため、利益はほぼ0円です。

最大レベルに到達するまでの期間は約1ヶ月。これはかつてのSTEPN全盛期の頃からあまり変化がありません。

原資回収にかかる時間【3ヶ月】

シューズのレベルが最大に到達しても、実はまだ利益は出ません。

なぜなら、NFTシューズの購入費用として最初に約7,000〜8,000円の費用(原資)がかかっているためです。

この原資の回収におよそ3ヶ月程度かかります。3ヶ月という数字の根拠はこの後で説明します。

つまり、1ヶ月のレベルアップ期間、3ヶ月の原資回収期間を耐え忍んでようやく利益が出始めるということです。

1ヶ月あたりの利益は2,000〜3,000円

レベルアップ時には、シューズの性能を決めるためのポイントが獲得できます。

ここでは、GSTの獲得効率が最大となるようにポイントを割り振ったシューズを想定します。

保有NFTシューズが1足の場合、1日に獲得できるGSTは10分の歩行で約20GSTです。

現在のGST価格が約6円であることから、

20GST/1日×6円×30日=3,600円/1ヶ月

となり、1ヶ月あたりの収入は約3,600円程度になると推測できます。

しかし、NFTシューズは使い続けることで傷んでしまうため、これを修理(リペア)するために獲得したGSTの一部を使わなければなりません。

その結果、実質的な収入額は2,000〜3,000円程度になるはずです。

約7,000円のNFTシューズを購入し、1ヶ月間はレベルアップのため無給、さらに3ヶ月かけて7,000円分の原資を回収、そしておよそ5ヶ月目から1ヶ月あたり2,000〜3,000円の利益を得られるというのが、現在のSTEPNで稼げる相場観です。

ちなみにSTEPNで稼ぐ方法には「シューズをミントして売却する」「ジェムを拾って売却する」など、他にもいくつかの方法があります。

しかしこれらはある程度の知識と資金量が必要なため、今からSTEPNを始めようという人にはオススメはしません。

いまから参入する価値はあるのか?こんな人にはオススメです

引用元:STEPN

ここまでの考察を踏まえて、今からでもSTEPNに参入する価値はあるのかを考えてみましょう。

将来がどうなるかはわかりませんが、少なくとも現在のSTEPNではかつてのような爆益を得ることは不可能です。

その中で、STEPNをオススメできる人としては以下のような人が挙げられます。

副業程度の収入を得たい人

本業の収入に加えて、ちょっとした副収入として月に数千円〜1,2万円程度のお金を得たいと考えている人には、STEPNは悪くない選択肢です。

あくまで市況が急変しないという前提ですが、「7,000円を投資して、毎日10分歩き、5ヶ月目から1ヶ月あたり2,000〜3,000円程度の収入を得られる」というのは、副業としてはかなり手軽で、なおかつ高収益率だと言えます。

慣れてきた人はシューズの数を3足に増やすことで、獲得GSTを倍に増やすこともできます(1日の必要歩行時間も20分に増えます)。

STEPNはあくまで投資であり確実なリターンが約束されるものではありませんが、なくなってもよいと割り切れるお金であれば、思い切ってチャレンジしてみてもよいかもしれません。

BCGで稼ぐ体験をしてみたい人

稼げるとはいっても、月に2,000〜3,000円という金額ではそれほど魅力的に感じない人もいるでしょう。

しかし、採算は度外視で構わないから、これまでの時代になかった「Play to Earn」「Move to Earn」という全く新しい概念を一度経験してみたいという方には、STEPNはオススメです。

他のBCGに比べてアプリの操作もしやすく、暗号資産を獲得するまでの過程が直感的に理解しやすいためです。

BCGを体験した結果、「やっぱり難しそうだから他のBCGを触るのもやめておこう」という結論に至るのは、産業の発展の面から見ても望ましいことではありません。

今後、多くの人がブロックチェーンや暗号資産、NFTに興味を持つためには、STEPNのように直感的に理解しやすいUIとエコシステムを持ったプロダクトが必要です。

その意味でも「ゲームで稼ぐ」を体験してみたい人は、ぜひSTEPNに触れてみてもよいのではないでしょうか。

STEPNの今後の展望まとめ

STEPNで爆益が得られる時期は確かに過ぎ去りました。しかし、暴騰と暴落を迎えるのはどのBCGでも起こりうることです。

それどころか、STEPNは今なお1万円弱の初期投資で1ヶ月あたり数千円の収入を得られるポテンシャルを秘めています。

リスクを十分に理解した上で、副収入を得たり実際にBCGを体験したりする目的でSTEPNに取り組むことは、あながち悪い選択肢ではありません。

この記事を読んで興味が湧いた方は、ぜひSTEPNにチャレンジしてみてください。

Sparrow

Sparrow

フリーランスのWebライター。ブロックチェーンの非中央集権的な世界観に惚れ込み、暗号資産・NFT・メタバースなどのWeb3領域に絞って記事を執筆。自らの暗号資産投資やNFT売買の経験をもとに、難しいと思われがちなブロックチェーンについて、初心者にもわかりやすい記事を書くことを心がけています。好きなNFTクリエイターは「おにぎりまん」氏。
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