2021年にNFTが流行してから、Axie Infinity(アクシー・インフィニティ)やThe Sandbox(ザ・サンドボックス)、STEPN(ステップン)などさまざまなNFTゲームが誕生しました。
現在もNFTゲームのブームは続いており、そのなかでも特にPROJECT XENOというNFTゲームが注目を集めています。
PROJECT XENOは、大人気YouTuberのヒカル氏がアンバサダーを務める、対戦型のNFTゲームです。
そこで本記事では、まだ正式なリリースはされていませんが、今後の動向に要注目なNFTゲーム「PROJECT XENO」の概要や最新のニュース、将来性を徹底解説します。
PROJECT XENOに興味のある方は、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
この記事の構成
PROJECT XENOの概要
PROJECT XENOの概要は、以下の表のとおりです。
ゲーム名 | PROJECT XENO(プロジェクトゼノ) |
運営会社 | CROOZ Blockchain Lab |
ブロックチェーン | ・BSC(Binance Smart Chain)
・Polygon ・Ethereum |
ゲーム内トークン | ・GXE
・UT |
対応言語 | ・日本語
・英語 |
公式Twitter | https://twitter.com/PROJECTXENO_JP |
公式サイト | https://project-xeno.com/ |
PROJECT XENOは対戦型のバトルゲームで、勝利することで暗号資産(仮想通貨)のGXEやUT(Utility Token)を稼げます。もう一つのトークンのGXEは、ガバナンストークンとしても利用されるものです。
PROJECT XENOは、BSCやPolygon、Ethereumなど複数のブロックチェーンに対応しています。
運営会社については、次の章でくわしく見ていきましょう。
運営元のクルーズ株式会社とは
運営元のCROOZ Blockchain Labは、東証スタンダード上場企業であるクルーズ株式会社の100%子会社です。
クルーズ株式会社はファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営、スマホゲームのエレメンタルストーリーなどインターネットを中心とした事業を展開しています。
PROJECT XENOは上場している企業が運営を担っているということもあり、安全性や将来性にも期待できるゲームです。
PROJECT XENOの特徴3つ
PROJECT XENOの特徴は、以下の3つです。
- GameFi × e-Sports
- ガバナンストークンGXE
- 日本語にも対応している
特徴1:GameFi × e-Sports
PROJECT XENOはGameFiとe-Sportをかけ合わせた、新しいタイプのゲームです。
簡単にGameFiとe-Sportについてお話します。
GameFiとはGame(ゲーム)とFinance(金融)が融合した造語です。ブロックチェーン技術を使い、ゲームをプレイしてお金を稼ぐことができます。
一方のe-Sportとは「Electronic Sports」の略で、ビデオゲームやコンピューターゲームを一つの競技として捉え、競争するスポーツの一種です。数多くの世界大会が開かれており、オリンピックの正式競技として採用されるかどうか検討されるほど、今話題の業界です。
PROJECT XENOには、上記2つの特徴があります。バトルで戦い賞金を得るGameFiとしての側面に加え、競技として楽しむという側面があります。
これまでのNFTゲームにはなかった、新しいタイプであり、今後も目が離せません。
特徴2:ガバナンストークンGXE
PROJECT XENOには、2種類のトークンが採用されており、そのうちのGXEはガバナンストークンとして利用されています。
ガバナンストークンとは、保有することで運営の方針や意思決定に関与できる投票権のようなものです。PROJECT XENOではGXEを持つことで、プロジェクトの運営に携わったり、方向性を決めることができます。
GXEの発行上限は60億枚と定められており、その内訳は以下の表のとおりです。
配布先 | 割合 | 枚数 |
Play and Earn | 30% | 18億枚 |
Team | 20% | 12億枚 |
Ecosystem | 20% | 12億枚 |
Public sale | 10% | 6億枚 |
Operation | 5% | 3億枚 |
Advisor | 5% | 3億枚 |
Marketing | 5% | 3億枚 |
Private sale | 5% | 3億枚 |
上記のように、GXEの上限枚数とその配布先はあらかじめ決められているので、需給のバランスを保つことができます。
GXEはいくつかの暗号資産取引所に上場しており、MEXC GlobalやLBankなどで購入することが可能です。
暗号資産取引所の比較や口座開設方法については「日本国内の暗号資産取引所の口座開設方法から、トラベルルール、税制までを一気に解説。」で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
口座開設にあたって、以下のものを準備しておきましょう。
- 電話番号かメールアドレス
- 本人確認書類
- PCまたはスマホ
- 銀行口座
なお本人確認書類には、運転免許証やマイナンバーカード、各種健康保険証、住民基本台帳カード、住民票の写しなどが使えます。
特徴3:日本語にも対応している
PROJECT XENOは、運営元が上場企業のクルーズ株式会社の子会社ということもあり、日本語に対応しています。
これまでに数多くのNFTがリリースされていますが、なかには日本語に対応していないものもあります。そういったゲームで正確な情報を得たい場合は、翻訳しながらゲームを楽しむ必要がありました。
PROJECT XENOなら日本語に対応しているので、翻訳する必要がなくプレイできます。また日本語で運営されているので、安心感もあります。
PROJECT XENOの最新ニュース
PROJECT XENOの最新ニュースを、以下の3つに絞って解説します。
- 東京ゲームショウ(TGS)への出展
- YouTuberヒカルがアンバサダー就任
- フロイド・メイウェザーとのコラボ
東京ゲームショウ(TGS)への出展
PROJECT XENOは、東京ゲームショウ(TGS)に出展しました。
東京ゲームショウとは、年に一度開催される、コンピューターエンターテインメント総合展示会です。会場は幕張メッセで、多くのゲームファンが押し寄せる日本最大級のゲームイベントです。
PROJECT XENOのブースでは、ゲームの概要や最新情報を公開するだけでなく、実際にデモ画面を使ったプレイを楽しめます。その他にもNFTガチャを楽しめるなど、多くのコンテンツが用意されています。
YouTuberヒカルがアンバサダー就任
PROJECT XENOのアンバサダーには、人気YouTuberのヒカル氏が就任しています。
Web3元年とも言われている2022年は、インターネット以来の革命であるブロックチェーンの技術を使ったNFTゲームへの注目度が高まっています。
そんな中、絶大な人気と知名度を誇るヒカル氏とコラボすることで、PROJECT XENOの知名度も拡大していくでしょう。
PROJECT XENOはヒカル氏とコラボすることで、ゲーム業界に新たな風を起こすチャレンジを続けていくようです。
フロイド・メイウェザーとのコラボ
ゲーム内で使用されるトークンのGXEがMEXC Globalへの上場後、PROJECT XENO初のNFTオークションが開催されました。PROJECT XENOは、このオークションで世界5階級制覇を達成した、元プロボクシング選手のフロイド・メイウェザーとコラボしています。
限定10体のメイウェザーキャラクターだけでなく、魅力的なNFTアイテムもオークションにかけられています。参加賞もあり、豪華なオークションです。
上記のように正式リリース前から、有名YouTuberがアンバサダーに就任したり、超有名アスリートとコラボしたりしているので、今後も多くのコラボを楽しめるでしょう。
PROJECT XENOのゲームシステム
PROJECT XENOのゲームシステムは、以下の3点に絞って解説します。
- 戦略型PvPバトル
- キャラクタークラス
- キャラクタースキル
戦略型PvPバトル
PROJECT XENOは3対3の戦略型PvP(Player versus player)バトルで、バトルに勝てば、GXEやUT(Utility Token)を獲得できます。
プレイヤーは、ユニークなNFTキャラクターを使ってバトルを行います。
バトルで勝つためには戦略を練るのも重要です。プレイヤーは与えられたターンの中で攻撃・守りをはじめ、スキルカードの使用やエナジーの温存などを考えます。
いくつもの戦略があるので、飽きずにバトルを楽しむことが可能です。
キャラクタークラス
PROJECT XENOのバトルで使用するキャラクターには、それぞれクラスが設定されています。クラスとその特徴は、以下の表のとおりです。
クラス | 特徴 |
Breaker | 攻守のバランスが取れたアタッカー |
Guardian | 高いHPを持ち前線のキャラクターを守る |
Samurai | 高い攻撃力で相手のライフを削る |
Psychic | 召喚と魔法で相手と戦う |
Ninja | どのキャラクターよりも素早い |
またそれぞれのキャラクターには、以下のステータスが設定されています。
- HP:体力のゲージ
- ATK:攻撃の強さ
- PSY:召喚や魔力の威力
- SPD:行動順
- LUCK:報酬を得られる運
これらのステータスは、UT(Utility Token)を使うことで、数値を高めることができます。
キャラクタースキル
キャラクターには、それぞれ以下のようなスキルが付与されています。
Attack skill | キャラクターのATKステータスにより変化する直接攻撃のスキル |
Magic skill | キャラクターのPSYステータスにより変化する遠距離攻撃のスキル |
Summon skills | さまざまなユニットを召喚し、味方の陣地に配置するスキル |
プレイヤーは、それぞれのレベルに応じたスキルカードを複数枚集めることで、レベルアップさせることができます。
スキルカードはストアで手に入れたり、バトルで勝った後に得られるトレジャーで獲得できます。
レベルが上がるにつれて、スキルの影響力は高まるので、より効率的にバトルを進めていくことが可能です。
PROJECT XENOの将来性
PROJECT XENOの将来性について、以下の観点から見ていきましょう。
- トークンの配布先が明確
- ロードマップが示されている
- e-Sportの市場が大きい
- NFTゲームの普及
- PancakeGamesとの提携
1.トークンの配布先が明確
PROJECT XENOでは、すでにトークンの配布先とその量が決められています。
先ほど紹介したように、大まかに分けると運営チームに20%、Play to Earnで30%です。この配分は理想的で、運営によるトークンの持ち逃げなどのリスクも低いでしょう。
配布先 | 割合 | 枚数 |
Play and Earn | 30% | 18億枚 |
Team | 20% | 12億枚 |
Ecosystem | 20% | 12億枚 |
Public sale | 10% | 6億枚 |
Operation | 5% | 3億枚 |
Advisor | 5% | 3億枚 |
Marketing | 5% | 3億枚 |
Private sale | 5% | 3億枚 |
2.ロードマップが示されている
PROJECT XENOは公式サイトで、ロードマップが公開されています。ロードマップは以下の表のとおりです。
2022 Q1 | ・プロジェクトチームの立ち上げ
・サービスチームのデザイン ・公式サイトの公開 |
2022 Q2 | ・マーケティング開始
・公式SNSとホワイトペーパーの公開 ・東京ゲームショウへの出展 |
2022 Q3 | ・NFTオークションの開催
・プライベートセール ・暗号資産取引所への上場 ・α版マーケットプレイスの立ち上げ |
2023 Q4 | ・ゲームリリース |
今後は上記のロードマップに沿って、開発が進められていくと考えられます。
実際、NFTオークションの開催や暗号資産取引所への上場を果たしているので、ゲームリリースも楽しみなイベントの一つです。
3.e-Sportの市場が大きい
e-Sportの市場は年々拡大しており、オリンピックの正式競技として採用が検討されるほどです。
PROJECT XENOは、e-Sportとしての側面があるので、市場の拡大とともに認知度を高めていくでしょう。
4.NFTゲームの普及
NFTが流行したこともあり、ゲームをプレイして稼ぐNFTゲームも徐々に普及して来ています。
それに伴い、PROJECT XENOは多くのユーザーに楽しまれるようになるでしょう。
また、NFTゲームには単純なものも多いですが、PROJECT XENOは戦略を立てるゲーム性もあるので、他のNFTゲームとの差別化もできています。
5.PancakeGamesとの提携
PROJECT XENOは、PancakeGamesとパートナーシップを結んでいます。
PancakeGamesとは、多くのユーザーを抱える、ブロックチェーンゲームを楽しめるプラットフォームです。ステーキングも行うことができるので、投資家からも注目されています。
パートナーシップを結ぶことにより、より多くのユーザーや投資家にアプローチできるようになったので、エンゲージメントが高まることが期待されています。
まとめ:PROJECT XENOの概要・最新ニュース・将来性
今回は、今話題のNFTゲーム「PROJECT XENO」の概要や最新のニュース、ゲーム性、そして将来性について見てきました。
PROJECT XENOは、GameFiとe-Sportが組み合わさったゲームで、有名YouTuberのヒカル氏やアスリートのフロイド・メイウェザー氏とコラボするなど、知名度獲得に力を入れています。
肝心なゲームの内容は、キャラクタークラスやキャラクタースキルを把握し、戦略を立ててバトルを楽しむものです。
運営元が日本の企業である点だけでなく、トークンの配布先と量が明確であったり、ロードマップが公開されていたりする点でPROJECT XENOは安心のできるプロジェクトです。
また、e-SportやNFTゲーム市場が拡大しており、投資家からも注目されているので、将来性は明るいといえるでしょう。
PROJECT XENOを始めるには、まず暗号資産取引所の口座を開設する必要があります。興味のある方は「日本国内の暗号資産取引所の口座開設方法から、トラベルルール、税制までを一気に解説。」を参考に、口座開設を済ませておきましょう。