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Anchor Bridgeとは?DIVERコインを購入できるDEXについて解説

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Anchor Bridgeは、ビットコインとDIVERコインを相互に交換できる分散型取引所(DEX)です。

一般的なDEXの中には利用方法が難しいものが多く、暗号資産(仮想通貨)の取扱いに慣れていない初心者の方が利用するにはハードルが高いケースも散見されます。

一方、Anchor Bridgeは特定の暗号資産ウォレットさえあれば、誰でも簡単に利用できる仕組みになっています。

この記事では、Anchor Bridgeおよびその基盤となっているweb3プロジェクトの「DIVER(ダイバー)」について解説した上で、Anchor Bridgeを使ってビットコインをDIVERコインに交換する具体的な手順についてわかりやすく説明します。

DIVERとは

DIVERは、ブロックチェーンの力で「個人を尊重する社会」を実現することを目指して誕生したweb3プロジェクトです。

DIVER Chainという独自のブロックチェーンは、1秒あたり24万件の取引ができる高速処理能力や、取引手数料が完全に無料といった特徴があります。

DIVERコインとは

引用元:DIVER

DIVERコインは、DIVERのネットワーク上のネイティブトークンです。

DIVERは、資金調達を行うことで外部の出資者がプロジェクトに対して影響力を持つことを望んでいません。

そのため、ICO・IDO・IEOによる資金調達は行っておらず、またプレセールやリスティングでDIVERコインを販売する予定もありません。

DIVERコインを入手する方法には、主に以下の3つがあります。

  • マイニングへの参加
  • チームへの参加
  • エコシステムへの参加

つまり、何らかの形でDIVER Time Network(DIVERの経済圏)に直接関わることによってのみ、DIVERコインを入手することができます。

そして、その具体的な方法のうちの1つが、本記事で解説するAnchor Bridgeを通じて他の暗号資産と交換することです。

Anchor Bridgeとは

Anchor Bridgeは、ビットコインとDIVERコインを相互に交換できる分散型取引所(DEX)です。

DIVERの公式ウォレットである「DIVER Wallet」があれば、誰でも利用することができます。

ここからは、DEXに関する基本知識について説明した上で、Anchor Bridgeの具体的な機能について解説します。

DEXに関する基本知識

DEXは、暗号資産を取引するプラットフォームの一種です。

従来の中央集権型取引所(CEX)とは、いくつかの重要な違いがあります。

DEXが持つ代表的な特徴は以下の通りです。

  • 中央による管理がない:DEXは特定のサーバーや組織に依存せず、個々のユーザー間で直接取引が行われます。
  • 資金の所有権:DEXではユーザーが直接資金を管理するため、第三者による不正アクセスや凍結のリスクが低減します。
  • 低い取引手数料:一般的にDEXの手数料は、CEXよりも低い傾向にあります。ただし、取引速度や使いやすさにおいてはCEXが優れている場合もあります。
  • 匿名性:多くの場合、DEXでは本人確認(KYC)プロセスが不要なため、匿名での取引が可能です。ただし、規制当局による監視が強まる可能性には考慮する必要があります。
  • 通貨の多様性:CEXに比べると、DEXは新しいトークンやマイナーなトークンを早期に取り扱うことが多く、取引ペアも多い傾向にあります。

Anchor BridgeもDEXの一種として、おおむねこれらの特徴を有しています。

以上の特徴も踏まえて、ここからはAnchor Bridgeの具体的な機能について解説します。

Anchor Bridgeが提供する機能

Anchor Bridgeは「DIVERコイン(以下、DIV)をビットコイン(以下、BTC)に交換したい人」や、逆に「BTCをDIVに交換したい人」が、ユーザー間での直接取引を通じて通貨を交換できる機能を提供しています。

2023年9月現在、Anchor BridgeはDIVERのネイティブトークンであるDIVおよびBTCの2種類の通貨にのみ対応しており、取引可能ペアもDIV/BTCとなっています。

利用するには、DIVER唯一の公式ウォレットである「DIVER Wallet」が必要です。

DIVER Walletは、すでにiOS版とAndroid版がダウンロードできます。また、Google Chromeの拡張機能としても利用可能です。

DIVERコイン購入の事前準備

ここからは、実際にAnchor BridgeでDIVを購入するために必要な事前準備について解説します。

DIVを購入する前に必要な準備は、大きく以下の3点です。

  • DIVER Walletの作成
  • 国内暗号資産取引所でBTCを購入する
  • 購入したBTCをDIVER Walletに送金する

DIVER Walletの作成

ここでは、iOS版のDIVER Walletを作成する手順を解説します。

Android版やGoogle Chromeの拡張機能の場合も、大まかな流れは変わりません。

<手順1−1>まずは、AppStoreの検索欄に「ダイバーウォレット」と入力して検索します。

「入手」ボタンをタップし、DIVER Walletをインストールします。

※初回インストールの場合、上記の再ダウンロードのアイコンが表示されている位置に「入手」ボタンが表示されます。

インストールが完了したら「開く」をタップしてDIVER Walletを開きます。

<手順1−2>「新しいウォレットを作成する」をタップします。

<手順1−3>セキュリティパスワードを設定します。

セキュリティパスワードは「文字と数字を含む8文字以上、64文字以内」の任意のパスワードを設定して構いません。

以下の画面の通り、同じパスワードを2回入力したら「次へ」をタップします。

<手順1−4>次に、ウォレット名を入力します。

ウォレット名は、自分が把握・管理しやすい任意の名前を入力して構いません。

入力ができたら、以下の画面の通り「作成する」をタップします。

<手順1−5>次に、リカバリーフレーズに関する注意事項が表示されます。

リカバリーフレーズとは、自身のDIVER Walletを他のデバイスで復元するために必要な12個の英単語です。

リカバリーフレーズを第三者に知られた場合、自身のDIVER Walletが勝手に復元され、ウォレット内のすべての資産を盗み取られる危険性があります。

第三者がリカバリーフレーズの入力を促そうとする指示は、100%詐欺だと考えて差し支えありません。

ご自身の資産を守るために、リカバリーフレーズは絶対に他人に教えないようにしましょう。

リカバリーフレーズに関する注意事項を確認したら、画面を下にスクロールします。

3つのチェックボックスすべてにチェックを入れると「次へ」のボタンが表示されるので、これをタップします。

<手順1−6>次に、12個の英単語で構成されるリカバリーフレーズが表示されます。

以下の画面では、最初の3つの単語以外は隠しています。

表示されている12個の単語を、表示されている順番通りに紙に書き留めるなどして保管しましょう。

なお、スマートフォンやパソコンでスクリーンショットを撮って保管するのは避けるようにしてください。

スクリーンショットの画像はクラウドシステムなどによってインターネット上に保管されるため、データが流出する可能性が無いとは言い切れないためです。

リカバリーフレーズをすべて書き留めることができたら、「次へ」をタップします。

<手順1−7>次の画面では、12個のリカバリーフレーズを正しい順番で並べるように指示があります。

手順1−6で書き留めた順番の通りにリカバリーフレーズをタップし、問題がなければ「Verify」のボタンが表示されるので、これをタップします。

以下の画面が表示されたら、DIVER Walletの作成は完了です。

国内暗号資産取引所でBTCを購入する

次に、国内暗号資産取引所でBTCを購入します。

BTCはほぼすべての暗号資産取引所で取扱いがあるため、利用する取引所はどこでも構いません。

ご自身が普段利用している取引所で、DIVと交換するBTCを購入してください。

購入したBTCをDIVER Walletに送金する

BTCが購入できたら、国内取引所の口座からDIVER WalletにBTCを送金します。

送金フローは取引所毎に異なるため、具体的な送金手順はご自身で確認してください。

ここでは、送金先にあたるDIVER Walletの「BTC受信アドレス」の取得方法について解説します。

<手順2−1>まずはDIVER Walletを開き、画面上部の「DIVER Time Network」の表示をタップします。

<手順2−2>「ターゲットネットワークを選択」の中から「Bitcoin Main Network」を選択します。

ネットワークを「DIVER Time Network」にした状態でこのあとの作業を行うと、送金したBTCを受け取れず、そのまま取り戻せなくなってしまいます。

ここでは必ずBitcoin Main Networkを選ぶようにしましょう。

 

<手順2−3>Bitcoin Main Networkを選択すると、画面の背景が薄いオレンジ色に変化します。

この画面で「受信」のアイコンをタップします。

<手順2−4>次の画面で、BTCの受信用アドレスが表示されます。

なお「QRコード」と「文字列」の2種類の表示が確認できます。ここでは「コピー」のアイコンをタップしてアドレスをコピーします。

コピーしたBTC受信用アドレスを送金先に指定して、国内取引所からBTCを送金すれば事前準備は完了です。

Anchor BridgeでDIVERコインを購入する方法

ここからは、Anchor Bridgeを利用してDIVを購入する手順を解説します。

DIVを購入する手順は以下の通りです。

  1. DIVおよびBTCの受取アドレス入力
  2. BTC送金先アドレスの取得
  3. BTC送金先アドレスへの送金
  4. BTC送金トランザクションの確認
  5. ブリッジの承認
  6. 取引履歴の確認

DIVおよびBTCの受取アドレス入力

<手順3−1>まずは、Anchor Bridgeのページにアクセスします。

ここでは、DIVER Walletに備わっているブラウザ機能を使用します。

DIVER Walletのブラウザを使用することで、パソコンなどの外部端末を用いることなく、ウォレット内のタブの切り替えだけでDIVの購入が完了します。

DIVER Walletを開き、画面下部の「ブラウザ」をタップします。

<手順3−2>以下の画面中央の検索欄に「Anchor Bridge DIVER」と入力して検索します。

<手順3−3>以下の画面の検索結果の中から、URLが「https://anchor-bridge.io」と表示されているものをタップします。

【注意事項】
暗号資産やブロックチェーン関連のサイトには、ユーザーの資産を盗み取ろうとする偽サイトや詐欺サイトが多数存在しています。

偽サイトにアクセスしないために、以下のような対策を必ず講じるようにしましょう。

  1. URLを目視で確認する
  2. 記事内のリンクは利用せず、URLをコピーして検索窓に直接貼り付ける

手順3−3のようにブラウザを利用してキーワード検索をした場合は、1の「目視でのURL確認」は必ず行うようにしましょう。

また、2の「記事内リンクを利用せず、URLを検索窓に貼り付けて直接サイトを開く」という方法は、偽サイトを避ける手段として最も有効です。

手間はかかりますが、資産を守るためにこれらの対策を必ず講じるようにしましょう。

上記のURLにアクセスすると、以下のページが開きます。

<手順3−4>今後、Anchor Bridgeのページに簡単にアクセスできるようサイトをブックマークします。なお、正しいURLのサイトをブックマークしておけば、偽サイトにアクセスしてしまうリスクも減らすことができます。

まずは、画面右下の3点リーダーをタップします。

<手順3−5>画面右下に表示される選択肢の中から「ブックマーク」をタップします。

<手順3−6>画面下部の「ホームボタン」、または「ブラウザ」をタップしてブラウザのホーム画面に戻ります。

<手順3−7>ホーム画面に戻ると、以下の画面のようにAnchor Bridgeのページがブックマークされていることが確認できます。

また、同じ画面には閲覧履歴も残るため、履歴が残っている間はこちらからもAnchor Bridgeのトップページを開くことができます。

<手順3−8>次に、画面下部の「ウォレット」をタップして、DIVER Walletのホーム画面に戻ります。

DIVER Walletを開いたら「DIVER Time Network」の受信のアイコンをタップします。

<手順3−9>以下の画面で、DIVの受信用アドレスをコピーします。

<手順3−10>Anchor Bridgeの画面に戻り、コピーしたDIVの受信用アドレスを以下の赤枠内に貼り付けます。

この時、BTCの受信用アドレスを入力する欄と間違えないようにしましょう。

<手順3−11>次に、再度DIVER Walletの画面を開きます。

DIVER Walletを開いたら、画面上部の「DIVER Time Network」の表示をタップします。

<手順3−12>「ターゲットネットワークを選択」の中から「Bitcoin Main Network」を選択します。

<手順3−13>Bitcoin Main Networkを選択すると、画面の背景が薄いオレンジ色に変化します。

この画面で「受信」のアイコンをタップします。

<手順3−14>以下の画面で、BTCの受信用アドレスをコピーします。

<手順3−15>Anchor Bridgeの画面に戻り、コピーしたBTCの受信用アドレスを以下の赤枠内に貼り付けます。

<手順3−16>貼り付けた2つの受信用アドレスの内容に問題がないことを確認し、「Launch App」をタップします。

以下の画面が表示されれば「DIVおよびBTCの受取アドレス入力」の手順は完了です。

BTC送金先アドレスの取得

次に、DIVと交換するためのBTCを送金するアドレスを取得します。

<手順4−1>まずは、Anchor Bridgeの画面でDIVと交換するBTCの数量を入力します。

入力したBTCの数量に応じて、交換可能なDIVの数量が自動的に表示されます。

<手順4−2>換金するDIVの数量を確認し、問題がなければ以下のQRコードをタップします。

<手順4−3>以下の画面が開き、BTC送金先アドレスとそのQRコードが確認できます。

「COPY」をタップしてアドレスをコピーします。

DIVER WalletとAnchor Bridgeを別のデバイスで開いている場合は、QRコードからアドレスを読み取ることもできます。

以上で「BTC送金先アドレスの取得」の手順は完了です。

BTC送金先アドレスへの送金

次に、DIVと交換するBTCをDIVER WalletからAnchor Bridgeに送金します。

<手順5−1>まずは、DIVER Walletを開きます。

DIVER Walletを開いたら、画面上部のネットワーク選択から「Bitcoin Main Network」を選択します。

<手順5−2>「送信」のアイコンをタップします。

<手順5−3>以下の画面が開くので、手順4−3でコピーしたBTC送金先アドレスを赤枠内に貼り付けます。

<手順5−4>DIVと交換するBTCの数量を入力します。

入力したBTCの数量を米ドルに換算した場合の金額が自動的に表示されるので、その内容を確認して問題がなければ「次へ」をタップします。

<手順5−5>送金するBTCの数量、および送金にかかるガス代の見積り額が表示されます。

内容を確認して問題がなければ「送信」をタップします。

<手順5−6>次に、支払うネットワーク手数料(ガス代)の金額を選択します。

手数料の金額に応じて、送金にかかる時間が変化します。

ここでは、もっとも早く送金処理が完了する一番左の選択肢を選んでいますが、実際の送金時はご自身の判断で金額を決めれば問題ありません。

手数料の金額を選択したら「次へ」をタップします。

以下の画面が表示されたら「BTC送金先アドレスへの送金」の手順は完了です。

BTC送金トランザクションの確認

次に、手順5−6で送金したBTCの送金トランザクションを確認します。

<手順6−1>まずは、DIVER Walletを開きます。

DIVER Walletを開いたら、画面上部のネットワーク選択から「Bitcoin Main Network」を選択します。

<手順6−2>「送信」のアイコンをタップします。

<手順6−3>以下の画面が開くので、画面下部の「最近」に表示されているトランザクションをタップします。

<手順6−4>以下の画面が開くので、「コピー」のアイコンをタップして、手順5−6でBTCを送金したトランザクションのIDをコピーします。

以上で「BTC送金トランザクションの確認」の手順は完了です。

ブリッジの承認

最後にブリッジを承認して、Anchor Bridgeに送金したBTCをDIVと交換します。

<手順7−1>まずは、Anchor Bridgeのページを開きます。

Anchor Bridgeを開いたら、手順6−4でコピーしたトランザクションIDを以下の赤枠内に貼り付けます。

貼り付けたら、画面下部の「Confirm Bridge」をタップします。

<手順7−2>以下の画面のように、手順5−6にて送金したBTCの数量と、交換によって獲得できるDIVの数量が表示されます。

後ほどブリッジの状況を確認するために、以下に表示されているSearch ID(追跡コード)をコピーしておきます。

内容に問題がなければ、画面下部の「Bridge」をタップします。

<手順7−3>以下の画面が表示されます。以上で、BTCとDIVの交換は完了しました。

再度、追跡コードが表示されるので、手順7−2の画面でコピーし忘れた場合はこの画面でコピーしておきます。

取引履歴の確認

取引の履歴は、以下の方法で確認できます。

<手順8−1>まずは、Anchor Bridgeのトップページを開きます。

次に、手順7−2でコピーした追跡コードを以下の赤枠内に貼り付けて、画面下部の「Search」をタップします。

<手順8−2>以下の赤枠の箇所に「Complete」の表示があれば、処理は完了しています。

なお、送信中の場合は「Remit」、エラーの場合は「REVERT」と表示されます。

また、正常に処理が完了した場合は、以下のようにDIVER Walletの「DIVER Time Network」の画面に表示されるDIVの残高も増加していることが確認できます。

DIVERの経済圏の中核を担う分散型取引所

本記事では、DIVER上で利用可能な分散型取引所であるAnchor Bridgeについて、その概要と使い方を解説しました。

今後、DIVER Time Networkが拡大するほど、ネイティブトークンであるDIVERコインが利用される場面も増えることが想定されます。

その際、Anchor Bridgeを使えば、手持ちのBTCと交換することで誰でも簡単にDIVERコインを手にすることができます。

DIVERが提供する様々なサービスを体験するためにも、ぜひ今のうちからDIVER Walletを準備して、Anchor BridgeでDIVERコインを入手してみてください。

Sparrow

Sparrow

フリーランスのWebライター。ブロックチェーンの非中央集権的な世界観に惚れ込み、暗号資産・NFT・メタバースなどのWeb3領域に絞って記事を執筆。自らの暗号資産投資やNFT売買の経験をもとに、難しいと思われがちなブロックチェーンについて、初心者にもわかりやすい記事を書くことを心がけています。好きなNFTクリエイターは「おにぎりまん」氏。
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