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【時価総額TOP20】Binance USD(BUSD)について徹底解説

解説系記事

Binance USD(BUSD)は、大手暗号資産(仮想通貨)取引所Binanceと米フィンテック企業のPaxos社が共同で発行しているステーブルコインです。

暗号資産の価格追跡サイトCoinMarketCapにおけるBUSDの時価総額は常に上位に位置しており、USDTやUSDCなどに次ぐ規模を誇るステーブルコインとしてその地位を確立しています。

一方、2023年に入ってからはニューヨーク金融サービス局(NYDFS)や米証券取引委員会(SEC)から相次いでBUSDの発行停止命令が出ており、今まさに人々の注目が集まっているトークンでもあります。

この記事ではステーブルコインに関する基本事項について触れながら、BUSDの特徴や直近の動向について解説します。

Binance USDとBUSDの違い

引用元:Binance

詳細な解説の前に、Binance USDとBUSDの表記が持つ意味について確認しておきます。

個々の暗号資産の呼称において、「ブロックチェーン」技術そのものを指す言葉と当該ブロックチェーンを使用した「通貨」を指す言葉の2つが用いられることがよくあります。

例えばBitcoinやEthereumなどは、上記のような用語の使い分けをしています。

Bitcoin、Ethereumがブロックチェーン技術そのものを指すのに対し、BTCやETHなどの「ティッカーシンボル」と呼ばれる表記は、通貨やその単位を示すものとして用いられています。

あるいはTether(USDT)のように、暗号資産を発行している企業名(Tether)とティッカーシンボル(USDT)で使い分けられるケースもあります。

ところが、Binance USDとBUSDにおいてはいずれもステーブルコイン自体を指すものとしてほぼ同一視されており、違いはあまりありません。

また、ステーブルコイン自体を指す場合も通貨単位として用いる場合も、BUSDの呼称が用いられることがほとんどです。

そこで本記事では、基本的にBUSDの表記を用いて記載します。

BUSDの誕生〜現在までの歴史

引用元:Binance

BUSDは、世界最大級の暗号資産取引所であるBinanceが提供する各プラットフォームで利用できる暗号資産です。

2019年9月5日にERC-20規格で発行され、現在はBEP-2にも対応しています。

運営チーム

BUSDは、BinanceとPaxosによって共同で創設されました。

BinanceはChangpeng Zhao(通称CZ)氏によって設立され、世界最大級の暗号資産取引所の1つとされています。

Paxosはアメリカに本社を置くフィンテック(金融技術)企業で、Charles Cascarilla氏とRich Teo氏によって設立されました。

BUSDはこれまで、この2社の協力関係に基づいて開発・運用が進められてきました。

しかし最近、ニューヨーク金融サービス局(NYDFS)や米証券取引委員会(SEC)によってBUSDの発行停止命令を受けるに至った一連の出来事の中で、PaxosはBUSDに関してBinanceとの関係を解消することを発表しています。

BUSDの発行停止命令に関する詳細については後述します。

出資者

BUSDというステーブルコインのプロジェクト自体に対して、直接的に出資をしている投資家やVCについては明確な情報が公開されていません。

一方、発行元のBinanceは2017年のICO(Initial Coin Offering)を通じて資金調達を行っています。

また、Paxosも複数のVCなどから資金調達を行っています。2021年にはシリーズDラウンドにてOak HC/FTの主導のもと、Declaration Partners、PayPal Ventures、Mithril Capital、Senator Investment Group、Liberty City Ventures、WestCapなどから約330億円の資金調達を実施しました。

BUSDの目的

ステーブルコインとしてのBUSDの主な目的は、安定した価値を持つデジタル資産を提供することです。これは、競合するUSDTやUSDCなどと変わりありません。

具体的には、以下のような目的やユースケースを想定してBUSDは設計されています。

  • 通貨価格の安定化:BUSDは1:1の比率で米ドルにペッグされており、価値が安定しています。これにより、他の暗号資産に見られる高いボラティリティを避けることができます。
  • 取引の効率化:Binanceなどの取引所で様々な暗号資産との取引ペアとして機能し、円滑な取引を実現します。
  • 資産移動の効率化:伝統的な金融システムと比べて、高速かつ効率的に資産を移動する手段として使用できます。
  • 高度な資金運用手法の提供:EthereumやBNBChainなどのスマートコントラクトプラットフォーム上で使用されることで、より高度な金融商品やサービスを提供しています。
  • リスクヘッジ:暗号資産市場における激しい価格変動のリスクから逃れる手段として使用できます。

これらの機能面の目的に加えて、Binanceとしてはすでに発行していたBNBに加えてステーブルコインも発行することで、世界の暗号資産市場における影響力を高める目的もあったのではないかと推察されます。

BUSDの技術的特徴

引用元:Paxos

ここからはBUSDの技術的な特徴について解説します。

また、BUSDについてより理解を深めるために、ステーブルコイン全般に当てはまる特徴についても触れていきます。

通貨価値が安定している

2023年8月現在、BUSDは暗号資産全体の中でも時価総額は第23位、ステーブルコインの中では第4位です。

ステーブルコインにはBUSD以外にもUSDT、USDC、DAIなど様々なものがあります。

これらに共通している最大の特徴は、通貨価値が安定していることです。

BUSDは常に1米ドルの価格と連動することを目指しています。

この特徴について、実際の値動きを見ながら確認しましょう。

以下は、BTCとBUSDの直近1年間の値動きを示したチャートです。価格は米ドル建てで表示されています。

<BTCの過去1年間の値動き、対米ドル>

引用元:CoinMarketCap

BTCは過去1年間の間に、最安値が約1万6,000ドル、最高値が約3万2,000ドルの幅の中で動いていることがわかります。

大きな値動きが発生していることで、投資対象としては魅力的である一方、決済などに用いるには値動きが激しすぎるため不向きという特徴があります。

<BUSDの過去1年間の値動き、対米ドル>

引用元:CoinMarketCap

BUSDは上記チャートの通り、ほとんどの期間に渡って1BUSD=1ドルを維持し続けていることがわかります。

ペッグが大きく外れて価格が動いている瞬間がありますが、これは「シリコンバレー銀行の破綻」というイレギュラーな出来事が原因です。

このようにBUSDの価格は約1ドルでほぼ安定しているため、価格上昇を狙った投資対象としてBUSDが買われることはほとんどありません。

一方で、Binanceが提供している様々なサービスや各種DeFiプロトコルでBUSDが用いられるケースは非常に多く、それらの投資手法を利用して資産運用を行うためにBUSDが買われることはよくあります。

法定通貨担保型のステーブルコインである

BUSDを含む多くのステーブルコインは、特定の企業や組織が発行する形態をとっています。

したがって、安定的にステーブルコインを運用するには「発行体である企業がステーブルコインの価値をどのように担保するか」が重要になってきます。

ステーブルコインの価値担保には4つの型があり、BUSDは「法定通貨担保型」に分類されます。

つまり、流通している全BUSDと同額の法定通貨(あるいはそれに準ずる金融資産)をBUSDの発行体であるBinanceおよびPaxosが保有することにより、「ユーザーが保有しているBUSDをいつでも同額のドルと交換できる状態」を作ることで、通貨としてのBUSDのの価値を担保しています。

なお、厳密にはBUSDは以下の2種類が存在しています。

  • PaxosがEthereum上で発行し、米ドルで価値が担保されているBUSD
  • BinanceがBNBChain上で発行し、EthereumベースのBUSDをロックすることで発行できるBinance-Peg BUSD

上記の特徴は、他の法定通貨担保型ステーブルコインのUSDTやUSDCとはかなり異なる点ですが、ユーザー目線ではそれほど大きな違いはありません。

独自のブロックチェーンを持たない「トークン」である

BUSDは独自のブロックチェーンを持たない暗号資産です。

暗号資産の価格追跡サイトCoinMarketCapでは、各暗号資産は「コイン」と「トークン」の2種に大別されています。

それぞれの特徴を簡単にまとめると、コインは独自のブロックチェーンを持つ暗号資産であるのに対し、トークンは既存のブロックチェーン上で作成された暗号資産だと言えます。

代表的なコインにはBTC、ETH、XRPなどがあります。一方、代表的なトークンにはUSDT、USDCなどがあります。

BUSDは現在、Ethereum上ではERC-20トークンとして、またBNBChain上ではBEP-20トークンとして存在しています。

いわばEthereumとBNBChainを「間借り」している通貨であり、独自のブロックチェーンを持つ暗号資産に比べると他のチェーンへの依存度が高いという特徴があります。

Binance上での取引手数料が無料

Binance上でBUSDの各種取引を行う際、一部の手数料が無料になります。

ステーブルコインであるBUSDは、資産の移動など非常に多くの場面で利用されていることから、手数料負担を抑えられるのは大きなメリットだと言えます。

BUSDの将来性

引用元:Paxos

次に、BUSDの将来性についてメリット・デメリットの両面から考察します。

2023年に入ってから、BUSDの信頼を揺るがす出来事がいくつか起こりました。これらについてはデメリットと捉えて解説します。

裏付け資産が不足していた時期がある

BUSDは裏付け資産の96%が現金または現金相当物、4%が米国財務省証券となっており、その内容がニューヨーク州金融サービス局(NYDFS)によって承認されています。

ステーブルコインの代表格であるUSDTは、裏付け資産の存在について度々疑いの目がかけられていますが、BUSDは裏付け資産の内容まで公開されています。

したがって、通貨としての透明性や信頼度は比較的高く、この点はBUSDの将来性にプラスだと言えるでしょう。

しかし最近、発行済みBUSDの一部について、裏付け資産の担保が不足していた時期があったことも明らかになっています。

問題となったのは、Ethereum上のBUSDをロックすることによりBNBChain上で発行できる「Binance-Peg BUSD」です。

BUSDは米ドルによって1対1の比率で担保されて価値を維持しているのに対し、Binance-Peg BUSDはBUSDをロックすることで価値を維持しています。

これはつまり「(ロックされているEthereum上の)BUSDがBinance-Peg BUSDの裏付け資産である」と考えることができます。

Binanceによると、Ethereum上でのBUSDのロックとBNBChain上でのBinance-Peg BUSDの発行のタイミングに不一致が生じ、それにより裏付け資産のBUSDが不足している時期があったとされています。

Ethereum上で発行されているBUSDは毎月監査企業が裏付け資産の証明を行っているため、結果的にBinance-Peg BUSDの過少担保の発生がBUSD全体の価値に影響を及ぼすことはありませんでした。

しかし、ステーブルコインとしての信用を損なう出来事であったことは間違いなく、BUSDの将来性を考えるにあたってはデメリットになりうる事件だったと言えるでしょう。

NYDFSによる発行停止命令

BUSDの発行元であるPaxosが2023年2月に出したプレスリリースによると、BUSDはニューヨーク金融サービス局(NYDFS)から発行停止命令を受けたことが明らかになっています。

Paxosはその指示に従ってBUSDの新規発行を停止し、またBUSDに関するBinanceとの関係も解消しました。

NYDFSがBUSDの発行停止命令を出した理由を整理すると、以下のようになります。

  • NYDFSは「PaxosがEthereum上でBUSDを発行すること」は認めている
  • しかし「BinanceがEthereum以外のブロックチェーン上で、Paxosが発行したBUSDを原資産とするBUSD(Binance-Peg BUSD)を発行すること」は認めていない

つまり、NYDFSがBUSDの発行を許可したのはあくまでPaxosだけであり、BinanceがBUSDを発行することは認めていないという理由から、発行停止命令を出すに至りました。

なお、BUSDの新規発行は停止されますが、発行済みBUSDの償還や準備金の管理は今後も継続してPaxosが担当すると公表されています。

具体的には、少なくとも2024年2月まではPaxosがBUSDの償還をサポートすることが明らかになっています。

SECによる発行停止命令

BUSDは、米証券取引委員会(SEC)からも発行停止命令を受けています。

しかし、その理由はNYDFSとは異なります。

SECは、現在のBUSDが「無登録証券」であると主張しています。

つまり、BUSDは証券とみなすべきであり、Paxosは連邦証券法に基づきBUSDの募集時に証券として登録すべきだったとして、新規発行停止を求めています。

これに対しPaxosはBUSDの有価証券性を否定し、SECに断固として同意しない意向を示しました。

結果的に、BUSDの新規発行自体はすでに述べたNYDFSの指示に従って停止することになりましたが、PaxosとSECの間で起きた「BUSDの有価証券性」に関する議論は決着がついていません。

この議論がどのように進んでいくか現時点では不透明であり、BUSDの将来性に影響を与えかねない火種となっています。

クレジットカードや電子決済で購入可能

不安要素が重なっているBUSDですが、メリットもあります。

その1つが、クレジットカードや電子決済で購入可能な点です。

2023年8月現在、国内の暗号資産取引所でBUSDを取り扱っているところはありません。

BUSDを購入する際は基本的に海外の取引所を使う必要があり、やや手間がかかってしまいます。

しかし、BUSDはBinanceの公式サイトからクレジットカードや電子決済でも購入できるようになっており、しかも日本円で決済ができます。

その後、実際にBUSDを用いて取引をする際は海外取引所の口座が必要になることもありますが、日本円で簡単に購入できること自体は大きなメリットだと言えます。

BUSDの時価総額推移

次に、市場におけるBUSDの立ち位置を数量的な面から把握していきます。

流通量と発行上限数

BUSDには発行上限がありません。

BUSDは、BTCのようにあらかじめ発行上限数がプログラムされている通貨ではなく、BinanceとPaxosのコントロールのもとで発行量が調整されています。

2023年8月現在、約31億BUSDが発行済みとして市場に流通しています。

リアルタイムチャート

以下のグラフは、BUSDのリアルタイムの価格推移を示したチャートです。

<BUSDの価格推移、対日本円>

引用元:CoinMarketCap

このチャートからはBUSDの価格が大きく変動しているように見えますが、これはドル円の為替レートを反映していることによるものです。

1BUSDの価格が連動しているのはあくまで1米ドルです。

つまり、米ドルと日本円の為替レートが変動すれば、日本円建てのBUSDの価格は上記のチャートのように変動します。

2021年以降、日本円建てのBUSD価格が上昇しているのは、ドル円の為替レートが大きく円安に進んでいるためです。

なお、ドル建てのBUSD価格のチャートは以下の通りです。

<BUSDの価格推移、対米ドル>

引用元:CoinMarketCap

ローンチからしばらくは価格が上下に振れることもありましたが、現在ではおおむね「1BUSD=1ドル」から大きく離れていないことがわかります。

単体時価総額推移グラフ

価格は1米ドルでほぼ固定されているBUSDですが、時価総額には激しい動きも見られます。以下は、ドル建てで見たBUSDの時価総額の推移グラフです。

<BUSDの時価総額、米ドル建て>

引用元:CoinMarketCap

上記グラフからは、特に2021年前半から急速にBUSDの時価総額が伸びていることがわかります。

これは、ちょうどこの時期にDeFiやNFTの人気が高まり、BUSDの需要も増大したためだと考えられます。

その後、2022年後半に頭打ちして下降局面に入っています。そして、この下降幅は同じステーブルコインのUSDTやUSDCよりも大きなものになっています。

その理由としては、暗号資産市場全体の冷え込みに加えて、NYDFSの指示により2023年2月からBUSDの新規発行が止まったためだと考えられます。

2023年8月現在のBUSDの時価総額は約31億ドル(約4,600億円)前後で推移しています。

他の上位銘柄との時価総額比較

次に、BUSDと他の時価総額上位銘柄を比較してみましょう。

以下の表は、CoinMarketCapでBUSDのデータが取得可能な2020年以降、現在までの各年の時価総額TOP20の銘柄を表したものです。BUSDは黄色、参考としてUSDTを緑、USDCを青で示しています。

なお、2020年はBUSDがTOP20に入っていないため、21位以下についてはBUSDの順位(36位)のみを表示しています。

引用元:CoinMarketCapよりデータを取得し作成

ローンチからわずか2年でTOP20に、そして2022年にはTOP10に入り、USDTやUSDCに迫る位置まで時価総額を伸ばしている点は注目すべきでしょう。

その後は発行停止命令や有価証券性の有無などの問題でランクが下がっているものの、2023年8月下旬時点では23位につけており、今なお暗号資産市場で強い影響力を持っているステーブルコインのひとつだと言えます。

BUSDを取り扱っている暗号資産取引所

ここからは、BUSDを取り扱っている国内外の暗号資産取引所について解説します。

BUSDの取扱いがある国内取引所の例

2023年8月現在、日本の暗号資産取引所でBUSDを取り扱っている取引所はありません。

これは、日本の暗号資産取引所は金融庁の規制や審査が厳しく、取り扱える銘柄が限定されているためです。

また、同8月からBinanceが日本展開を始めたものの、取扱通貨のラインナップにBUSDの名前は含まれていません。

日本国内では、そもそもステーブルコインの取扱い自体が法令整備などの面で過渡期にあるため、将来的に国内取引所でBUSDが扱えるかどうかは現時点では不透明です。

BUSDの取扱いがある海外取引所の例

国内取引所に比べると、BUSDを取り扱っている海外取引所は多数あります。具体的には以下のような取引所が利用可能です。

  • Binance
  • Bybit
  • MEXC
  • Bitget
  • KuCoin
  • Gemini
  • Phemex
  • Indodax

しかしこれらの中には、日本国内からは利用ができなかったり、新規ユーザーの登録ができなくなっているケースもあります。

利用を検討される際は、ご自身で最新の情報を調べた上で利用してください。

BUSDの取得・購入および保管方法

上記の海外取引所で取得・購入したBUSDの保管方法には、以下のようなものがあります。

  • 購入した取引所の口座でそのまま保管する
  • メタマスクなどのソフトウェアウォレットで保管する
  • 物理的な形を持つハードウェアウォレットで保管する
  • BUSDを用いた各種サービス内で保管する

暗号資産を保管する時は、ハッキングや詐欺にあうリスクを極力減らすことを考えなければなりません。

そして上記の保管方法は、それぞれ以下のようなリスクがあります。

  • 取引所の口座:取引所自体がハッキング等の被害にあう危険性がある
  • ソフトウェアウォレット:資産を管理する秘密鍵を盗まれる危険性がある
  • ハードウェアウォレット:デバイス自体を紛失する可能性がある
  • BUSDを用いた各種サービス:ハッキングや秘密鍵の紛失などの可能性がある

いずれの場合も、資産を失ってしまうリスクを完全にゼロにするのは困難です。

状況に応じて管理手法を使い分け、リスクを最小限に抑えるようにしましょう。

Binance USD(BUSD)の今後の展望まとめ

本記事では、Binance USD(BUSD)の特徴について解説しました。

ステーブルコインとしては、世界的な規模で幅広くユーザーに利用されるポジションにまで成長してきたBUSD。しかし、ここ数ヶ月のBUSDを取り巻く環境の変化は厳しく、特に米国での規制は今後さらに強まる可能性があります。

一方、Binanceが日本進出を果たしたことで、日本国内での動きが作られていくのはまさにこれからだと言えるでしょう。

本記事を読んでBinance USD(BUSD)に興味が湧いた方は、ご自身で適切にリスクを管理しながら、ぜひBUSDを手にして様々なサービスを利用してみてください。

Sparrow

Sparrow

フリーランスのWebライター。ブロックチェーンの非中央集権的な世界観に惚れ込み、暗号資産・NFT・メタバースなどのWeb3領域に絞って記事を執筆。自らの暗号資産投資やNFT売買の経験をもとに、難しいと思われがちなブロックチェーンについて、初心者にもわかりやすい記事を書くことを心がけています。好きなNFTクリエイターは「おにぎりまん」氏。
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