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世界的なセレブも保有するNFTコレクション、Doodles(ドゥードゥルズ)の特徴などを徹底解説

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現在のNFT市場においては、CryptoPunksやBAYC(Bored Ape Yacht Club)をはじめとした、1万体前後のNFTを発行する10Kプロジェクトが大きな人気を博しています。

その中の一つとして、ポップで可愛らしいデザインが特徴となっているDoodles(ドゥードゥルズ)も挙げることができるでしょう。

この記事では、世界的にも人気が高いNFTコレクション、Doodlesの特徴や今後の見通し・展望などを詳しくご紹介していきます。

また、記事の後半ではDoodlesのNFTを購入する手順も解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。

Doodles(ドゥードゥルズ)とは?3つの特徴を徹底解説

まずは、DoodlesとはどんなNFTプロジェクトなのか?という基礎知識を解説していきます。

以下の3つの特徴について、それぞれ順番に確認していきましょう。

  • Burnt Toast氏がデザインした独特でポップなコレクティブルNFTプロジェクト
  • NFTの所有者は「Doodlebank」での投票権が与えられる
  • 世界的に有名な海外セレブが所有している

Burnt Toast氏がデザインした独特でポップなコレクティブルNFTプロジェクト

Doodlesとは、2021年10月に正式リリースされた、合計10,000体が発行されているコレクティブルNFTプロジェクトです。

Burnt Toast氏というカナダのイラストレーターがデザインを手がけており、上記の画像のように独特でポップな見た目を特徴としています。

また、NFTによって「顔・頭・服装・背景色」などそれぞれ異なるパーツで構成されており、レアリティや希少性が違うことも特徴と言えるでしょう。

プロジェクトの運営には、「NBA Top Shot」や「CryptoKitties」などで知られるDapper Labs社出身のメンバーも参加しているなど、信頼性が高いことも特徴の一つです。

NFTの所有者は「Doodlebank」での投票権が与えられる

画像引用元:Doodlebank v0.1 – vision & guidelines

Doodlesの特徴として、NFTの保有者には「Doodlebank」での投票権が与えられるということも挙げられるでしょう。

Doodlebankとは、Doodlesのプロジェクトをより大きく発展させていくためのトレジャリーとなっており、NFTの初期販売分と二次販売で得た利益の一部が貯められています(2021年10月時点では650ETH以上の資金を確保)。

この資金の使い道はコミュニティに属するメンバー間で決めることが可能であり、資金用途を決める際の投票において「1Doodles=1票」の機能を果たしています。

つまり、DoodlesにはDAO(自律分散型組織)のガバナンストークンのような機能も備わっていると理解すればよいでしょう。

NFTの保有者がその価値をさらに高めていくために、資金の利用目的を決める投票に参加できる点は、Doodlesの大きな特徴となっています。

世界的に有名な海外セレブが所有している

Doodlesの最後の特徴として、世界的に有名な海外セレブも保有しているという点があります。

中でも、アメリカを拠点に活動するDJ、音楽プロデューサーのSteve Aoki(スティーヴ・アオキ)氏はDoodlesの保有者として知られており、自身のTwitterに動画をアップロードしています。

他にも、アメリカの俳優として有名なSnoop Dogg(スヌープ・ドッグ)氏も所有しているなど、こういった海外セレブがDoodlesの知名度向上に大きく貢献したのは間違いありません。

Doodles(ドゥードゥルズ)の今後の見通しや展望

次に、Doodlesの今後の展望や見通しについてご紹介していきます。

Doodlesのプロジェクトにはロードマップがありませんが、公式サイトや最新のニュースから考えられる以下の3つの動向をチェックしていきましょう。

・Space Doodles(スペース・ドゥードゥルズ)への新たな機能の実装
・新しいNFTコレクション「Doodles2」がローンチされる
・開発チームを増員し、さらなるサービスの開発・拡充を進める

Space Doodles(スペース・ドゥードゥルズ)への新たな機能の実装

Doodlesの今後の見通しとして、Space Doodles(スペース・ドゥードゥルズ)に新たな機能が実装されると考えられます。

Space Doodlesとは、2022年1月にリリースされた派生NFTであり、宇宙へと飛び立つDoodlesを描いたアニメーションNFTです。

仕組みとしては、オリジナルのDoodlesと1:1で交換することができるNFTとなっており、WETHをはじめとしたWrapped Tokenと考えれば問題ないでしょう。

しかし、現状ではこれといった機能がないため、今後何かしらのアップデートが行われると考えられています。

新しいNFTコレクション「Doodles2」がローンチされる

Doodlesでは、今後「Doodles2」という新しいNFTコレクションのローンチを予定しています。

Doodles2とは、誰もが自由に服装などのパーツを組み合わせ、自分だけのキャラクターをカスタマイズできるNFTコレクションです。

また、見た目だけでなく音楽も組み合わせられるとされており、自分自身を表現できる完全オリジナルのアバターと言えるかもしれません。

もちろん、キャラクターやウェアラブルNFTは売買することが可能であり、ユーザー間で自由に取引・交換できます。

すでにOpenSeaにて、ウェアラブルNFTが入っているGenesis Boxが販売されているので、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか?

開発チームを増員し、さらなるサービスの開発・拡充を進める

2022年9月、Doodlesは複数のベンチャー・キャピタルから新たに約78億円(5,400万ドル)もの資金調達を行ったことを発表しました。

今回の調達資金は、開発チームの増員や製品開発に充てるとしており、さらなるサービスの拡充を考えていることがわかります。

コレクタブルNFTプロジェクトDoodles(ドゥードゥルズ)がチーム拡充に向け、約78億円(5,400万ドル)を調達し、評価額が約1010億円(7億400万ドル)に達したことを発表した。

〜中略〜

ドゥードゥルズは今回調達した資金を、製品開発や買収、独自技術だけでなく、エンジニア及びマーケターなど世界クラスの人材獲得に充て、チームを11人から30人に増やすとのこと。

なおドゥードゥルズは、今回のチーム拡充について「これらの採用は全て、世界で最も重要なweb3ネイティブエンターテイメントブランドになるというドゥードゥルズの長期目標を達成する為に、細心の注意を払って行われる予定です」とツイッターで説明している。

引用元:NFTプロジェクトDoodles、チーム拡充に向け約78億円調達

具体的な資金用途は記載されていませんが、おそらく前述の「Doodles2」をはじめとしたプロジェクトの開発資金などに使われると推測できるでしょう。

ここ最近では、暗号資産(仮想通貨)業界は冬の時代に突入したと言われていますが、このタイミングでもしっかりとした資金調達ができている点は、Doodlesへの期待の高さの現れとも言えるかもしれません。

Doodles(ドゥードゥルズ)のNFTの購入方法・手順

最後に、DoodlesのNFTを購入する方法をご紹介していきます。

手順としてはそこまで難しくありませんが、下記の購入手順を順番に確認していきましょう。

  • 国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を取引する
  • 取引したイーサリアム(ETH)をMetaMaskなどのウォレットに送金する
  • OpenSea公式サイトにアクセスし、MetaMaskを接続する
  • OpenSeaでDoodles(ドゥードゥルズ)のNFTを購入する

国内の暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を取引する

Doodlesを購入するためにも、まずは暗号資産取引所で購入原資となるイーサリアム(ETH)を取引していきます。

イーサリアム(ETH)は基本的にどの暗号資産取引所でも購入できますが、特にこだわりがない方には国内でもトップクラスの人気があるCoincheck(コインチェック)などが比較的使いやすいでしょう。

画像引用元:Coincheck(コインチェック)

Coincheck公式サイトでアカウントを作成したら、銀行振込などを使って日本円の入金を行います。

入金が反映されたら、購入したい数量を入力してイーサリアム(ETH)を取引してください。

取引したイーサリアム(ETH)をMetaMaskなどのウォレットに送金する

画像引用元:MetaMask公式サイト

暗号資産取引所でイーサリアム(ETH)を購入できたら、MetaMaskなどのウォレットに送金していきます。

まだMetaMaskのアカウントをお持ちでない方は、MetaMask公式サイトからGoogle Chromeなどのブラウザの拡張機能に追加しておいてください。

MetaMaskの準備ができたら、購入したイーサリアム(ETH)を送金していきましょう。

なお、送金する際は表示しているアドレスが「イーサリアムメインネット」になっていることを必ず確認し、誤ったアドレスに送金しないように注意してください。

送金手続きに不安がある方は事前に少額での送金テストを行い、ウォレットに問題なく届くかどうか確認しておくと安心です。

OpenSea公式サイトにアクセスし、MetaMaskを接続する

MetaMaskにイーサリアム(ETH)を送金できたら、DoodlesのNFTを購入するための準備は完了です。

次に、OpenSea公式サイトにアクセスし、矢印で示した画面右上のアイコンをクリックしてください。

クリックすると接続できるウォレットがいくつか表示されるので、ここでは「MetaMask」を選択します。

自動的に起動したMetaMaskの画面に沿って、OpenSeaとの接続を許可していきましょう。

OpenSeaでDoodles(ドゥードゥルズ)のNFTを購入する

ここまでできたら、最後にDoodlesのNFTを購入していきます。まずは、Doodlesの販売ページに移動してください。

Doodlesの販売ページで購入したいNFTが決まったら、上記画像で示している「Add to cart」を選択します。

最後にカートの中身を表示させ、「Complete purchase」から画面に沿って購入手続きを完了させてください。

これでDoodlesのNFTを購入する手順は完了となります。

Doodles(ドゥードゥルズ)の特徴や今後の見通しまとめ

今回は、2021年10月にリリースされたコレクティブルNFTプロジェクト、Doodles(ドゥードゥルズ)の特徴や今後の見通しなどを詳しく解説してきました。

ご紹介したように、Doodlesはカナダ人のイラストレーターであるBurnt Toast氏によってデザインされており、世界的にも大きな人気を獲得しているNFTコレクションです。

また、Steve Aoki氏やSnoop Dogg氏といった海外セレブが保有していることも、Doodlesに大きな注目が集まっている一つの要因と言えるでしょう。

今後はDoodles2といった新しいNFTコレクションのローンチを予定しており、さらなる注目を集めていく可能性は十分に考えられます。

GM

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2017年から仮想通貨投資を開始し、2020年から本格的にweb3.0の世界に参入。現在はフリーランスとして暗号資産やブロックチェーン、NFT、DAOなどweb3.0に関する記事を執筆。NFT HACKでは「初心者にもわかりやすく」をモットーに、読者の方々に有益となる記事の作成を行なっている。
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