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国内NFTも熱くて面白い!注目すべき国内マーケットプレイスを紹介

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NFT市場はOpenSeaなどの海外大手マーケットプレイスがその大半を占めていますが、日本のマーケットプレイスもとても熱くなっています。

日本円で購入できるなど、メリットがたくさんあるので初心者に安心して購入できるなどのメリットもたくさんあります。

注目されているマーケットプレイスを紹介しますので是非参考にしてください。

nanakusa

国内初のクリプトアーティスト登録制NFTマーケットプレイスです。

概要と特徴

  • 公式サイト:https://sbinft.market/
  • 運営会社:SBINFT株式会社
  • リリース時期:2021年3月
  • 使用通貨:ETH、Polygon(Matic)、日本円(クレジット決済)
  • ウォレット接続:必須
  • 対応ウォレット:MetaMask、Torus Wallet
  • アーティスト:100名を超える公認アーティストの他、「SUSHI TOP SHOT」など多数の事業者ともパートナー契約を行っている。

その他特徴

  1. NFTを所有している人だけが見ることができる閲覧権限機能を有している(特許申請中)
    (引用元:https://note.com/nanakusa_io/n/n11b121765944?magazine_key=m129b04a3ae7d
  2. ロイヤリティ分配機能
    (引用元:https://note.com/nanakusa_io/n/n11b121765944?magazine_key=m129b04a3ae7d
  3. NFTファイルの保存先をnanakusaサーバーかIPFSサーバー(ブロックチェーンを活用した外部サーバー)のどちらかを選択できる。
  4. 公認クリエイター向けのサービスとして、税申告が簡単にできるように、Gtax(暗号資産の財務・管理会計ソフト)の導入を行っている。
    (引用元:https://note.com/nanakusa_io/n/n11b121765944?magazine_key=m129b04a3ae7d)

購入方法と出品方法

公式サイトで紹介している方法を紹介します。

購入方法(暗号資産)

暗号資産で二次販売のNFTを購入する方法です。

準備するもの

  • ウォレットの接続
  • 購入する通貨もしくはクレジットカードを用意

マーケットにて購入したいNFTを選択する。

二次販売なのでクリエイターと所有者のアドレスが異なっているのが確認できます。

「Buy Now」をクリック

ETHもしくはPolygon(Matic)と手数料を確認し、「Buy Now」をクリック。

なお、購入時の手数料は現在無料キャンペーン中です。

表記されている二つの手数料ですが、

  • Partnar fee(パートナー手数料)はデベロッパーへの支払手数料
  • Platfrom fee(プラットフォーム手数料)はnanakusaプラットフォームへの手数料

となっています。

ガス代を確認。

購入完了。

オーナーが変更になっていることを確認。

 

クレジットカードでの購入方法

準備するもの

  • ウォレットの接続
  • メールアドレス

My Acountに接続して設定をクリック

メールアドレスを登録する。

購入したいNFTの「購入する」をクリック。

「クレジットカードでのお支払いはこちら」をクリック

  1. カード情報を入力。
  2. 入力後、「購入する」をクリック

3Dセキュア認証をする

購入完了。

出品方法
所有しているNFTの出品方法を紹介します。

My Acountを確認。

所有しているNFTをクリック。

「Sell」をクリック。

販売額を決める。

手数料と受取れる数を確認し「Sell」をクリック。

MetaMaskで署名する。

出品完了。

金額はあとで変更可能です。

ユニマ

「駅メモ!」や女優の「のん」さんが参加しているNFTマーケットプレイスです。

概要と特徴

  • 公式サイト:https://market.uniqys.net/
  • 運営会社:株式会社ビットファクトリー
  • リリース:2021年7月
  • 使用通貨:日本円(クレジットカード、銀行振込)
  • ウォレット接続:必要なし(ウォレットはユニマ独自で管理)
  • アカウント作成:Googleアカウント連携
  • 代表アーティスト・作品など:漫画家のいがらしゆみこさん、位置情報連動型ゲーム「駅メモ!Our Rails」シリーズ、女優「のん」さん、など
  • 購入方式:オークション方式のみ
  • その他特徴
    • 200万(税込み)以下の購入は本人確認が不要。
    • 二次流通は現状対応していないが、OpenSeaにて出品が可能
    • 購入する場合の手数料は無料

購入方法と出品方法

公式サイトに掲載されている購入方法と出品方法を紹介します。

購入方法

Googleアカウントと連携してアカウントを作成。

  1. 購入したいNFTを探す。
  2. サイト内のプロジェクト一覧から興味のあるプロジェクトを選択。
  3. 検索機能もあるので条件を入力して絞り込み検索も可能です。

欲しいNFTを見つけたらクリックして詳細画面を表示させる。

入札額を入力する。

  1. 入札はNFT詳細画面の「価格を決めて入札する」から行う。
  2. 購入したい金額を「開始価格から即決価格」の範囲で設定する。
    (この時、即決価格以上の金額を入力するとエラーになります)
  3. 金額を入力したら、二つの規約の同意にチェックを入れ、「入札する」をクリックする。
    (200万円(税込み)以上の金額の場合は本人認証のプロセスが追加になります)

入札が完了し、確認メールが届く。

落札が決まると下記の画面になるので表記の期限内に希望の支払方法で決済を行ってください。

なお、落札価格が50万円(税込)以上の場合は銀行振込のみの決済になります。

出品方法

出品する場合、クリエイター申請を行う事から始め、出品情報などを申請しユニマで合格判定を受けてからの出品になります。

プロセスは以下の通りですが、それぞれの項目で申請書類が決まっているので詳細は公式サイトにて確認してください。

出品までのプロセス

  1. クリエイター申請
  2. 必要書類に記入
  3. 契約書の締結
  4. 本人確認書類の提出
  5. クリエイター審査の合否通知
  6. 納品と出品情報シートの入力
  7. 販売日・詳細設定の確定
  8. 出品完了

HEXA

与沢翼さんのtweetが1,041万円で落札されたことで一躍有名になり、現在ではメタバースの発表など、次々と新しいニュースを発信し、Twitter界隈でも一番盛り上がっているマーケットプレイスです。

概要と特徴

  • 公式サイト:https://nft.hexanft.com/
  • 運営会社:メディアエクイティ株式会社
  • アカウント連携:Twitter
  • ウォレット接続::不要
  • 使用通貨:日本円(クレジットカード)
  • 手数料:無料
  • 販売形式:オークション、先着販売、抽選販売
  • 代表的アーティスト・作品など:「こはくの天使」や「黒門茶屋」など他、個人アーティストが多数参加。
  • 二次流通:日本で出品可能

その他の特徴をそれぞれ紹介していきます。

HEXA NFTカード

NFT出品者はHEXA NFTカードの発行が可能です。

このカードを発行すると、OpenSeaで二次流通で販売する際にこのカードが表示され、アカウント認証済みのHEXA NFTページへ誘導させることができます。

なりすましを防ぎ所有者の認知を高め、より安全・安心な取引ができる対策が取られています。

スポンサーNFT

タイアップしている企業のNFTを購入することにより、その企業のスポンサーになれる「スポンサーNFT」というカテゴリーを持っています。

HEXAメタバースについて

HEXAでは「HEXAメタバース・ゲートウェイ」の詳細を発表しました。

発表に先立ち、HEXAメタバースに重要なNFTを事前に準備しました。
それが

  • 「HEXA LAND Residents」=住民票NFT
  • 「HEXA LAND NFT」=土地NFT

この二つです。

最初に住民票NFTの登録申請が2回行われ、合計で14,810名に住民票が配布されました。

住民票NFTは、下記の画像の通り自分のTwitterアカウントの画像が掲載されています。

住民票NFTは転売が可能で、10万を超える金額で売買される例もたくさんあり、住民票番号2のNFTは56万円で二次流通されました。

HEXA LANDも♯42が87万円で売買されるなど、HEXAへの人気が高まるとともにユーザーが増え続けています。

ここから、それぞれのNFTがどのような役割をするのかを説明します。

  • HEXA LAND Residents:自分の家にNFTを飾り、友人を招くことができる。
  • HEXA LAND NFT:自分の土地に建物を建てることができ、広告を掲載できる土地もある。

図を見ながらそれぞれが更に詳細に説明します。

    1. HEXA LAND NFTは下記のようにそれぞれの枠があり、広告が掲載できるのはGODからSnadまでの土地に限られています。
      (引用元:https://hexanft.com/metaverse-gateway/
    2. 「HEXAメタバース・ゲートウェイ」「LAND NFT」「住民票NFT」の位置づけは以下の通りです。

(引用元:https://hexanft.com/metaverse-gateway/

現在HEXAに登録しているアーティストは、メタバースの開設に向けて、家などの建物を建設しTwitterで公開しています。

また、5月6日にはHEXAの公式Twitterでメタバースα版のテスト画像を紹介し、更に盛り上がりが加速してきています。

(引用元:https://twitter.com/HEXANFT/status/1522546946728411136?s=20&t=6NF96g9qtJ_ZyopHk2tjXg

購入方法と出品方法

HEXAでのNFTの購入方法と出品方法を説明します。

購入方法

先着販売での購入方法を説明します。

TOPページから「NFTを探す」をクリック。

画面左側の検索項目と右上のプルダウンで検索条件を設定できる。

欲しいNFTが見つかったらクリックすると詳細ページになるので、こちらで間違えなければ「購入する」をクリック。

  1. 購入者情報とクレジットカード情報を入力して「購入する」をクリック。
  2. 入力したメールに確認メールが届く。

購入したNFTの確認方法

画面右上のアカウント画像をクリックし、マイページをクリック

「保有NFT」をクリックすると自分のNFTが表示されている。

出品方法

TOPページから「NFTを販売」をクリック

作品をNFT化する場合とTwitterをNFT化する場合、それぞれの場所をクリックして条件設定をクリック

条件設定を記入したら「NFTを発行」

Coincheck NFT(β版)

国内暗号資産取引所として初となるNFTマーケットプレイスとなり、「The sandbox」で一躍有名になったcoincheck NFTを紹介します。

概要と特徴

  • 公式サイト:https://coincheck.com/ja/
  • 運営会社:コインチェック株式会社
  • リリース時期:2021年3月24日
  • 代表作品など:2022年2月時点で「CryptoSpells」「The Sandbox」「NFTトレカ」「Sorare」「Meebits」「TOMO KOIZUMI」の6タイトルがラインナップされている。
  • アカウント認証:Coincheckにアカウント登録が必須
  • ウオレット接続:購入のみの場合は不要。入庫と出庫の場合はMetaMaskの接続が必要。
  • 購入通貨:ETHが主だが、Coincheck社で扱っている暗号資産が可能。
  • 日本円使用:不可
  • その他特徴
    • coincheckにアカウント登録しているユーザー通しでの売買
    • オンチェーンとオフチェーンを使い分けており、NFTの購入に関してはスケーラビリティ問題を解決しているオフチェーンを利用しているため、暗号資産での購入にも関わらずガス代は全て無料で取引が可能
      (オフチェーンとオンチェーンの概要は以下の図を参照)
    • Sandoboxの土地NFTの売買が有名だが、サッカー選手やアイドルのトレカも多数取り扱っている

購入方法と出品方法

公式サイトに記載してある方法を紹介します。

購入方法

準備するもの

  • Coincheckのアカウント登録
  • Coincheck口座内の暗号資産

購入したいNFTを選択(出品中と記載があるものが購入可能)

「購入確認」をクリック→「購入」をクリックで購入完了。
(Coincheckの口座に表示された金額の資産がない場合は「購入できません」と表示されます)

購入完了画面

出品方法

出品方法は少し複雑なので概要だけ紹介します。
まずは自分が持っているNFTをCoincheckに入庫させる事から始めます。

マイページからMetaMaskを接続させる。

「MetaMaskから入庫」をクリック。

入庫させたいNFTNのトークンIDを入力する。
トークンIDはEtherscan(イーサスキャン)で確認できる。

入庫が完了したNFTはマイページ内にあるので、「出品」をクリック。

金額などを決め「出品」をクリックして完了。

まとめ

国内のNFTマーケットは日本円で決済できるマーケットプレイスが多く、説明が日本語であるの安心感もあり初心者に向いています。

今回はその中の一部を紹介しましたが、他にもベテランユーザーも惹きつける魅力を持つマーケットプレイスがたくさんありますので、自分にあったマーケットプレイスを見つけ、NFTを楽しんでいただければと思います。

Yukimasa

Yukimasa

ブロックチェーン歴6年のライター。ブロックチェーンは必ず新しい時代を築き上げると確信し、その一躍を担うべく本格的に執筆活動中。とどまる事なく進化し続けるNFTやCryptoに関わる情報を初心者にもわかりやすく、そして的確に伝えていく。
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