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NFTを活用した新しい音楽ビジネスモデル【事例や買い方も徹底解説】

ハウツー系記事 解説系記事

「音楽とNFTって、一体どう結びつくの?」
「アーティストがNFTでどうやって収益を上げるの?NFT音楽の買い方やマーケットプレイスは?」

この記事は、そういった疑問や興味を持つあなたにピッタリの内容を網羅しています。音楽業界がどのようにNFTを活用しているのか、そしてその背後にある仕組みや特徴について全く知らないという方は多いでしょう。

本記事では、NFTが音楽ビジネスにどう革命をもたらしているのか、そのメカニズムから特徴、さらには具体的な事例までを徹底解説。そして、実際にNFT音楽を購入する際のステップバイステップのガイドや、おすすめのマーケットプレイスも紹介します。

最後には、NFT音楽の未来や課題、さらにはこの新しいビジネスモデルを普及させる鍵についても深堀りします。記事を最後まで読んでいただければ、音楽とNFTの新しい関係について理解が深まり、自分も積極的に参加できるようになるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

この記事の構成

NFT音楽/ミュージックとは?

今巷で少しずつ認知度が向上しているNFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)。デジタルアートの世界で大きな革命をもたらしたこのテクノロジーが、今、音楽業界にも波及しています。NFT音楽という新しいビジネスモデルは、音楽データの貴重性を再定義しており、これからの音楽業界を大きく変える可能性を秘めています。

NFT音楽とは、NFTのテクノロジーを音楽に適用させた新しい形態の音楽データです。このNFT音楽は「世界でただ一つの音楽データ」として存在し、それがブロックチェーン上で証明されます。これまで音楽は、iTunesなどのサブスクリプションやYouTubeなどで簡単に手に入れることができるメディアでしたが、NFT音楽はそのパラダイムを壊します。

デジタルアートでのNFTの使用が一般化する前、作品の唯一性を証明するのは非常に困難でした。しかしNFT技術を用いることで、出品された作品には所有証明書が付与されるため、購入者は複製や模倣品のリスクを気にする必要がありません。このテクノロジーを音楽に適用すると、その音楽データは独自の識別子を持ち、その証明がブロックチェーンにおいてなされるため改ざんが難しく、その所有権と希少性が保証されます。

NFTはすでに多くの産業で大きな盛り上がりを見せています。例えば、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏のツイートが約3億円で落札されたり、NBAのNFTを活用したゲームが200億円の売上を記録するなど、その影響力は計り知れません。今後は、Linkin ParkのMike Shinoda氏など、多くの著名なミュージシャンがNFT音楽市場に参入しています。

このような背景から、NFT音楽は「1点物の絵画のような価値を持った音楽データ」であり、その希少性と唯一性から億単位で取引されることも珍しくありません。

気になった方向けに、記事の後半でNFT音楽の事例や買い方についても詳しく解説しています。この新しい音楽ビジネスモデルがどれだけのポテンシャルを持っているのか、一緒に見ていきましょう。

NFT音楽/ミュージックの仕組みや特徴 5選

NFT音楽/ミュージックの仕組みや特徴のポイントは下記の5つ。

  • ブロックチェーン技術による唯一無二の性質
  • 誰でも作成と販売をおこなうことができる
  • 転売・二次販売が認められている【アーティストに収益!】
  • アーティストと直接取引可能
  • NFTでファンの新たなコミュニティーが生まれる

順番に解説します。

ブロックチェーン技術による唯一無二の性質

NFT音楽は、ブロックチェーン技術によってその性質が大きく変わっています。一般的にブロックチェーンは分散型台帳とも呼ばれ、複数のコンピュータで取引情報やデータを同期して保存します。この技術のおかげで、NFT音楽は唯一無二の価値を持つことができるのです。

例えば、同じデジタル音源を元にしたNFT音楽でも、ブロックチェーンによって記録される識別情報が異なるため、それぞれが独自の価値を持ちます。つまり、一つとして同じNFT音楽は存在しないというわけです。さらに、もしNFT音楽をコピーしようとしたとしても、そのコピーにはブロックチェーンの識別情報が存在しないため、オリジナルとコピーを簡単に見分けることができます。

このような唯一性と識別可能性があることで、NFT音楽は資産としての価値も高まっています。事実、NFT音楽は固有のアドレスが割り振られ、他の作品と「替えが効かない」(代替不可能)という特性を持っています。これはコンサートの席や限定版のグッズなどと同様に、特定のアイテムとしての価値があるということです。

NFT音楽の取引記録もすべてブロックチェーン上に保存されるため、偽造や不正は極めて難しく、信頼性が非常に高いと言えます。このような唯一無二の特徴に由来する高い信頼性がNFT音楽の高額取引にもつながっています。

ここで、高額取引の事例を1つ紹介します。
従来の音楽配信サービスでは数百円程度で聴ける楽曲が多いですが、NFT音楽はその希少性から非常に高い価値があります。例えば、2021年11月には音楽プロデューサーの小室哲哉さんのNFT音楽(楽曲とその使用権)が50万円で取引された事例も存在します。

このように、NFT音楽は従来の音楽ビジネスモデルに比べ、新しい価値創造の場を提供しています。

誰でも作成と販売をおこなうことができる

NFTは、その柔軟性とアクセス性により、音楽業界でも革新的なビジネスモデルを形成しています。その特徴の1つは、オープンソースの規格に基づく多くのブロックチェーンプラットフォームが存在することです。これにより、基本的には誰でもデジタル音源を持っていれば、自分自身で音楽NFTを作成できます。

一度NFTを作成すれば、NFTマーケットプレイスで自由に価格設定を行い、販売することが可能です。OpenSeaなど、自作NFTの出品に対応しているプラットフォームは多く、特別な資格やスキルは必要ありません。デジタル音源さえ用意できれば、その後のプロセスは比較的簡単です。

ただし、いくつかのマーケットプレイス、特に日本のプラットフォームでは、プラットフォーム側が認めたアーティストのみが一次販売を許されているケースもあるので注意が必要です。

ブロックチェーンの専門知識は必要か?

専門的な知識がなくても基本的にはNFTを作成、販売することは可能です。しかし、NFTや仮想通貨の取引には資産を守るためのセキュリティ対策が必要です。安全な取引のためには基本的な対策は不可欠です。

以上のように、NFTは音楽業界においても手軽に参加できる新しいビジネスモデルを提供しています。これにより、アーティストはより直接的に収益を上げ、ファンはより密接な関係を築くことが可能になっています。

転売・二次販売が認められている【アーティストに収益!】

NFT音楽はブロックチェーン技術を活用しているため、誰がいつどこで何を購入したかの記録が公開されています。そのため、NFT音楽は従来のデジタル音源とは異なり、二次販売や転売が明確に認められています。

二次販売で著作権侵害の心配がない

一般的なデジタル音源では、所有者が音源を第三者に転売することは通常許されていません。しかし、多くのNFTマーケットプレイスでは、NFT音楽の二次販売が許可されています。このため、転売を通じて著作権を侵害するリスクがなく、安心して取引が行えます。

ロイヤリティがアーティストに還元

NFT音楽の特筆すべき点は、「ロイヤリティ」の仕組みです。これは二次流通(転売)が行われた場合に、アーティストがその収益の一部を受け取るシステムです。アーティストはNFTを作成する際にロイヤリティの割合を設定すれば、作品が二次販売された際に自動的に還元されます。

転売市場での収益もアーティストに

従来の音楽メディア(CDやレコード)では、転売市場での収益は基本的にアーティストには還元されません。しかし、NFT音楽では、転売時にもアーティストに収益が入るシステムが確立されています。これにより、アーティストは新しい収入源を得ることが可能となりました。

2023年の変化と注意点

2023年現在、一部のNFTマーケットプレイスではアーティストが得られるロイヤリティの割合が低下しています。そのため、アーティストは注意が必要です。一方で、この変化はNFT音楽を購入する側にとっては、手数料が少なくなったとも言えます。

NFT音楽は、アーティストとファンが双方にとってメリットのある新しいビジネスモデルを提供しています。アーティストにとっては新しい収益源として、そしてファンにとっては作品により深く関与する新しい形として現れています。この進化が今後どのような影響を与えるか、継続して注目すべきでしょう。

アーティストと直接取引可能

NFT音楽の画期的な特徴の一つは、アーティストとユーザーが直接取引できる点です。従来の音楽業界では、アーティストの作品は主にプロダクション会社やレコード会社を通じて市場に出され、これらの中間業者が大部分の利益を占めていました。その結果、多くのアーティストが業者による「中抜き」に苦しみ、十分な収益を得られていないケースも少なくありませんでした。

しかし、NFT(Non-Fungible Token)技術の導入により、この状況が大きく変わりつつあります。NFTはブロックチェーンを基盤にした技術であり、すべての取引履歴が透明にユーザー同士で管理されます。これによって、不正販売やコピーコンテンツのリスクが極めて低く、アーティストは仲介業者を介さずとも安全に作品を販売することが可能となりました。

その結果、アーティストはNFTプラットフォームでの手数料を除いて、ほとんどの収益を独占できるようになりました。更に、ユーザーと直接コミュニケーションが取れるため、ライブコンテンツの投げ銭機能やファングッズの交換など、新しいビジネスの展開も容易になります。

このように、NFT音楽はアーティストとユーザーが直接、効率的に取引を行える新しいビジネスモデルを音楽業界に提供しています。これは、多くの中間業者によって利益が「中抜き」されてきた従来の音楽ビジネスに対して、革命的な変化をもたらしています。

NFTでファンの新たなコミュニティーが生まれる

NFTは音楽業界において、アーティストとファンの新たな形式のコミュニケーションを可能にしています。従来の音楽ビジネスモデルでは、CDや音楽データの購入が主なファンとアーティストのインタラクションであり、その過程での直接的なコミュニケーションはほとんどありませんでした。

しかし、NFT音楽ではこの状況が大きく変わっています。アーティストはNFTを通して、特定のコレクターやファンに対してVIPチケット、限定版の音楽作品、コレクターズNFTなどの特典を提供することができます。これによって、アーティストとファンとの間に新しい形のつながりが生まれ、それぞれの関係性が深まる可能性があります。

加えて、NFTはSNSのライブ配信といった、クリエイターとファンが直接コミュニケーションを取る文化とも相性が良いです。その結果、よりパーソナライズされた体験や、深いエンゲージメントが生まれる可能性が高まります。

さらに、NFT技術は音楽だけでなく、その他のデジタルコンテンツにも適用可能です。ミュージシャンは自らのライブチケットやデジタルファングッズなどを、NFTマーケットプレイスで一元化して販売することができます。これにより、複数のプラットフォームで販売する手間が省け、より効率的なビジネス運営が可能になります。

総じて、NFT音楽はアーティストとファンがより密接にコミュニケーションを取る新しいアリーナを提供し、ビジネスモデル自体も多角化と効率化が進む優れたメカニズムと言えるでしょう。

NFT音楽/ミュージックの事例5選

NFT音楽/ミュージックの事例を5つ紹介します。興味あるNFTが見つかった方は、ぜひ本記事で紹介するNFTマーケットプレイスで購入を検討してみてはいかがでしょうか。

小室哲哉氏の音楽NFT

小室哲哉氏は日本の音楽シーンを牽引する著名なプロデューサーであり、数多くのヒット曲を手がけてきました。2021年にはこの業界でますます注目を集めるNFTを音楽に応用し、いくつかのプロジェクトを展開しています。ここでは以下の3つを紹介します。

イノフィスでの出品

2021年11月に、大手ラジオ局J-WAVEが主催するテクノロジーと音楽をテーマにしたクリエイティブフェスティバル「イノフェス」で即興制作した音源「Hills Roppongi」が、NFTマーケットプレイス「.mura(ドットミューラ)」でオークション形式で出品されました。価格は25万円〜50万円で落札されています。

「Internet for Everyone」のNFT販売

また、GMOインターネットグループのために制作した楽曲「Internet for Everyone」の一部がNFTとして販売されました。このNFTは、元の楽曲を「Stem5:Brass & Wood Winds」と「Stem6:Percussions」の二つに分け、それぞれがNFTマーケットプレイス「Adam by GMO」で30,000円からオークション販売されました。

その他のプロジェクト

小室哲哉氏はさらに、アルバム「JAZZY TOKEN」に未収録のデモ曲18作品をNFT化し、初回購入者には実物の「TK手書きTrack Sheet」をプレゼントするなど、独自の試みを行っています。オークションは3万円から始まり、落札価格は10万円前後、2023年4月時点で二次出品は15万前後の価格で取引されています。

このように、小室哲哉氏のNFTプロジェクトは、日本国内外で注目を集める音楽とテクノロジーの新しい可能性を示しています。有名アーティストの作品がNFTとして販売されることで、その価値はさらに高まる傾向にあり、今後もNFT音楽市場はますます目が離せなくなるでしょう。

SnoopDogg氏の音楽NFT

アメリカの有名ラッパー、Snoop Dogg氏はNFTを音楽ビジネスに積極的に活用しています。特に2022年3月にOpenSeaというNFTマーケットプレイスで「Dogg on it: Death Row Mixtape Vol. 1」というコレクションをリリースしました。このコレクションは、デジタルアートプロジェクトBAYC(Bored Ape Yacht Club)などの既存NFTに、アカペラ、インストゥルメンタル、リズムのみ、そしてフルソングの4パターンのデジタル音源を組み合わせた、非常にコレクション性のあるアイテムです。

このNFTは二次市場でも非常に人気があり、過去90日間で約10.18ETH(約200万円)の取引が行われました。さらに、Snoop Dogg氏は自身が所有するヒップホップレーベル「Death Row Records」をNFTレコードレーベルにする計画も明らかにしています。

また、Snoop Dogg氏はGala Gamesが開発する音楽プラットフォーム「Gala Music」で、アルバム「B. O. D. R (Bacc On Death Row)」を含む音楽NFTを出品。この「スタッシュボックス」と呼ばれるNFTは、当初5,000ドル(約58万円)で25,000個が販売されました。2023年4月時点では、OpenSeaで約2,600ドル(約35万円)の値がついています。

特筆すべきは、このNFTには単なる楽曲だけでなく、Snoop Dogg氏に関連する映像や楽曲の使用権などの特典も含まれています。さらに、17種類のアルバムをすべて所有するユーザーには、Snoop Dogg氏の自宅やコンサートへの招待といった、非常に豪華な特典が設けられています。

これらの事例から、Snoop Dogg氏はNFTと音楽の融合によって新しいビジネスモデルを築き上げていることがわかります。彼の活動は、音楽業界におけるNFTの可能性を広げる一例といえます。

イーロン・マスク氏の音楽NFT

イーロン・マスク氏は、テスラ社のCEOとして知られるだけでなく、仮想通貨市場においても大きな影響力を持つ人物です。彼は2021年3月15日に、自作のEDM楽曲をNFTとして販売するとTwitterで公表しました。この楽曲はNFTについて歌っており、それ自体がNFTとして販売されるという、非常にメタなアプローチをとりました。

この楽曲は、NFTマーケットプレイス「Valuables」でオークションにかけられ、110万ドル(約1億1,980万円)を超える入札がありました。ところが、マスク氏は後に「やっぱりこれを売るのは違う気がするので、やめておく」とツイートし、出品を取り下げました。

彼のこの行動は、仮想通貨市場の暴落を引き起こすほどの影響力を持つSNS発言と相まって、NFTと音楽の新しいビジネスモデルへの注目を高めました。特に注目すべきは、世界有数の実業家であるマスク氏自身が、NFT市場に明確な期待感を示している点です。

イーロン・マスク氏のNFT音楽の試みは、多くの人にNFTを一層認知させ、音楽業界における新しいビジネスモデルの可能性を広げる大きなきっかけとなりました。

Perfumeの音楽NFT

2021年6月に日本のテクノポップユニット、Perfumeは特別な記念としてNFTアートをリリースしました。このプロジェクトは、Perfumeが結成20周年とメジャーデビュー15周年を記念する一環として行われました。販売された場所は、Rhizomatiks社が運営するNFTマーケットプレイス「NFT Experiment」です。

このNFTは、振付演出家MIKIKOによる振付が特徴であり、Perfumeの3人が取る象徴的なポーズを3Dデータとしてキャプチャした映像作品です。さらに、環境への負荷を考慮してpolygon(ポリゴン)テクノロジーが採用されました。

最初のオークションでは、20,000 MATIC(約325万円)で落札されました。第二弾のオークションでは、8月18日から8月30日までの間に7作品が順次出品され、合計で32,500 MATIC(約560万円)で落札されました。

これらのNFTは、2020年に行われたオンラインフェスでのPerfumeのパフォーマンスを基にしており、パフォーマンス映像を3Dデータに変換して新たな視覚体験を提供しています。

Perfumeのこの取り組みは、音楽とデジタルアートがどのように組み合わさるか、そしてNFTが新しい収益モデルとしてどう活用できるかの優れた事例といえます。

SKE48やNMB48の音楽NFT

SKE48は、デジタルトレーディングカードとしてのNFTを積極的に取り入れています。2021年6月にリリースされ、NFTマーケットプレイス「Coincheck NFT」で販売されています。コンサートでのパフォーマンスやイベントでの姿を永遠に保存し、ファンと共有することができるこのデジタルトレーディングカードは、高い人気を集めています。

また、SKE48はブロックチェーンカードゲーム「クリプトスペルズ」ともコラボレーションを行っており、ゲーム内でNFTを活用することもできます。さらに、NFTマーケットプレイス「nanakusa」での2次販売も行われています。

これらのNFTカードには、固有の画像や音声、動画が含まれており、「NFTトレカ」として新しい形のコミュニケーションツールともなっています。

一方でNMB48もまた、2021年12月にNFTを活用したデジタルトレーディングカードをリリースしています。このNFTカードは、専用のNFTマーケットプレイスで購入することができます。

NMB48のNFTデジタルトレーディングカードの独特な特徴として、再生ボタンを押すとメンバーが動き出してメッセージを送ってくれる点が挙げられます。仮想通貨の知識が不要で、簡単なウォレット接続とクレジットカード決済で誰でも購入が可能です。

各カードにはシリアルナンバーが割り振られており、一つ一つのカードが独自の価値を持っているという証明も行われています。

SKE48とNMB48の音楽NFTは、新たな形でのファンエンゲージメントを可能にしています。デジタルトレーディングカードの形でリリースされたこれらのNFTは、音楽業界におけるブロックチェーン技術の多様な活用方法を示しており、今後さらに進化が期待されます。

NFT音楽/ミュージックの買い方【簡単5ステップ!】

ここでは、NFT音楽の購入方法をOpenSeaで購入することを想定して、5ステップで紹介します。

  • 【ステップ1】OpenSeaでほしいNFTの決済通貨と価格を確認する
  • 【ステップ2】仮想通貨取引所で決済用の仮想通貨を用意する
  • 【ステップ3】購入した仮想通貨をウォレットに送金
  • 【ステップ4】OpenSeaの会員登録とウォレット連携
  • 【ステップ5】NFT作品を探して購入する

購入方法はとても簡単ですので、本記事を読み終えた5分後にはNFT音楽を手に入れているかもしれません。順番に解説します。

【ステップ1】OpenSeaでほしいNFTの決済通貨と価格を確認する

OpenSeaは多くのブロックチェーンに対応したNFTマーケットプレイスであり、イーサリアムやDAIなど複数の仮想通貨が決済オプションとして用意されています。ただし注意点として、決済に使用する仮想通貨は購入者が自由に選べるわけではありません。出品者が事前に各作品で設定した決済通貨で支払う必要があります。

このため、NFT音楽作品を購入する際には、対応する決済通貨とその価格を確認するステップが必要です。例えば、一部のNFTはイーサリアムでしか購入できない場合もあるので、その情報は事前に調べておくことが重要です。

具体的には、OpenSeaのプラットフォーム上で目当てのNFT音楽作品を見つけたら、その商品ページに記載されている決済通貨と価格を確認します。イーサリアムが一般的な決済通貨とされていますが、その他の通貨での取引も増えているため、何が適用されているのか確認が必須です。特にイーサリアムを使用する場合は、ガス料も考慮に入れる必要がありますので、その点も確認しておきましょう。

【ステップ2】仮想通貨取引所で決済用の仮想通貨を用意する

NFT音楽作品を購入するには、ブロックチェーン上での取引が必須となるため、仮想通貨が必要です。特に、イーサリアム(ETH)は多くのNFT作品で決済通貨として使用されています。イーサリアムはメジャーな仮想通貨であるため、ほとんどの仮想通貨取引所で取り扱いがあります。信頼性と手数料を考慮して、自分に合った仮想通貨取引所を選びましょう。

【ステップ3】購入した仮想通貨をウォレットに送金

次に、仮想通貨をウォレットに送金する手続きが必要です。特にMetaMaskという汎用性の高いウォレットがよく利用されています。このウォレットはイーサリアムチェーンやPolygonチェーンなど、多くのブロックチェーンで対応しているため、NFT音楽の購入にも適しています。

宛先のアドレスを取得する

MetaMaskにログインします。
トップページ上部にあるアカウント名にマウスを合わせると、送金先となるアドレスが表示されます。
このアドレスは、仮想通貨を送金する際に必要となる重要な情報です。

送金先アドレスを登録する

LINE BITMAX(または他の仮想通貨取引所)にログインします。
送金画面で、先ほどMetaMaskで表示したアドレスを「宛先」として追加します。
注意: アドレスを入力する際、1文字でも間違えると資金を失ってしまいます。MetaMaskで表示されたアドレスは、隣にあるコピーマークをクリックしてコピーし、その後、LINE BITMAXの送金画面に貼り付けましょう。

イーサリアムを送金する

送金手順は以下のとおり。

  1. 登録したMetaMaskのアドレスを選択します。
  2. 送金するイーサリアムの数量を入力します。
  3. 確認ボタンをクリックして、送付数量やその他の詳細を確認します。
  4. すべて確認したら「送付を確定する」を選択します。

以上でMetaMaskへのイーサリアム送金が完了します。MetaMask以外のウォレットを使用する場合も、基本的な手順は同じです。OpenSeaなどのNFTマーケットプレイスは多くのウォレットに対応しているので、自分が使いやすいウォレットを選びましょう。

【ステップ4】OpenSeaの会員登録とウォレット連携

NFT音楽を購入するためのプラットフォームとして、OpenSeaは非常に一般的な選択肢です。
以下の手順で簡単にウォレットとOpenSeaを接続することができます。

  1. OpenSeaにアクセス: OpenSeaのウェブサイトにアクセスします。
  2. ウォレットのアイコンをクリック: OpenSeaのトップ画面右上にあるウォレットのアイコンをクリックします。
  3. ウォレット選択: 出てきた一覧から、自分が利用しているウォレット(この例ではMetaMask)を選択します。
  4. パスワード入力とロック解除: MetaMaskのパスワードを入力し、「ロック解除」をクリックします。
  5. ウォレットとOpenSeaの接続: 「MetaMaskを使用して接続」という文言が出たら、画面下の「次へ」をクリックします。次に「Account○○に接続」と表示されるので、「接続」をクリックします。
  6. 設定と署名: 右上の「作成」から「設定」を選択し、署名の要求が出たら「署名」をクリックします。
  7. ユーザー名とメールアドレスの登録: 次にユーザー名とメールアドレスを入力します。Bioは必須ではありません。
  8. 保存とメール認証: 全て入力できたら、一番下の「保存」をクリックします。その後、登録したメールアドレス宛に認証メールが届くので、「VERIFY MY EMAIL」をクリックして認証を完了します。

これで、OpenSeaでの会員登録とウォレットの連携が完了し、NFT音楽の購入が可能となります。

【ステップ5】NFT作品を探して購入する

最終ステップとして、NFT作品を探し出して購入しましょう。ここでは、主にOpenSeaプラットフォームを使った購入プロセスを紹介します。

  1. ジャンル指定: OpenSeaのトップページ右上にある「探検」から「音楽」ジャンルを選びます。すると、NFT音楽作品の一覧が表示されるので、気になる作品を探します。
  2. 詳細ページへ: 興味を持ったNFT音楽作品をクリックすると、詳細ページが開きます。このページには、購入に必要なイーサリアム(ETH)の枚数が表示されています。
  3. 購入オプション: 詳細ページで「Buy now(今買う)」をクリックします。購入確認画面が表示されるので、指示に従って「Complete Purchase(購入完了)」ボタンをクリックします。
  4. オークション形式: 一部のNFT作品はオークション形式で販売されています。この場合は、設定された価格で入札を行う必要があります。
  5. 仮想通貨で決済: OpenSeaでは日本円やその他の法定通貨は使えません。したがって、事前にイーサリアムなどの仮想通貨を用意する必要があります。

以上がOpenSeaを利用してNFT音楽作品を購入する基本的なステップです。OpenSeaは品揃えが豊富で、多くの独創的な音楽作品を発見し、そのデジタル資産としての醍醐味を堪能することができるので、初心者にもおすすめです。

NFT音楽/ミュージックを購入できるおすすめマーケットプレイス【6選】

NFT音楽のおすすめマーケットプレイスは以下の6つ。

  • OpenSea
  • Blur
  • GalaMusic
  • LINENFT
  • TheNFTRecords
  • .mura(ドットミューラ)

どこも魅力あるマーケットプレイスですので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。

OpenSea

OpenSea(オープンシー)はNFTの世界で言わずと知れた巨人です。2017年12月にサービスを開始して以来、100万人を超えるユーザーがこのプラットフォームを利用しています。特に、2021年8月の時点での流通総額は約3,650億円にものぼり、その規模は世界でも圧倒的に大きいです。

多種多様なNFTの取り扱い

OpenSeaはデジタルアート、ゲームアセット、メタバースアイテム、そしてもちろん音楽NFTまで、多種多様なNFTを取り扱っています。プラットフォームとしての知名度が高いため、出品される音楽作品も非常に多く、著名アーティストから新進アーティストまで幅広い。

誰でも出品・購入可能

一部のNFTマーケットプレイスでは、プラットフォームが承認したアーティストのみが作品を出品できますが、OpenSeaでは誰でも自由に音楽NFTを発行し、販売することができます。これは独自の音楽を持ちつつも、まだ知名度がないアーティストにとっても大きな魅力です。

マルチチェーン対応

また、OpenSeaはイーサリアムをはじめとする多くのブロックチェーン(Polygon、Solana、Avalancheなど)に対応しており、より多くのユーザーにアクセス可能です。

OpenSea Proでの拡張機能

2023年4月には、大量にNFTを購入するユーザー向けにOpenSea Proが公開されました。この新機能によって、170を超えるマーケットプレイスで取り扱うNFTを一元的に閲覧できるようになっています。

このように、OpenSeaはその規模、多様性、そしてアクセシビリティで音楽NFTの購入においても非常に優れたプラットフォームです。初心者からプロフェッショナルまで、幅広いユーザーがこのプラットフォームで音楽NFTを探し、購入することができます。

Blur

Blurは、NFT市場で急速に人気を集めているプラットフォームの一つです。その魅力は、複数のNFTマーケットプレイス(OpenSea、X2Y2、LooksRareなど)で取引されているNFTを一つのプラットフォームでまとめて購入・売却できる点にあります。

アグリゲーター機能

BlurはNFTアグリゲーターとして機能し、複数のマーケットからNFTを集めて表示します。これにより、ユーザーは複数のプラットフォームを巡回する手間を省き、効率的にNFTを探すことができます。

手数料0%で急拡大

手数料が0%という点も注目すべき特徴です。この低コストが多くのユーザーに支持され、2023年2月には業界大手のOpenSeaを取引量で上回るほどの人気を博しています。

Blurトークンとエアドロップ

さらに、Blur自身の独自トークン(BLUR)のエアドロップ(無料配布)を行い、その結果、プラットフォームはさらなる注目を集めています。

イーサリアムが必要

Blurを利用してNFTを購入する際には、仮想通貨イーサリアム(ETH)が必要となります。簡単に口座開設できる仮想通貨取引所として、GMOコインが推奨されています。

高い利便性とセキュリティ

Blurは購入だけでなく出品も可能であり、NFTの価格推移も直感的に把握することができます。これらの機能は、NFTのトレーダーにとって非常に使いやすいとされています。

以上のように、BlurはNFTを効率的に取引することができるプラットフォームであり、その手数料の安さと高い利便性で多くのユーザーから支持を受けています。音楽NFTを購入する際にも、Blurはおすすめのマーケットプレイスの1つといえます。

GalaMusic

Gala Musicは、ブロックチェーンゲーム企業Gala Gamesが2022年2月にローンチした音楽NFTに特化したマーケットプレイスです。このプラットフォームは、アーティストとファンを直接繋げる独自のエコシステムを提供しています。

アーティストとファンの相互利益

アーティストは、Gala Music上で自分の音源、アートワーク、ライブチケットなどのNFTを発行・販売できます。ファンはこれらのNFTを購入することで、お気に入りのアーティストを直接サポートできます。

楽曲の権利共有

また、音楽NFTを購入すると、楽曲の権利が共有されます。これは、対象の楽曲がGala Music Player上で再生されるたびに、NFTの所有者にも報酬が自動的に還元されるという仕組みになっています。これにより、アーティストは自分の楽曲が再生される度に収益を上げることができ、ファンも楽曲の成功に一役買って報酬を受け取ることができます。

仮想通貨GALAでの取引

取引には、Gala Gamesが提供する仮想通貨「GALA」が使用されます。仮想通貨GALAの詳細や取引方法については、専門の解説記事も参考にすると良いでしょう。

このように、Gala Musicは、音楽業界の新しいビジネスモデルを築くための革新的なプラットフォームです。アーティストとファンが共に利益を享受できるこの新しいエコシステムによって、音楽業界は次のステージへと進化していくことでしょう。

LINENFT

LINEが運営する「LINE NFT」は、特に日本市場において注目を集めているNFTマーケットプレイスです。ここでは、人気アーティスト西島隆弘氏をはじめ、多数の有名人や大企業が出品しているNFT作品を取引することができます。

主な特徴は下記の3点です。

  1. 仮想通貨や日本円でNFTを購入可能: LINE NFTでは、日本円や仮想通貨「LINK(LN)」を用いてNFTを購入することができます。LINKはLINE自身が提供するブロックチェーン「LINE Blockchain」の基軸通貨で、国内取引所「LINE BITMAX」で手に入れることができます。
  2. LINE独自のブロックチェーンが使用されている: LINE NFTは、LINE自身が開発した「LINE Blockchain」を使用しています。これによって、ブロックチェーンの知識が少ないユーザーでも安心して利用することができます。
  3. DOSI WalletでNFTを簡単管理: 一般的なウォレットのように複雑なシードフレーズや秘密鍵の管理が不要です。DOSI WalletはLINEアカウントと簡単に連携し、NFTを管理することができます。

他にもLINE NFTは、特に日本のユーザーにとって使いやすい点が多いです。LINEアカウントがあればすぐに始められ、LINE Payとも連携しています。さらに、手数料も不要で、初心者にも親しみやすい設計となっています。

このように、LINE NFTは、音楽NFTを始めとする多様なデジタルアセットを簡単に取引できるマーケットプレイスです。特に日本在住の方や、初心者の方には非常に取り組みやすいプラットフォームといえるでしょう。

TheNFTRecords

The NFT Recordsは、音楽業界に特化したNFTマーケットプレイスです。これは、この種の特化型マーケットとしては世界初の取り組みであり、東京に拠点を置く株式会社サクラゲートが手がけています。多様なエンターテインメント業界の専門家が参加しており、その専門性と広がりは注目に値します。

このマーケットプレイスでは、音楽だけでなくアート、写真などもセットで販売されています。これにより、特定のアーティストのファンは、そのアーティストに関連する多種多様なデジタルアイテムを一手に購入することができます。そのため、アーティストやファンにとっては、希少価値の高いアイテムが手に入る非常に魅力的なプラットフォームと言えます。

注目すべきは、商品は仮想通貨ではなく法定通貨、つまりクレジットカードなどで購入することができる点です。そして、購入したアイテムは「マイコレクション」ページで確認や楽しむことが可能です。NFTは原盤権や著作権を販売・譲渡するものではなく、アーティストまたはレーベル各社が権利を保有しています。しかし、購入したNFTには固有のシリアルナンバーが付与され、その商品を「所有」することができます。

さらに、The NFT Recordsは環境に優しい設計になっています。具体的には、電力消費が多い一般的なブロックチェーンネットワークのPoW(プルーフ・オブ・ワーク)というコンセンサスアルゴリズムを使用していないため、環境負荷を低減しています。

The NFT Recordsは、音楽とその周辺のデジタルアセットを一つのプラットフォームで提供する画期的なマーケットプレイスです。その多様な商品ラインアップと環境への配慮、そして多様な支払い方法が組み合わさり、新時代の音楽ビジネスモデルを形作っています。

.mura(ドットミューラ)

.muraは、音楽とアートワークに特化したNFTマーケットプレイスであり、音楽家と音楽ファンをつなぐ新しい形のコミュニケーションを提供することを目指しています。

.muraでは、デジタル音源とアートワーク(写真やイラストなど)のセットを基本単位として扱います。これにより、音楽作品の価値を多角的に表現することが可能です。

このプラットフォームで作品を最初に購入した人を「コモンズオーナー」と呼びます。コモンズオーナーは、出品者であるミュージシャンやアーティストから公式サポーターとして認定され、作品の拡散や流通に貢献することで収益の一部を得られる仕組みになっています。

そんな.muraは、リニューアルによって以下のような新しい機能が利用可能になりました。

  • 配信前の新曲を検索・視聴できる
  • 新曲の限定版NFTを購入できる
  • 楽曲NFTを”育てる”機能があり、Spotifyなどの再生数に応じてポイントが付与される

これらのポイントは、特典に利用することができ、また「ミューラコイン」と呼ばれる暗号資産に変換することも可能です。さらに、.muraはグローバルに楽曲を拡めるため、ミューラコインの上場による資金調達も検討しています。

.muraは、NFTという先端テクノロジーを用いて、音楽とアートの新しいビジネスモデルを構築しています。既存の音楽業界に新しい価値をもたらすこのプラットフォームは、アーティストとファン双方にとって多くの可能性と機会を今後も提供し続けていくことでしょう。

NFT音楽の課題と未来【NFT音楽を普及させる鍵も紹介!】

音楽のビジネスモデルの変遷を振り返ってみると、CD販売(所有)からダウンロード販売に変わり、1曲ごとでの販売が中心となりました。単価が下がり、アーティストの収入は減少したといわれています。新たな収入源として期待されるサブスクリプション(サブスク・定期購入)システムも、再生数に応じて収入が按分されるシステムのため、上位10%の人気があるアーティスト・ミュージシャンが全体の90%の収益を独占しているといわれることがあります。たとえば、マイナーなアーティストの曲を聞くためにサブスクに加入したユーザーがいたとしても、そのサブスク料金の大半が再生回数の多い他のメジャーなアーティストに支払われるといった事態になるのです。これが若手のアーティストを育てる土壌がなくなることにつながると問題視されています。

このような状況で、今注目のNFT音楽は音楽のビジネスモデルを大きく変えるポテンシャルがあります。今後、NFT音楽はアーティストの新たな収入源として活用される可能性が充分あります。さらに楽曲以外のNFT化も広まる可能性があります。たとえば、ライブなどのチケットをNFT化することで、偽造防止することだけでなく、チケットの転売でもアーティストが2次手数料を受け取る仕組みが可能かもしれません。

また、NFTはアーティストとファンの間のより密着したコミュニケーション手段として活用されるかもしれません。たとえば楽曲やライブチケットなどの音楽関連NFT保有者に対して、NFTの保有量に応じて投票権を配り、新曲の方向性やアルバムの曲順をファンによる投票で決定するといった活用方法が考えられます。このように、過去のライブのチケットに記念としての意味合い以上の価値が生じる可能性があることは、非常に面白い可能性を秘めているのではないでしょうか。

最後に今後NFT音楽を普及させるための鍵となるものを検証しましょう。
NFT音楽を普及させるには、「NFTを購入したい!」、「NFTを購入しなければダメだ!」といった購入の動機付けが必要不可欠です。NFTは所有者の証明に利用できても、コピー防止技術ではありません。そのため、たとえその音楽NFTの所有者でなくとも楽曲を再生できてしまうサービスも多く存在します。このような問題を解決するために、最近ではNFTの中に暗号化した音源を記録し、NFTの所有者だけが専用の再生プレーヤーを使用して音源を復元できるシステムが検討されています。つまり、「購入しなければ聴くことができない!」という状態になり、この制限はNFTを購入する動機付けの1つになるのではないでしょうか。

このような動機付けによりNFTを普及させることで、アーティストとファンが一体となり、より直接的なコミュニケーションを可能にするといったNFTならではの価値を提供することにつながります。結果として、サブスクリプション全盛により所有から利用へシフトした音楽業界・音楽のビジネスモデルが、NFTにより再び音楽を”所有”するビジネスモデルに回帰するきっかけとなるかもしれません。

【まとめ】NFTの特徴にあった匿名性のあり方を検討しよう

本記事では、NFT音楽とはどのようなものか、その仕組みや特徴と併せて詳しく解説しました。ポイントは下記の5つです。

  • ブロックチェーン技術による唯一無二の性質
  • 誰でも作成と販売をおこなうことができる
  • 転売・二次販売が認められている【アーティストに収益!】
  • アーティストと直接取引可能
  • NFTでファンの新たなコミュニティーが生まれる

また、小室哲哉氏やイーロン・マスク氏の音楽NFTなど具体的な事例も紹介したので、イメージを膨らませることができたのではないでしょうか。

NFT音楽は、ブロックチェーン技術を活用して音楽作品の唯一性と所有権を保証する新しいビジネスモデルです。この革新的なアプローチにより、アーティストとファンが直接つながり、より公平な取引が可能になります。

本記事ではNFT音楽の購入方法を5ステップで解説し、OpenSeaなどのおすすめマーケットプレイスも紹介しました。興味がわいた方は、ぜひこの機会にNFTの世界に足を踏み入れ、独自の音楽コレクションを始めてみてはいかがでしょうか。

Masa

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保険や投資などの金融分野、Web3.0、メタバース、暗号資産、NFT、DeFi、DAO、保険、投資などの分野に精通しています。株や暗号資産取引の豊富な経験に加え、保険業界でのITコンサルの勤務経験、AFP(ファイナンシャルプランナー2級)の資格も保有。知識や業務経験を元に信憑性のある記事を執筆する。
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