低コストのマルチチェーンNFTマーケットプレイスであるmyNFTは、11月2日から4日まで開催されるNFT.Londonカンファレンスにおいて、ヨーロッパ初のNFT物理自動販売機を展示する予定です。この自動販売機は、NFTの購入プロセスを簡素化し、メインストリームへの普及を促進します。
NFTの大量導入を阻む大きな要因は、アクセスのしやすさ。暗号資産ウォレットの設定には技術的な知識が必要で、ほとんどのNFTプラットフォームは直感的な操作ができないため、NFTプラットフォームとのやり取りには急な学習曲線が必要です。また、ガス代が高い、支払い方法が暗号通貨に限定されている、などの欠点もあります。
より多くの人を惹きつけるためには、フィアットオンランプを含む、楽しく、魅力的で、アクセスしやすいNFTの購入方法が必要です。myNFTの共同創業者であるHugo McDonaugh氏は声明の中で、「この分野が成長するための最善の方法は、大衆の関与であり、障壁を取り払うことによってのみ達成できる」と強調。「ヨーロッパで唯一の自動販売機は、それを実証する楽しくて風変わりな方法です。」
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myNFTの初回コレクションからNFTを数秒で購入可能
この展示は、現在ベータ版として稼働しているmyNFTマーケットプレイスの立ち上げを記念したもの。お客様は、わずか10ポンドの定額料金でNFTを選ぶことができるようになります。このコレクションは、マーケットプレイスの初回コレクションで、ドクター・フー ワールド・アパート、サンダーバード、デルフト・ブルー・ナイトウォッチなどのブランドから寄贈されたNFTを展示しています。
この自動販売機は、カンファレンス会場のすぐ近く、ロンドンのウェストミンスターにあるクイーン・エリザベス2世センターに設置される予定です。そのため、コンファレンス来場者だけでなく、通りすがりの方でもNFTを購入することが可能。お一人様5NFTまでと限定されています。
支払いは、Google Pay、Apple Payなどの非接触方式で可能です。画面に表示された封筒を選び、コードを入力して料金を支払うと、QRコードが表示され、そこからNFTを保管するデジタルウォレットを含む無料のmyNFTアカウントにサインアップすることができます。
MyNFTは、自動販売機に含まれるNFTの一部について、ブランドのブロックチェーン技術活用を支援するWeb3プラットフォーム「Reality+」と提携。共同創業者のTony Pearce氏は、自動販売機と分散型分散ネットワークの類似点を導き出し、こうコメントしています。
「謙虚な自動販売機は、アナログで時代遅れの配送形態のように見えるかもしれませんが、そうではありません。残念ながらmyNFTではまだ取引できない食べ物や飲み物がほとんどですが、自動販売機は何年も前から完全所有の分散型アイテムを提供してくれています。現在、この分野での主な焦点の1つは、メインストリームへの導入に取り組むことです。メインストリームに導入するためには、シンプルさと親しみやすさが必要です。NFT自動販売機は、世界中の多くの人が慣れ親しんでいる流通形態を通じて、それを可能にします。私たちは、この革新的なNFTの配布方法に参加し、他の素晴らしいプロジェクトやアーティストと共に、ロンドンでNFTアクセシビリティの使用例を紹介できることを大変うれしく思っています」。
慈善活動のルーツを持つチーム
NFT自動販売機の収益はすべて、ブロックチェーンエコシステム内の機会を通じて公共財の資金調達に注力するコミュニティGivethと、重病児の専門看護師を支援するRoald Dahl’s Marvellous Children’s Charityに寄付される予定です。
MyNFTの創設者であるHugo McDonaugh、Edouard Bessire、Guillaume Gonnaudの経歴を考えると、収益が寄付されることは不思議ではありません。同じチームが設立したCryptographは、有名人やアーティストがチャリティのために資金を調達するオークションプラットフォームです。
myNFTマーケットプレイス
MyNFTは、GBM™が提供する「bid-to-earn」メカニズムを統合した魅力的なオークションシステムを持つ新しいNFTマーケットプレイス。MyNFT マーケットプレイスでは、オークションで入札するだけで報酬が得られます。誰かがあなたを競り落とした場合、あなたは入札額全額とインセンティブを受け取ることができます。つまり、NFT資産を落札するか、インセンティブポットから分け前を得るかのどちらかです。GBMは2020年、MyNFTの創業者が以前から取り組んでいたクリプトグラフのオークションで初めて採用された。人気のNFTゲーム「アベゴッチ」にも実装されているのです。
マーケットプレイスは、EVMチェーンを始めとする複数のチェーンに対応する予定。また、myNFTはフィアットオンランプサービスを統合し、取引手数料を2％に抑えることで、メインストリームでの採用をサポートします。
