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サンリオがNFTへ参入!【提携先のリカー(RECUR)や購入方法についても解説】

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「サンリオがNFTに参入したって話だけど、具体的に教えて!」
「サンリオのキャラクターが大好き!今後の展望は?」
「リカー(RECUR)とNFT提携したという話だけど、リカー(RECUR)ってどんな会社なの?提携した理由は?」

昨今NFTやメタバースの認知度はますます上昇し、ゲーム、スポーツ、ファッションなどさまざまなジャンルで盛り上がりを見せています。

本記事では、そんな急成長しているNFTの市場に、ついにサンリオ・ハローキティが参入したことを紹介。世界中にファンを持つサンリオのNFTなので、注目度も抜群です。さらにこれまでNFTやメタバースなどに興味の無かった層の人たちにも遡求されることで、新たな需要を喚起する可能性もあり、まさに今注目のNFTです。

今回の記事は上記のようなNFTに興味がある人、ハローキティなどサンリオのキャラクターが好きな人におすすめの記事です。また、サンリオと戦略的NFTパートナーシップを締結したリカー(RECUR)社についてや、サンリオNFTの現状や今後の展望も紹介するので、幅広い知識が身に付きます。

本記事を読むことで、サンリオ好きの人は、NFTという新たなコレクションができ、趣味の輪も広がるかもしれません。また逆にこれまでサンリオに興味の無かった方のなかには、NFTを通じて、ハローキティに興味を持つ人も出てくるのではないでしょうか。

そんな相乗効果が期待できるサンリオ・ハローキティのNFTに関して、NFT技術提携先であるリカー(RECUR)社の情報も踏まえ徹底解説。最後には購入方法もしっかり紹介しますので、ぜひ最後までお読みください。

サンリオ・ハローキティNFT【魅力を徹底紹介】

可愛いキティ―ちゃんがトレードマークのサンリオ。サンリオのNFTコレクション「Hello Kitty and Friends」は、2021年11月にパートナーシップを締結したWeb3プラットフォームの米リカー(RECUR)社と共同製作されました。

そんな全世界にファンがいるサンリオ・ハローキティについて解説します。

サンリオ・ハローキティNFTとは?

サンリオは、辻信太郎氏が1973年に設立したキャラクタービジネス企業。ソーシャルコミュニケーションギフト商品(プレゼント用品)の企画・販売、グリーティングカードの企画・販売を事業としている日本の企業です。「キティちゃん」の愛称で知られるハローキティ、マイメロディやポムポムプリンなど、400種を超えるキャラクターグッズの企画・販売、ライセンスビジネス、テーマパーク事業を展開しています。

今回発表されたNFTコレクション「Hello Kitty and Friends」は、ハローキティとなかまたちがツアーガイドになり、世界の8つの都市を旅するというコンセプト。

さまざまなミッションに挑戦・クリアすると、新しいNFTコレクションを獲得できるというゲーム要素も満載。8都市中、2都市はNFTの技術提携先であるリカー(RECUR)の独自のNFT「RECUR パス」を所有しているユーザーのみがイベントに挑戦できるとのこと。

登場するキャラクターには、ハローキティをはじめ、マイメロディ、シナモロール、クロミ、けろけろけろっぴ、ポムポムプリンなどサンリオの多くの人気キャラクターが決定しています。

2022年8月24日にプレセール、8月25日にパブリックセールが実施され、約10,000体のNFTがリリースされ、好評を博しています。

サンリオ・ハローキティNFTの特徴【RECURパスも併せて紹介♪】

8月25日にリリースされたサンリオ・ハローキティNFTの価格は100ドル。スーツケースという形で購入でき、その中にサンリオ・ハローキティのキャラクターが1体入っています。購入者は、そのキャラクターを使用して、「Hello Kitty and Friends」の世界の8つの都市で冒険を通じて、さまざまなミッションにチャレンジ。ミッションにクリアすることで、NFT所有者は新しいNFTをゲットできるチャンスがあるとのこと。また、所有者は、NFTを二次市場で再販売することも可能です。

また、8都市中、2都市はNFTの技術提携先であるリカー(RECUR)の独自のNFT「RECUR パス」を所有しているユーザーのみがイベントに挑戦できるとのこと。

RECURパスは、特別なサンリオ・ハローキティNFTを入手可能な、NFTコミュニティという実用性と特別なアクセス権が必要なセキュリティーも併せ持ったNFTのコレクションです。各RECURパスNFTは、RECURエコシステム内、IP(知的財産権)、およびメタバース内での特典をNFT保有者に提供します。

リカー(RECUR)の創設者兼CEOであるZach Bruch氏は、「新旧のすべてのハローキティファンが、「Hello Kitty and Friends World」を通じてメタバースに飛び立ち、体験できるプラットフォームを作ることにワクワクしています」と述べています。「私たちの目標は、ファンが大好きなブランドやキャラクターと交流し、メタバースを探索できるコミュニティを提供することです。世界中のサンリオファンのために、それを実現するのが待ちきれません。」とのこと。

サンリオとリカ―(RECUR)のコラボレーションによる相乗効果

ここまではサンリオの概要やサンリオNFTの特徴を解説しました。本章では リカ―(RECUR)社の概要や、サンリオとリカ―(RECUR)社が戦略的パートナーシップを締結した理由について考察します。

リカ―(RECUR)社の概要

暗号業界エキスパートのZach Bruch氏とデジタル・ライセンス業界パイオニアのTrevor Georgeによって設立されたリカ―(RECUR)。リカ―(RECUR)は、テクノロジー企業としてWeb3.0やメタバースの設計と開発に携わり、NFTの購入、収集、再販売にも携わっています。
RECURはブロックチェーンを問わず、分散型で強固なセキュリティー基盤を持ち、NFT史上に根本的変革をもたらしており、NFT市場において、最大規模の流通量と影響力を構築しています。

リカ―(RECUR)社は、ハローキティのファンのために特別な体験を作り出すことに高い意気込みを感じています。リカ―(RECUR)社は高水準な技術により、世界でもとりわけ熱心で関心の高いハローキティのファンがサンリオ・ハローキティNFTを購入、収集、売買することを可能にしています。また、RECURはブロックチェーンの種類を問わないため、ハローキティのNFTは、複数のチェーンにわたって相互に利用できるのが特徴です。

サンリオ最高執行責任者(EMEA、インド、オセアニア)兼Mr Men最高執行責任者(ワールドワイド)のSilvia Figiniは、次のように語っています。

「世界中で人気のサンリオのキャラクターとその仲間たちの友情とコミュニティを、RECURで新しいファン層に提供できることは信じられない喜びです。サンリオ社と提携することで、世界中に最高のファンを持てることは幸運であり、新たなサンリオNFTにより、熱狂的なファンコミュニティを体験したことのない新しい空間へ導けるのはわれわれの特権だと感じます!」

サンリオとリカ―(RECUR)社がコラボした思惑を推察

ここまでは、サンリオとリカ―(RECUR)の特徴を確認しましたが、それでは、サンリオはなぜリカ―(RECUR)を提携先に選んだのでしょうか?それはやはり高い技術力と実績だと推察されます。

第一に、暗号業界エキスパートのZach Bruch氏やデジタル・ライセンス業界パイオニアのTrevor George氏がメタバースの設計や開発に携わっている点が大きな要因と言えるでしょう。技術の一例として、「ブロックチェーン間の互換性」が挙げられます。その根拠として、Zach Bruch氏は、「我々は、イーサリアムなど特定のブロックチェーンに依存していません。NFTをお気に入りのアプリケーション、ゲーム、プラットフォームに持ち運ぶことができます。」とForbesでのインタビューで述べています。

また、リカ―(RECUR)はNFTの発行(ミント)には、環境負荷が軽いとされるPolygon(ポリゴン)を使用しています。Polygonはイーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために生まれたプロジェクトで、イーサリアムのガス代の高騰や取引成立にかかる時間の長さを解消してくれます。

リカ―(RECUR)はその技術力でPolygonを使用し、NFTをミントしているので、高い信頼性があると言えるでしょう。昨今、OpenSeaの無料発行機能でミントされたNFTの80%以上が不正(著作権違反、盗作、スパム、偽物など)であるとも言われています。不正防止の観点も、サンリオが技術力のあるリカ―(RECUR)を事業パートナーとして選んだ理由ではないでしょうか。

また、一方でリカ―(RECUR)のNFT業界での実績も、サンリオとリカ―(RECUR)が提携した要因の1つと考えられます。例えばアメリカの巨大メディア会社であるViacomCBSがNFTに参入したのですが、その際のパートナーとしてもリカ―(RECUR)が選ばれています。CBS、MTV、Showtime、Paramount Pictures、BET、Nickelodeon、Comedy Central。さまざまなViacomCBSのトップブランドの番組や映画の商品、コレクターズアイテムがリカ―(RECUR)の手を借りてNFTとなりました。

このような技術力とそれに伴う実績によりサンリオとリカ―(RECUR)社がコラボしたと推察されます。

サンリオ・ハローキティNFTの購入方法を紹介

引用元:Hello Kitty and Friends World (ETH) – Collection | OpenSea

サンリオ・ハローキティNFTは、他のNFT同様にOpen seaで購入可能です。
2022年10月現在のfloor price (最低価格)は0.01ETH(イーサ)です。詳細は、OpenSeaのサンリオ・ハローキティNFTの公式販売ページをご確認ください。

簡単にサンリオ・ハローキティNFTの購入方法をまとめると下記のとおり。

ステップ1:Bybit(バイビット)bitFlyer(ビットフライヤー)など、イーサを扱っている口座開設
ステップ2:イーサを購入
ステップ3:MetaMask(メタマスク)でウォレットを開設
ステップ4:MetaMask(メタマスク)にステップ1で購入したイーサを送金
ステップ5:OpenSeaに登録
ステップ6:OpenSeaでサンリオ・ハローキティNFTを購入[OpenSeaのサンリオ・ハローキティNFTの公式販売ページ]

【まとめ】サンリオ・ハローキティNFTの今後の展望

本記事では、サンリオ・ハローキティNFTの特徴や、サンリオと提携したリカー(RECUR)社について、また、サンリオ・ハローキティNFTの購入方法を紹介しました。サンリオのNFTコレクション「Hello Kitty and Friends」は今後コレクションだけには留まりません。リカー(RECUR)社のCEO、Zach Bruch氏は、「Hello Kitty and Friendsを通じて、世界中のハローキティファンがメタバースを体験できるプラットフォームを構築することにワクワクしている」とコメントしています。このコメントからも推察できるように、サンリオ・ハローキティは近い将来メタバースにも進出するでしょう。そこでNFTコレクション「Hello Kitty and Friends」も活用されるのではないでしょうか。

また、サンリオは、株式会社Gaudiyと資本業務提携し、Web3.0分野において協業するプロジェクトを2022年8月31日に開始しました。
Gaudiyは「ファンと共に、時代を進める。」をミッションに、ブロックチェーンを中心としたデジタル技術を活用。さまざまなパートナー企業と連携しながら総合エンタテインメント領域の活性化を推進しています。
今回の協業により、サンリオが保有するキャラクター資産とGaudiyの持つブロックチェーン技術がコラボレーションし、キャラクターを通じた新たなファン体験、およびエコシステムの構築を推進するでしょう。Gaudiyのブロックチェーン技術やメタバース事業を活用し、サンリオのグローバル向けのキャラクターコミュニティサービスを2023年前半に展開されるとのこと。ファンとしては今から待ちきれないのではないでしょうか。

ハローキティのグッズは約130か国で販売され、世界中のセレブや日本の芸能人にもファンがたくさんいます。今回発表されたNFTコレクション「Hello Kitty and Friends」は、Web3.0やメタバースの流れもあり、世界的に注目を集めるNFTコレクションになる可能性があります。NFTやサンリオのキャラクターに興味がある人はぜひこの機会にOpenSeaでNFTを手に入れてみてはいかがでしょうか。

Masa

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保険や投資などの金融分野、Web3.0、メタバース、暗号資産、NFT、DeFi、DAO、保険、投資などの分野に精通しています。株や暗号資産取引の豊富な経験に加え、保険業界でのITコンサルの勤務経験、AFP(ファイナンシャルプランナー2級)の資格も保有。知識や業務経験を元に信憑性のある記事を執筆する。
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