Menu

【結論:NFTに価値はある】NFTの良い評判と良くない評判をまとめてみた

解説系記事

2021年はNFT元年とも言える年で一大ブームとなり、多くのNFT作品に脚光が当たりました。2022年に入ってもNFTは規模を拡大し続けており、「Move to Earn」に代表されるNFTを活用した稼ぎ方など、新たな概念も生まれてきています。

NFTは将来性が高く肯定的に見ている人も多いですが、一方で否定的に見ている人もまだ多くいます。

今回の記事では、Twitterから良い評判と良くない評判をピックアップしまとめました。
それぞれの評判について、解説を入れながら紹介していきます。

NFTの良い評判・口コミ

まずは、NFTについて前向きなツイートから見ていきましょう。

NFTゲームは今後伸びる


(引用元:https://twitter.com/penpen_STEPN/status/1523475101555257344

Axie infinityは、NFTゲームの先駆けとして世界的なブームを巻き起こし「Play to Earn」の基盤を作りました。今後は日本産NFTゲームの登場や、新たな「○○ to Earn」が登場し、数年で急激に伸びる市場であると予想しているようです。

2021年は多くのNFTゲームが登場し話題になりましたが、一度は流行ったものの今は勢いがなくなり、ユーザーが離脱しているゲームも少なくありません。NFTゲームは2022年以降続々とリリースされており、今後は競争がさらに激化することも予想されます。

NFTゲームへ投資をする場合は、継続してユーザーに利用されるゲームになるかどうか、といった観点からも見ていきたいですね。

歩いただけで4万円を稼げた


(引用元:https://twitter.com/polnareff006/status/1520567943641571328

STEPNをやっていて、1日わずか44分間、4.84km歩いただけで4万円以上稼げた方のツイートです。ペース換算では1km/10分弱で、決して無理のあるペースではありません。STEPNでは、ちょっとした合間に歩くだけで、サラリーマンの日給以上を稼げてしまうのです。

この方のツイートしている5月1日は、STEPNの専用暗号資産(仮想通貨)であるGSTやGMTが高値にある時期でしたので、稼ぎやすかったことは事実です。5月5日頃からは暗号資産市場全体が下落し始め、今ではこのように効率的に稼ぐことはできないでしょう。

暴落を経てGSTとGMTは適正価格に戻りました。ここから再び上昇してSTEPNブームがもう一度訪れるのか注目していきましょう。

NFTの新しい世界観には夢がある


(引用元:https://twitter.com/shion_ion/status/1520778769333514241

NFTの新しい世界観に触れているツイートです。

従来ゲーム内のアイテムや武器は、ゲーム内通貨でのみ取引されてきました。しかしNFTと暗号資産が登場したことで、ゲームの枠を超えて売買し、利用できるようになってきています。

NFTの登場によって、インターネット上で創ったデータをNFT化して売買できる、アイテムに限定性を持たせて販売できる、ゲーム内の土地を持つことで貸出したり転売できる、ゲームをすること自体が稼ぐ手段となる、など多くの稼ぎ方が生まれてきています。

今後は、私たちが想像できないような新たな稼ぎ方も生まれてくるはずです。好きなことで楽しく稼ぐことができる未来を、今はワクワクしながら待ちましょう。

NFT作品創りは、自分だけの美術館を作っているような感覚


(引用元:https://twitter.com/inuman_NFT/status/1523692718152884224

このツイートをしている方は、実際にNFT作品を創作してOpenSeaで販売しているようです。Twitterのプロフィールからは、かわいらしい犬のデザインのNFTを展示している様子と、実際に購入されている実績もあることが確認できました。

OpenSeaでは自分が創った作品を簡単にアップロードして世界に公開することができます。公開している作品が貯まっていくことで、OpenSeaのページには自分だけの世界が広がっていきます。

作品を生み出す楽しさに加えて、実際にお金を出して買ってくれる人がいることで、さらなる相乗効果が生まれているのかもしれません。自分はアーティストに向いていると思う方は、一度NFT作品創りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

NFTによって個人が稼げる時代が訪れる


(引用元:https://twitter.com/nakamu4510/status/1520870676109791233

TwitterではNFTに関するツイートをよく見かけるものの、実際にNFTを知っている人はまだまだ少ないです。デジタルデータは安易にコピー可能であり、所有権を主張することはできないというのが世間の常識です。

ツイートをしてる方は、NFTはブロックチェーンによって唯一無二の存在として証明されるので、クリエイティブの仕事をしている人とは抜群に相性がいいと主張しています。また、デジタルデータを簡単にNFT化できるので、個人で稼ぐ人が続出すると考えているようです。

NFTクリエイターは、続々と現れてきています。優秀だけどまだ売れていないアーティストを探して、今のうちに作品を購入して値上がりを期待するのも面白いかもしれません。

NFTの良くない評判・口コミ

前向きなツイートが多い一方で、否定的なツイートも複数確認できました。どのようなものがあったか、詳しく見ていきましょう。

NFTは流行り廃りが激しい


(引用元:https://twitter.com/musashiqqq/status/1520032537883869184

この方は、株価に連動した投資であるインデックス投資とNFTを比較し、NFTはまだ投資に値するものではない、と述べています。確かにNFTはブームかもしれないが、長続きせずにいずれは価値がつかなくなる可能性が高い、という趣旨のツイートです。

確かに、有名NFT作品は1つで数千万円するものもあり、過熱感は否めません。今後は買ったNFTが暴落して損切りする人も出てくることでしょう。

NFTで儲けるためには、市場全体の全体の流れだけでなく、作品のバックグラウンドまでしっかりと調べることが必要です。転売で儲けたい、値上がり益で儲けたいと考えている方は、クリエイターがどんな人でファンがいるかどうかなど、作品以外の点も精査することが求められます。

NFTバブルはもう終わり


(引用元:https://twitter.com/gumiminato/status/1519251564762124288

あまり投資に詳しくなさそうな女子大生がNFTを購入していたことで、NFTバブルの終焉を予想している人のツイートです。

最近NFTは、Twitterのみならず雑誌やメディアでも多く取り上げられるようになりました。「噂で買い、真実で売る」という投資の格言にもあるように、噂が事実になる段階にあるようにも思えます。

しかし、仮にバブルが終わり価格が暴落したとしても、NFT自体に問題があるわけではありません。あくまで売買されている価格が変化しただけで、NFTとしての機能や特徴は何も変わりません。逆に、本当の価値が見直されて、市場としてより成熟したものになる可能性も十分に考えられます。

NFTの信用は落ちている


(引用元:https://twitter.com/yamu_RN/status/1522105948940103680

ツイートをしている方は、イラスト作家として実績があり「NFT」の名前がついたメールを多く受け取っているようです。

ブームに乗っかって、あまりNFTに詳しくない方からお金を稼ごうとする人もいます。他人から提案されて購入するのではなく、自分が精査する中で本当にいいと思った作品のみを購入していくといいでしょう。

NFT絡みでの詐欺が横行


(引用元:https://twitter.com/denchan_BSpro/status/1521611558291316736

現在、NFTの名前を使った詐欺が横行しています。NFTやOpenSeaの名前に反応してくる返信、見ず知らずの他人から送られるDMに添付のリンク、ウォレットのシードフレーズの入力を要求するサイトなど、あらゆる手を使って資産を盗もうとする事案が多く発生しているようです。

こうした話はNFTに限らず、暗号資産でも多く発生しています。私たちユーザーは正しい知識を持って対応していくことが求められます。

暗号資産の暴落でNFTをやめる人も出てきている


(引用元:https://twitter.com/kanokamarket/status/1524682627281977344

5月12日には暗号資産市場全体が大きく下落しました。ビットコインやイーサリアムなど、ほとんどの通貨が数十%のマイナスを記録しています。

暴落の影響によって、NFTを諦めた人も少なからずいるようです。

暗号資産市場では、時に大きな暴落が起こります。NFTは、値動きが大きいリスクを受け入れた上で購入することが必要です。

NFTの良い評判と良くない評判 まとめ

2021年に世界的なブームとなったNFTは、まだ黎明期と言える段階にあり、人々の期待と不安が入り混じった中で売買が行われています。

NFTは将来性が高く、長期的には伸びていく市場と考えられています。すでに多くの人にNFTの価値は認められており、今後は企業の参入も進むことでしょう。

一方で、暗号資産の暴落し価格が下がるリスクがあることも頭に入れておく必要があります。

今回を機に、ご自身がNFTに何を求めるのか、何に期待しているのか、一度考えてみてはいかがでしょうか。

S.G

SG

月間100万PV超えの投資情報サイトや、ニュースサイトなど、暗号資産に関する記事を数多く執筆するフリーランスのライター。自身も2016年から暗号資産投資を行なっており、日進月歩の進化を遂げる暗号資産業界を常に追ってきた。ライター歴は3年で「文章で読者をワクワクさせ、行動に移させる」をモットーに執筆を行う。東南アジア在住、海外留学の経験があり、英語の翻訳記事も得意にしている。
Author